教育
2022年05月22日 14:32 更新
うろうろ&そわそわする子、解決のカギは「上手なエネルギー発散」にあった!『子育て言い換え事典』vol.3
「じっとしていられない」「集中力が続かない」こんな育児シーンに遭遇したら、子どもにどのような声かけをしたらよいのでしょう。『みんなの自己肯定感を高める 子育て言い換え事典』(KADOKAWA)より、親子が幸せになれる声かけ方法をご紹介します。
目次
【落ち着きがない】レストランや学校でうろうろ、そわそわする子へ
落ち着きがない子への声かけのポイントは、”エネルギーをどう発散させるか”
親がじっと座っていてほしい場面でも、動きたくて仕方がなかったり、そわそわしてまったく集中できなかったりする子がいます。そんな子どもに「じっとして!」「落ち着きなさい」と声をかけても、本人は動きたいと思っているわけですから、ほとんど効果がありません。
落ち着きがないことは短所だと捉えられがちですが、実はありあまるほどに「エネルギーがある」ことの裏返しでもあります。このような子どもは、好きなことや夢中になれるものが見つかれば、ぐっと集中して、すばらしい力を発揮します。「あの子、すごいね」と周囲を驚かせるような成長を見せることも多いです。
もしも授業中に落ち着きがない子を見つけたら、私は、積極的にその子に質問します。「これ、どう思う?」「〇〇について、どう考えた?」と質問し、その子の意識を“質問に答えること”に集中させるのです。話すことはエネルギーを放出する効果があり、参加意識も芽生えます。
親御さんが声かけをする場合も同様に、お子さんが興味を持ちそうな質問、注意を喚起するような問いかけをし、たくさん話をさせましょう。ありあまっているエネルギーをどう発散させるか、が重要なポイントです。
落ち着きがないことは短所だと捉えられがちですが、実はありあまるほどに「エネルギーがある」ことの裏返しでもあります。このような子どもは、好きなことや夢中になれるものが見つかれば、ぐっと集中して、すばらしい力を発揮します。「あの子、すごいね」と周囲を驚かせるような成長を見せることも多いです。
もしも授業中に落ち着きがない子を見つけたら、私は、積極的にその子に質問します。「これ、どう思う?」「〇〇について、どう考えた?」と質問し、その子の意識を“質問に答えること”に集中させるのです。話すことはエネルギーを放出する効果があり、参加意識も芽生えます。
親御さんが声かけをする場合も同様に、お子さんが興味を持ちそうな質問、注意を喚起するような問いかけをし、たくさん話をさせましょう。ありあまっているエネルギーをどう発散させるか、が重要なポイントです。
短所と長所のとらえ方
自己肯定感を高めるワンポイント
落ち着きのない子どもは、人一倍エネルギーを持っています。エネルギーが体中に満ちているのに発散場所がないため、うろうろしたり、いろいろなものを見たりして分散させているわけです。
そのような子も、クラブ活動や趣味などエネルギーを発散できる場所を見つけると次第に落ち着いていきます。部活や趣味を2つ3つと複数掛け持ちしても、パフォーマンスが下がらないのも、このような子の特徴です。
ポイント
好きなことで思いきりエネルギーを発散できる時間や環境を用意する
そのような子も、クラブ活動や趣味などエネルギーを発散できる場所を見つけると次第に落ち着いていきます。部活や趣味を2つ3つと複数掛け持ちしても、パフォーマンスが下がらないのも、このような子の特徴です。
ポイント
好きなことで思いきりエネルギーを発散できる時間や環境を用意する
(石田勝紀(教育家)、カワグチマサミ(漫画家)『みんなの自己肯定感を高める 子育て言い換え事典』(KADOKAWA)より一部抜粋/マイナビ子育て編集部)
書籍『みんなの自己肯定感を高める 子育て言い換え事典』について
大人の前で自分の気持ちを上手に話せない
ゲームや動画に夢中になってしまう
口答えや言い訳ばかり言う
このような育児シーンに遭遇したとき、子どもにどのような声かけをしていますか。
親の言葉が知らず知らずのうちに子どもの心を傷つけ、自己肯定感を下げてしまっていることがあります。
そしてそれは親自身の自己肯定感も下げてしまい、家族全員がマイナスの方向に向いてしまうことにもつながります。
これまで5万人以上の生徒を指導し、全国でママカフェを主宰して様々な悩みや相談に応えてきた教育家・石田勝紀さんが子どもへの適切な声かけを「場面別」「性格別」にわかりやすく解説!
つい言ってしまいがちが「ネガティブワード」を「ポジティブワード」に言い換える方法を、具体的なシーンと合わせてご紹介します。