内転筋を伸ばすストレッチ|ガチガチの内ももでも伸ばせるおすすめの方法をご紹介
内転筋(ないてんきん)のストレッチの方法を紹介します。スポーツなどをしていないと、内転筋を日常生活で意識することは少ないのではないでしょうか。ストレッチに慣れていないと、伸ばしにくい筋肉でもあります。効果的に伸ばせるおすすめのやり方を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
内転筋をストレッチすべき理由
ストレッチで柔軟性を保つことはどの筋肉にとっても大切なことですが、内転筋は特にストレッチを意識したい筋肉といえます。
内転筋とは
「内転筋」といっても単一の筋肉ではありません。股関節の内転(足を内側に閉じる動作)にかかわる筋肉の総称で、わかりやすく言うと、内ももの筋肉です。恥骨筋、短内転筋、長内転筋、大内転筋、薄筋の5つからなり、股関節内転筋群と呼ばれることもあります。
内転筋群は骨盤につながっており、足を動かすときに骨盤を安定させることが主な作用です。また、スクワットの動作をするようなときには股関節の安定性のために働いています。実際、スクワットをすると内ももの筋肉を使っているのが感じやすいのではないでしょうか。
内転筋ストレッチのメリット
内転筋は日常動作ではあまりストレッチされない部分であり、特に座った状態でいる時間が長いと硬くなりやすい筋肉です。そのため意識的にストレッチしてあげることが大切。
内転筋をストレッチすることで第一には骨盤の安定性を高めることができます。また、股関節の可動域が広がるため、運動時のパフォーマンスの向上にもつながるでしょう。ストレッチには血流をよくする効果もあるので、座りっぱなしで下半身の冷えを感じている人にも、内転筋のストレッチはおすすめといえます。
内転筋ストレッチのおすすめ4選
内転筋(内もも)を伸ばすためのストレッチメニューをピックアップしました。今まで内転筋のストレッチをしたことがない人でもチャレンジしやすい方法もあるので、参考になる動画があるか、チェックしてみてくださいね。
1.15分かけて伸ばすストレッチ
じっくり15分かけて内転筋群をストレッチしていく動画です。開脚をめざしている人にもおすすめの内容となっています。
動画作成:ヒロレッチchannel/松下広敬さん
2.ストレッチとエクササイズのセット
こちらはヨガのポーズでのストレッチとエクササイズがセットになったメニュー。効率的に内ももを引き締めたいという人におすすめです。
動画作成:anri yoga さん
3.かなり硬い人向けのストレッチ
内ももの筋肉を伸ばす方法を丁寧に解説してくれます。内ももがすごく硬いという人は、まずこちらのストレッチから試して、内転筋を伸ばす感覚を得るのも1つですよ。
動画作成:身体の硬い人の為のヨガスタジオ顔晴るジム さん
4.10分でできるストレッチ
こちらは、5つの種類のストレッチで内ももを伸ばす動画です。立ったまま伸ばしたり、膝をついて伸ばしたり、姿勢を変えてアプローチしていきます。
動画作成:GENRYUチャンネル さん
まとめ
内ももの筋肉である内転筋は、日常で硬くなりやすい部分です。習慣的なストレッチで柔軟性を保ってあげるとよいですよ。はじめのうちは伸びなくてつらいかもしれませんが、無理のない範囲で続けていくと、軟らかくなっていくのを実感できるはずです。
(文:マイナビ子育て編集部)
※画像はイメージです
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