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2026年01月16日 14:34 更新

【第一印象は香りで変わる?】強すぎる香りは逆効果!? ビジネスと恋愛で異なる“好まれる香り”とは?

プリアンファはこのほど、20〜40代の男女を対象に、「香りと第一印象・コミュニケーションの関係性」に関する調査を行いました。

好印象と悪印象、それぞれの“香りの違い”とは

初対面の印象は、見た目や声のトーンなど、いくつかの要素が組み合わさって形づくられます。

その中で、“香り” が第一印象やその後のコミュニケーションに影響することもあります。

心地よい香りや苦手な香り……ビジネスや恋愛など、シーンによって好印象を与えるものはどのような香りなのでしょうか。

そこで実施された今回の調査。香りと第一印象・コミュニケーションの関係性について、その実態に迫っています。

第一印象はどこまで“香り”に左右される?

第一印象はどこまで“香り”に左右される?

はじめに、「香りが原因で相手の第一印象が良くなった/悪くなった経験」について尋ねたところ、以下のような回答になりました。

・「(良くなった経験も悪くなった経験も)どちらもある(39.8%)」
・「良くなった経験のみある(11.4%)」
・「悪くなった経験のみある(13.6%)」
・「ない(35.2%)」

良い印象と悪い印象の両方を経験している人が最も多い点から、香りは一方向に作用する要素ではなく、状況や相手との関係性によって評価が変わりやすいことがうかがえます。

良し悪しの振れ幅があるからこそ、香りは「印象を左右する繊細な要因」として捉えられているのではないでしょうか。

前問で「良くなった経験のみある」「(良くなった経験も悪くなった経験も)どちらもある」と回答した人に、「第一印象が良かった相手の“香りの特徴”」について尋ねたところ、「清潔感のある香り(石けん系・洗い立てを想起する香り)(44.7%)」が最も多く、「控えめな香り(38.9%)」「余韻が心地よく残る香り(33.5%)」と続きました。

上位に並んだ項目からは、強い主張よりも安心感や自然さが重視されている傾向が読み取れます。

香りそのものが前面に出るのではなく、相手の存在感を邪魔しない形で印象に残ることが、好印象につながっているようです。

また、「清潔感」や「控えめ」といった表現は、香りの種類だけでなく量や距離感も含めた評価である可能性があります。

香りは自己表現の手段でありながら、同時に相手への配慮が問われる要素であることが示唆されました。

では、個性のある香りと感じたのは、具体的にどのような香水なのでしょうか。

■“自己表現を感じる個性のある香り” と感じたのは、どのような香水ですか?
・ホワイトムスク(愛知県/20代/女性)
・フローラルやウッディなど、はっきりとした特徴があり、つける人の個性が表れやすい香水だと思います(東京都/20代/男性)
・ローパケンゾープールオム(山口県/20代/男性)
・ブルガリ プールオム(東京都/40代/女性)
・Diorで甘い香り(京都府/40代/男性)

このことから、「自己表現を感じる香り」が必ずしも奇抜さや強さだけを指しているわけではないことがうかがえます。

「ホワイトムスク」や「ブルガリ プールオム」のように、比較的認知度が高く定番とされる香水名が挙がっている点は、香りそのものの個性だけでなく、「誰がどう身にまとうか」によって個性が成立している可能性を示しています。

甘さや力強さといった方向性は回答者ごとに異なるものの、共通しているのは「その人らしさと結びついて記憶される香り」である点であり、個性のある香りとは香水単体の珍しさではなく、使用者との一体感によって評価されていると言えるのではないでしょうか。

「第一印象が悪かった相手の“香りの特徴”」

前問で「悪くなった経験のみある」「(良くなった経験も悪くなった経験も)どちらもある」と回答した人に、「第一印象が悪かった相手の“香りの特徴”」について尋ねたところ、「汗・タバコ・生活臭などと混ざった香り(64.0%)」が最多となり、「強すぎる香り(香水などのつけすぎ・残り香が重い)(57.5%)」「自分の好みと合わない香り(29.7%)」と続きました。

上位項目には、香りそのものの好み以前に、清潔感や距離感に対する違和感が強く表れています。

とくに「混ざった香り」や「強すぎる香り」は、本人の意図とは異なる印象を与えてしまう可能性が高いと考えられます。

良い印象の項目で挙がった「控えめさ」と対照的であり、香りの評価は量や環境との相互作用に大きく左右されることがうかがえます。

香り選びだけでなく、使い方や場面意識が重要であることを示す結果といえるでしょう。

香りが変える“関係性”―ビジネス・恋愛でのリアルな影響

香りが変える“関係性”―ビジネス・恋愛でのリアルな影響

「以下の“香り”は、ビジネスシーン/デートシーンのどちらで好印象につながると思うか」について尋ねたところ、以下のような回答になりました。

【ビジネスシーンで好印象】
・「控えめな香り(72.7%)」
・「清潔感のある香り(石けん系・洗い立てを想起する香り)(67.2%)」
・「透明感のある香り(65.1%)」

【デートシーンで好印象】
・「色気を感じる香り(ムスク系など)(82.1%)」
・「ほのかに甘い香り(バニラ・フローラルなど)(80.1%)」
・「自己表現を感じる個性のある香り(72.1%)」

ビジネスシーンとデートシーンで好印象とされる香りが明確に分かれた点は、香りが場の目的や求められる関係性に応じて使い分けられていることを示しています。

ビジネスシーンでは、相手に余計な負担や主張を与えない「控えめさ」や「清潔感」「透明感」が重視されており、信頼や安心感を損なわないことが判断基準になっているようです。

一方、デートシーンでは「色気」や「甘さ」、「個性」といった情緒的な要素が上位に挙がっており、相手との距離を縮めたり、印象に残ったりすることが期待されていると考えられます。

同じ香りでも評価が変わる背景には、香りが自己表現であると同時に、相手との関係性を調整するコミュニケーション手段として機能している実態があると言えるでしょう。

「相手の“香り”が理由で恋愛対象としてアリ/ナシが変わったことがあるか」

「相手の“香り”が理由で恋愛対象としてアリ/ナシが変わったことがあるか」について尋ねたところ、「ある(37.7%)」と回答した人が一定数見られました。

一定数が、相手の香りをきっかけに恋愛対象としての判断が変わった経験を持っている点から、香りが感情や関係性の入り口に影響を及ぼしていることがうかがえます。

会話や性格を深く知る前の段階では、香りは相手の清潔感や価値観、生活スタイルを想起させる要素として受け取られやすいのかもしれません。

一方で多数派ではない点から、香りは決定的な条件というより、好意を後押ししたり抑制したりする補助的な判断材料として機能していると捉えることができそうです。

前問で「ある」と回答した人に、「相手の“香り”がきっかけで、“話しかけてみる”など行動に移してみたことはあるか」については、約半数が「ある(49.5%)」と回答しました。

約半数が、相手の香りをきっかけに行動へ移した経験があると回答していることから、香りが人の背中を押す要因として機能している可能性がうかがえます。

香りは視線や言葉のように直接的ではないものの、安心感や親しみやすさを無意識に伝えることで、相手への心理的な距離を縮めているのかもしれません。

また、「話しかけてみる」という行動は小さな一歩でありながら、関係性の変化につながる重要な起点でもあります。

そのきっかけとして香りが作用している点は、香りが印象形成にとどまらず、実際のコミュニケーション行動にも影響を与えていることを示していると言えるでしょう。

では、具体的にどのような行動をしたことがあるのでしょうか。

■どのような行動をしたか、具体的なエピソードがあれば詳しく教えてください
・自分の好みの匂いで落ち着く匂いがしてそれを相手に伝えた(岐阜県/20代/女性)
・職場の打ち合わせで近くに座った相手から、強すぎない石けんのような清潔感のある香りがして、自然と好印象を持ちました。話していても不快感がなく、「この人なら話しかけやすそうだな」と感じ、休憩時間にこちらから雑談を振ったのがきっかけで、その後は業務以外の会話もするようになりました(大分県/20代/女性)
・何の柔軟剤を使っているか聞いたことがある(千葉県/40代/女性)
・その香りを自分でも試したくなり、教えてもらった。(大阪府/40代/男性)
・声をかけて、香水の名前を聞いた(大阪府/40代/男性)

具体的なエピソードからは、香りが会話を始めるための自然なきっかけとして機能している様子が見て取れます。

柔軟剤や香水の名前を尋ねたり、好みであることを伝えたりする行動は、相手への関心をさりげなく示す手段として使われているようです。

また、職場での事例では、強すぎない清潔感のある香りが安心感につながり、「話しかけやすそう」という印象を生んでいることがうかがえます。

香りは行動を直接促すというより、心理的な距離を縮め、自然なコミュニケーションの入口をつくる役割を果たしていると言えるでしょう。

他と被らない“自分らしさを表現する香り”がもたらす、つながりと自己表現

他と被らない“自分らしさを表現する香り”がもたらす、つながりと自己表現

「他と被らない“自分らしさを表現する香り”に価値や魅力を感じるか」について尋ねたところ、約6割が「とても感じる(14.4%)」「やや感じる(41.6%)」と回答しました。

このことから、香りを単なる身だしなみではなく、自己表現の一部として捉えている人が一定数いることがうかがえます。

周囲との調和を意識しながら、さりげなく自分らしさを伝えたいという意識が、多くの人に共通している可能性が考えられます。

「“自分の好みの香り”と“客観的に好印象な香り”は、どのくらい一致していると思うか」について尋ねたところ、6割以上が「ほぼ一致している(自分の好きな香りは、他の人にも好まれると思う)」「ある程度一致している(好きな香り=好印象とは限らないが、近いことが多い)」と回答しました。

個性を表現したいという意識と、周囲からどう見られるかへの配慮が共存している様子がうかがえます。

完全に一致していると考える人は少数であり、多くの人が「好み」と「好印象」の間に微妙なズレを感じているようです。

この結果は、香りが自己満足に留まらず、対人関係の中で調整される要素として認識されていることを示しています。

調査概要

「香りと第一印象・コミュニケーションの関係性」に関する調査
【調査期間】2025年12月16日(火)〜12月17日(水)
【調査方法】PRIZMA( https://www.prizma-link.com/press )によるインターネット調査
【調査人数】1,009人
【調査対象】調査回答時に20〜40代の男女と回答したモニター
【調査元】プリアンファ( https://preanfa.jp/
【モニター提供元】PRIZMAリサーチ


プリアンファ
https://preanfa.jp/company/profile.html

(マイナビ子育て編集部)

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