
元NMB48三秋里歩さん「地獄のつわり」を経験。夫・しゅんPさんは「見守るしかない」
元NMB48メンバーでタレントのりぽぽこと三秋里歩さんが、壮絶なつわり体験をYouTubeで明かしています。
地獄のつわり

りぽぽさんは、2020年11月にお笑い芸人で医師のしゅんしゅんクリニックPさんと結婚。今年2月にInstagramで、現在第一子を妊娠しており、夏頃に出産予定だと報告しました。
YouTubeの最新動画にしゅんしゅんクリニックPさんとともに登場し、妊娠初期の「地獄のつわり」について明かしたりぽぽさん。
妊娠5週目くらいから、熱っぽさ、吐き気、嘔吐、食欲不振、めまいといった症状を感じるようになり、「寝て起き上がれない」状態になってしまったそう。体重もひどく減少してしまったため、妊婦検診では入院の可能性も指摘されましたが、なんとか入院は免れ、点滴をして徐々に落ち着いていったといいます。
りぽぽさんの場合、つわりのときでも食べやすいといわれている酸っぱい食べ物はNGで、りんごジュースなら飲めたとか。ひどいつわりのせいで食欲がわかなかったそうですが、YouTubeの大食い動画を見ると、不思議と食欲が出てきたそうです。妊娠初期はよく「3時のヒロイン」のかなでさんの大食い動画などを見ていたとのこと。
食べられないものが多い中、水分が多いものなら比較的食べやすかったそうで、「きゅうりとツナとマヨネーズを混ぜたサラダ」やいちごをよく食べていたというりぽぽさん。昔は嫌いだったサラダも、妊娠を機に急においしく感じるようになったといいます。突然の味覚の変化も、妊娠中のあるあるですね。
お腹が空くとパニックに……
その後、つわりの種類は食べづわりに変化し、「それもそれでめちゃくちゃつらくて」というりぽぽさん。空腹で夜中に4〜5回目が覚める日が続き、お腹が空くとパニックになって泣きそうになるほどだったとか。「食べたら食べたで気持ち悪くなるし、食べなくても死にそうな気分になる」とも明かしており、かなり壮絶だったようです。
そんなりぽぽさんを間近でみていたしゅんPさんは、つわりの時期の夫の役割について「旦那的にも難しい」「どうしたらいいかわからなくて見守るしかない」と発言。
吐き気でトイレにこもっていたりぽぽさんの背中をさすってあげたところ、背中をさすられたことで余計に気持ち悪さが増してしまったりぽぽさんに、「触らんといて!」と拒否されたことがあったそう。
良かれと思って背中をさすったのに拒否され、落ち込んでしまったというしゅんしゅんクリニックPさんは、その後ひたすら見守る姿勢に徹したそうです。しかし、りぽぽさんとしては「大丈夫?」「水いる?」と声をかけるなどの配慮が欲しかった様子。妊娠中、特につわりの時期は、妻はどんな状態で夫に何をしてほしいのか、夫婦で共有することが大切ですね。
ただ、思わず笑顔になった瞬間もあったそうトイレにこもって吐いていた時期、トイレ内で倒れるように寝てしまっているりぽぽさんのそばに行ったしゅんPさんは、「大丈夫?」としゃがみこんだ瞬間に放屁。このときは、ひたすらツラかったりぽぽさんも、少し笑顔になったそうです。
つわりの症状は軽減できるの?
つわりの症状には個人差があるうえ、1人目と2人目の妊娠時で症状が違うこともあります。また、ほとんど吐き気を感じない人もいれば、食欲がなく1日中吐き気に悩まされる人もいます。
つわりの時期は食べられるものが限られることも多いですが、欧米ではショウガとビタミンB6の摂取が「つわり軽減」に効果が期待できるとして知られています。
ショウガは、辛み成分や香り成分が消化管の働きを調整して、つわり軽減に働きかけると考えられています。妊婦の摂取量は1日2000mgまでという報告もあるので、おろしショウガならティースプーン1杯、ショウガエキスなら2mlが目安になります。
ビタミンB6はアミノ酸、脂肪酸、糖などの代謝を調整する働きを持つことから、つわりが軽減されると考えられ、バナナなどの果物、魚、鶏肉、ジャガイモなどに豊富に含まれています。つわり中は食べやすいもの、飲みやすいものを摂ればOKだといわれていますが、無理のない範囲でこれらの食品や栄養素を取り入れてみるのもいいですね。
ただし、水分すらとれない、体重が大幅に減っているという場合は、脱水や妊娠悪阻の可能性もあるため、かかりつけの産院に相談しましょう。