「はた親」のリアルを可視化! 1,000人超の声から生まれた“人生戦略書”『働く親のためのサバイバルガイド』が誕生
仕事と家庭の両立は当たり前。でもその実態は個人の努力に依存する過酷な「サバイバル」です。With Midwifeから、1000人超の声からしんどさを“仕組み”で救う新刊『働く親のためのサバイバルガイド』を3月5日発売(2月16日より予約開始)しました。4月の復職を前に、根性論ではない「人生戦略」を提案します。
同書は、現代の子育てと仕事の両立に奮闘する「はた親(働く親)」のリアルを、1,000人超の声をもとに可視化し、日々のしんどさを“仕組み化”によって軽くするための「人生戦略書」。
育休復帰者が増える4月を前に、当事者である働く親に加え、復帰者を迎える人事担当者や上司が読むことで、社内の両立支援の具体策を検討・強化する一助となることを目指しています。
※「はた親」は、働きながら子育てに向き合うすべての親を指す、同書発の呼称です。
なぜ『働く親のためのサバイバルガイド』が必要か?
この10年で、女性活躍推進法(2015年)をはじめとした制度整備や、働き方改革(2018年)による労働時間管理の厳格化、さらに改正育児・介護休業法(2022年)による育児休業取得の後押しなど、働きながら子どもを育てることを前提とした社会制度は急速に整いつつあります。
一方で、制度が進むほど「両立できるはず」という空気は強まりますが、実際の家庭運営や乗り越え方の“ノウハウ”は当事者に委ねられがちです。
とりわけ4月前後は育休からの復帰者が増える一方で、その乗り越え方は集約化されておらず、家庭も職場もSNSや友人の経験則だけで回ってしまい、正解が見えないまま日々の意思決定を迫られる状況が生まれやすい時期と言えます。
このような状況が続いた結果、しんどさが個人の努力で抱え込まれ、孤立や夫婦の摩耗、キャリア不安へとつながるケースも少なくありません。だからこそ「必要なことは、気合いではなく、再現性のある“仕組み”の作り方」だと同社は指摘しています。
同書では、この10年で急速に変化した「働きながら子育てもする」時代の中で、“もがいてきた先輩はた親たちの声(1,000人超)”と、“株式会社With Midwifeが専門職として支援してきた知見を一冊にまとめる”ことで、これから両立を始める人、そして今まさに両立の渦中にいる人の「救い」になることを目指しています。
同書が“はた親”に届けたいもの
同書が提供するのは、「両立をがんばる方法」ではなく、両立のしんどさを“仕組み化”や“マインドセット”、“プランニング”によって軽くし、家庭と仕事の意思決定を前に進めるための具体的な「人生戦略」。
1,000人超のはた親の声から共通するつまずきポイントを抽出し、乗り越え方を再現可能な形で整理することで、もし苦しむはた親の近くに信頼できる友人や親族がいなくとも、自分たちに合った航路を描けるよう設計しています。
また、同社がこれまで法人向けに提供してきた両立支援の知見をもとに、当事者だけでなく「迎える側(人事部や上司)」にも役立つ視点を盛り込みました。復帰者の不安や家庭内の摩耗は、個人の問題ではなく、職場の設計やコミュニケーションの質にも左右されます。
同書は、上司・人事が“何を理解し、どう関わると支援が進むのか”まで落とし込み、社内の両立支援を具体策として実装するためのヒントも提示します。
なお、With Midwifeでは働く親向けオンライン両親学級「OYA WORK」を運営しており、復職後の生活や働き方を具体的にイメージできる支援設計や、育児と仕事の両立における多様な選択肢を提示している点、無償でありながら高い専門性を備えた情報提供を行っている点などが評価され、「BabyTech® Awards 2025-26」優秀賞を受賞しています。
同書は、こうした現場の声と専門職の伴走支援から培った知見を、より多くの「はた親」に届く形へと編み直したもの。「これから両立を始める人にも、いま渦中にいる人にも、そして支える側にも“今日からできる”一歩を届けたい」としています。
同書の特徴(込めたこだわり)――忙しい人ほど読める、“はた親”の航海図
同書は、子育てと仕事の両立を「航海」にたとえ、日々のタスクに追われる中でも、いま自分がどの海域にいて、どんな判断が必要なのか、“状況の整理”と“選択の軸”を持てるように構成しています。
まず重視したのは、忙しい毎日で役立つ実務的なノウハウです。妊娠中体調が崩れた時の対応、育児休業等に関わる法制度やおすすめの取得方法、業務引き継ぎや保育園探しのコツ、復職後の子どもの体調不良への対応方法など、目の前の「困った」に効く知恵を、すぐ使える形で詰め込みました。
そのうえで同書は、単なる対症療法にとどまらず、復職期、いや妊娠期から先の暮らしを見通しながら「中長期の航路」として、いま何を選ぶかを考えられる“人生戦略書”として編んでいます。
また、中長期の選択には、自身の内省や家族との対話も欠かせません。しかし忙しい時期にそれを一気に求めるのは現実的ではないため、読者の負担にならないよう、必要なタイミングで、必要な分だけ“思考や対話”に進めるように配置しました。
読み進めるほどに自然と考えや対話が生まれ、少しずつ航海の精度が上がっていく——そんな体験を目指しています。
さらに、忙しい中で読むこと自体がストレスにならないよう、文章や情報量の密度、リズムにも幾度となく工夫を重ねました。その工夫を支えているのが、イラストレーターのOkutaさんの存在です。
Okutaさんは「くすっと笑えるような、人と動物のゆったりした日常」を描く作風で知られ、張りつめがちな両立のしんどさを、ふっと緩めてくれる温度があります。
筆者が、「伝えたいけれど、難しさが増してしまう」と葛藤していた時に、偶然の出会いがあり、今回のコラボが叶いました。読者が自分を責めずにページをめくり続けられるよう、同書ではOkutaさんのイラストに加え、Okutaさんが手がけた漫画も収録し、重いテーマを「やさしく手渡す」世界観をつくっています。ぜひ、その視点でも楽しんではいかがでしょうか。
【重要】4月前に届けたい理由ーなぜ、いま届けたいのか?
同書は、育休からの復帰者が増える4月の前に届けることを目指し、制作を急ぎました。
4月は、0歳児の入園が比較的しやすい時期であることから保育園入園が集中しやすく、また多くの職場では3月が決算月となるため、人事異動や組織体制の変更に合わせて4月に復職するケースは多く見られます。
家庭側でも職場側でも環境が大きく変わるタイミングであり、1年の中でも特に両立の「つまずき」を感じる人が多い時期といえます。だからこそ、復職後に慌てて対処するのではなく、復職のひと月前から“基盤づくり”をしておくことで、両立の“失敗体験”を大幅に減らすことができます。
同書を、復職前に読んでおくことで、生活導線や役割分担、夫婦の合意形成などを整え、復職後の負荷を軽くする一助となることを目指しています。
また、4月は新生活による疲労に加え、感染症の流行が家庭運営に直撃しやすい時期でもあります。同書では、最新の感染症カレンダーや、家庭内感染を防ぐための具体的な工夫も紹介しており、医療者である著者としても、特におすすめしたい内容です。
体調不良が連鎖すると、仕事・育児・家事のバランスが一気に崩れやすいため、事前に備えることが重要です。
著者・岸畑聖月氏の想い
本書を書きながら、何よりも真っ先に、そして何度も伝えたかったことは、「あなたの命と、そこにある小さな命を、今日まで守ってきてくれてありがとう」ということです。
このサバイバルガイドは、「働くことと育児の両立」が少しでも楽になるよう、知識と経験を詰め込みました。でも、すべてを吸収しようとしなくて大丈夫です。できることから、焦らず、正解にこだわらず、あなた自身のペースで目標を描き、修正し、パートナーとともに、できることを一つずつ実践していってください。
私は、お二人や家族が納得したり、楽になったと実感できたことが、「真の正しいこと」だと考えます。
この本が、はた親のみなさんの、今の、そして未来の“航海”が少しでも楽になる一助になれたら嬉しいです。
ついに2026年2月16日より予約開始!
『働く親のためのサバイバルガイド 子育ても仕事も大切にしたい人の人生戦略書』(文響社)は、全国書店・各ネット書店にて予約受付中。2026年3月5日以降、順次届けます。復職・入園が重なりやすい4月を前に、復職前の「基盤づくり」に活かせるよう、届けるタイミングにもこだわりました。
同書では、子育てと仕事の両立を「航海」にたとえ、日々の意思決定や夫婦のチームづくり、段取りの工夫など、両立のコツを楽しく、わかりやすく解説。忙しい毎日の中でも必要なところから拾い読みでき、読むこと自体が負担になりにくい構成です。
書籍情報
•書名:働く親のためのサバイバルガイド 子育ても仕事も大切にしたい人の人生戦略書
•著者:岸畑 聖月
•出版社:文響社
•発売日:2026年3月5日
•定価:1,958円
•仕様:46判
•ISBN:978-4-86845-048-1
•購入URL(Amazon):https://www.amazon.co.jp/dp/4868450484
WithMidwife
https://withmidwife.jp/
(マイナビ子育て編集部)
