ママたちが「使って良かった」と声を揃える拭き掃除ロボット「ブラーバ」、その理由とは？

家族構成：3人～5人（核家族、大人2人に子ども1～3人くらいまでをイメージ）

保育園から帰宅するのは18時すぎ。そこから食事、遊び、お風呂、明日の準備、家事、寝かしつけなど、平日は忙しい。小さな子供がいるため部屋の中はできるだけ清潔にしておきたいけれど、床の拭き掃除をする余裕はとても持てず……

拭き掃除って、家事の中でもなかなかハードルが高めですよね。

床拭きロボット「ブラーバジェット m6」は、「ジェットスプレー」で床の汚れを浮き上がらせて拭きとる床拭きロボットです。2019年7月にはホワイトを発売し、2022年2月にブラックカラーのグラファイトモデルが登場しました。

使い方は、まずタンクに水を入れてセットし、専用のクリーニングパッドを取り付けます。スタートさせると、ブラーバは水拭き・から拭き2つのモードから、装着したパッドに合った清掃モードを自動的に選んで拭き掃除を始めます。

クリーニングパッドは、ウェットパッド（2枚）、ドライパッド（1枚）、洗濯可能ウェットパッド（1枚）、洗濯可能ドライパッド（1枚）の4種類があります。静電気の力でホコリや髪の毛などを拭き取るドライパッドは、柄付きモップをイメージしてもらうとわかりやすいです。一方、ウェットパッドは、ベタベタした汚れやキッチンの油汚れなどを拭き取るのに適していて、雑巾がけのイメージです。

パッドの価格は、使い捨てのもので7枚968円、洗濯可能のものはドライパッドとウェットパッドのセットで3,300円です。

m6はブラーバシリーズではじめてカメラを搭載したモデルです。ルンバの上位モデルにも搭載されている「Imprintスマートマッピング」というマッピング技術を備えているので、家の中の間取りを学習し、最適なパターンで効率的に床を掃除します。本体の前面から水を吹き出しますが、壁やカーテンには水をかけないようにしながら動きます。

1回の充電で最大60畳程度を掃除でき、10畳ほどの部屋なら30分程度でキレイになります。

専用の「iRobot HOME」アプリを使うと、進入禁止エリアや決まった曜日・時間にスタートさせるスケジュール設定、ルンバと連携させることもできるので、オススメです。指定した部屋だけを掃除することもできますよ。どうしても入って欲しくない場所がある時には、別売の「デュアルバーチャルウォール」のオススメですよ。

汚れが酷い場所を検知して、その部分を何度も集中的に拭き掃除をしますが、それでも気になる場合は、アイロボットが販売している専用の洗剤を使うと良いと思います。

運転中は、水を吹き出す音やモーター音がするので、在宅時よりは外出時の使用に適しています。夜間の使用はマンションだと気になるかもしれませんが、戸建てでブラーバを動かす階と違うフロアで寝ているので、夜間に稼働させて拭き掃除するという方もいらっしゃいます。

また、アプリを使って、ルンバで吸込み掃除をした後にブラーバで拭き掃除するという方もいますね。実際、ルンバとブラーバを両方使うと、本当に床がさっぱりとキレイになるのでオススメです。

小さいお子さんは食事を床に食べこぼすことがあると思います。朝食で床が汚れても、朝は慌ただしくて拭き掃除をする時間もないですし、夕食が盛大に散らかってももう寝かしつける時間でキレイにする余力はないとか……拭き掃除をしたほうがいいけれど大変だという場面は、子育てしているとしばしばありますよね。

また、小さなお子さんは裸足で過ごしますし、床に座ったり寝転がったりして遊ぶことも多いので、ホコリや花粉、砂埃などが気になる親御さんは多いです。公園や砂場から帰ってきたら、リビングも砂だらけになりますし……（苦笑）。そういった点から、特に小さなお子さんのいるご家庭では「使ってみたら本当に良かった」という感想が多いですね。

本体寸法(約)：幅270×奥行252×高さ90mm
質量：約2.2kg(バッテリー装着時/クリーニングパッド含まず)
充電時間：約3時間

（取材・文／伊森ちづる）