
【ママ調査】「え、逆子?」 先輩ママたちの逆子に関するエピソード #プレママ1年生
赤ちゃんは、通常頭を下にして生まれてきます。ところが、妊娠期間中に赤ちゃんがおなかのなかで頭を上にした逆子の状態になってしまうことがあります。今回は、妊婦健診で逆子と言われたママたちの体験談をご紹介します。
上下がよく変わっていた
赤ちゃんがまだ小さい妊娠初期や中期は、おなかのなかのポジションは安定しません。羊水のなかでくるくると回転し、よく動きます。そのため、お医者さんから「逆子です」といわれても、次の健診では直っていることも多いようです。心配しすぎず、おだやかに過ごしましょう。
自然に直った
「何もせずとも、自然に頭が下になった」というママたちもたくさんいました。赤ちゃんが逆子になる原因は、はっきりわかっていないと言われています。決してママのせいではないので、ストレスを感じて体調を崩してしまうことがないようにしましょう。
逆子体操を試した
逆子が治らないときは、軽い体操(いわゆる逆子体操)をする人もいたようです。また、逆子体操の後にママが赤ちゃんの背中がある側を上にして横になって休むことも、逆子対策をしてすすめられることがあります。
しかし、逆子体操はやってもやらなくても回転する確率が変わらないことがわかったため、最近は医師・助産師も勧めていないのが主流なようです。
帝王切開で出産した
逆子を直す方法として、医師による外回転術という方法もあります。おなかの張り止め(子宮収縮抑制薬)を使ったうえで、妊婦さんのお腹の外側から位置を直す方法です。ただし、この方法はひとつの選択肢で、すべての妊婦さんに勧められるものではありません。また、受けられる医療機関も限られているため、逆子がなかなかもどらなくて心配なときは、事前に主治医とよく相談しましょう。
まとめ
赤ちゃんが逆子になっていると伝えられて、不安になったり落ち込んだりするママもいるでしょう。しかし、出産までには改善することが多く、もし逆子のままでも帝王切開で安全に出産できるケースがほとんどです。ひとりで抱え込まず、赤ちゃんのことで不安なことがあれば医師や助産師に相談して適切なアドバイスを受けてくださいね。
マイナビ子育て調べ
調査日時:2021年11月2日~11月11日
調査人数:92人(22歳~40代までのママ)
(文・構成:マイナビ子育て編集部、監修:宋美玄先生)
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