【ママ調査】育児と仕事を両立したい! 先輩ワーママに理想の職場環境について聞いてみた #プレママ1年生
出産後に気になるのが、いずれ迎える職場復帰のこと。育児と仕事を両立するために、できれば職場がもっと働きやすくなってほしい……。でも、ワーママにやさしい職場環境ってどんな環境? 先輩ママたちの理想の職場を調査してみました。
リモート&在宅ワークができること
出産後、微熱はあるけど子どもは元気、ということはよくあること。37.5度以上の熱があるときは、保育園に子どもを預けることはできません。もしリモートワークが可能なら、在宅で子どもの様子を見ながら働くこともできますね。
リモートワークができない職種を除き、もし出社せずとも働ける職種なら、ぜひ経営陣には在宅勤務を検討していただきたいですね。リモート会議なら出張しなくても参加できますし、経費の削減になるのでは? 介護をしている世代の社員にもメリットがある働き方ですね。
社内の雰囲気づくりが大事!
誰にでも使いやすい制度やルールをつくることも大事ですが、制度があるだけでは利用が進みません。「積極的に制度を利用しよう!」という雰囲気作りも重要です。
制度を導入することで、国から助成金が出るなど、会社全体にもメリットがあります。ワーママだけではなく、独身社員も子どものいない社員も、状況に応じて全員が自由に働き方を選べる環境になれば、みんながハッピーになれます。全方向に配慮した制度づくりと空気づくりを!
お互いをフォローできる業務体制を!
ママは時短で帰っても、いつも深夜になるまで帰れないパパがいれば、子育ては結局ワンオペに。「保育園からの急な呼び出しは、いつもママが対応している」という家庭も少なくありません。
特定の誰かに負担が偏ってしまう状態では、職場の雰囲気も悪くなり、ワーママへの風当たりも強まります。病気や家族の事情で休まなくてはならない状況は、誰にでもあり得ること。欠員が出たら回らない綱渡り状態、という状況は上司や経営陣に改善してほしいものです。
子どもを預けられる環境づくり
女性が多い職場では、社内託児所を設置しているところも増えています。育児をしながら働きやすい職場環境は、結果的にノウハウのある人材に長く勤めてもらえるため、企業にとってメリットが大きいですよね。家族の助けが得られにくい、シングル家庭にもありがたい環境です。少子化対策としても、子どもを預けやすい環境は重要。国や自治体レベルで考えてほしい問題です。
仕事量を調整する
給与はなかなか上がらないのに、なぜか仕事量が増えている……。なにかがおかしい! と思っている人も多いのでは?
新型コロナウイルスの流行で、リモートワークが普及したり、遠方の人との打ち合わせがオンラインで可能になった半面、仕事のペースが上がって仕事の全体量も増えています。でも、ワークライフバランスを優先して仕事量を減らすとお給料が減ってしまうジレンマ。
仕事量が減って給料が上がればみんな幸せになれるのですが……。これが本当に理想の環境ですね!
まとめ
今回は、育児と仕事の両立を実現するためのよりよい職場環境についてのアンケートでしたが、働くママだけを優遇してほしいわけではありません。さまざまな希望が実現すれば、子育てをしていない人にとっても休みやすく、働きやすい環境になるはず。現在妊娠中のママたちも復職後に希望が持てるように、経営者のみなさんにはぜひ改革を進めていただきたいものです!
マイナビ子育て調べ
調査日時:2022年3月2日~3月26日
調査人数:151人(22歳~40代までのママ)
(マイナビ子育て編集部)