
子どもへのプレゼント代が予算オーバー!ママ・パパたちはピンチをどう切り抜けた?
いよいよやってくるクリスマス! 子どものリクエストに応えてプレゼントを用意するとき、予算についてはどう考えていますか? 親が想定していた予算をオーバーするものを希望された場合、親も子も苦渋の選択を迫られます。今回はプレゼント代が予算オーバーしたときの各家庭の対策と方針をまとめました。ぜひ今後の対策に活かしてください!
プレゼント代が予算オーバー! みんなどうしてる?
12月にやってくるクリスマス! 11月下旬のブラックフライデーを皮切りに、クリスマスの準備を始める家庭も多いのでは?
クリスマス準備で親を悩ませるのが子どものプレゼント! 子どもの年齢によって予算は異なると思いますが、一番下のお子さんの年齢を基準にクリスマスのプレゼント代の予算についてアンケートを取りました。すると、以下のような結果に!
末子のお子様のクリスマスプレゼントの予算はいくらですか?
未就学児の場合

小学生以上の場合

やはり、年齢が上がるにつれて予算も上がっていきますね。
なにより、子どもが欲しがるものが年々高くなっていく傾向が……。そうなると、当然このようなことも起きてきます。
子どもがほしいプレゼントが、予算オーバーだったことはありますか?

「ある」と答えた人は約58%と、半数以上が予算オーバーを経験しているよう。
予算オーバーしてしまったとき、みなさんはどのように対応したのでしょうか? 詳しくご紹介します。
ネット通販で予算内に
●ネットで最安値を探しまくった。(女性/48歳/食品・飲料/販売職・サービス系)
●フリマアプリで探した。(男性/44歳/農林・水産/販売職・サービス系)
●実店舗ではなく、ネット通販やオークションを活用して安く購入するようにしました。(女性/35歳/金融・証券/事務系専門職)
予算オーバーとはいえ「年に数回のプレゼントだからこそ、子どもが欲しがっているものをプレゼントしたい!」というのが親心。そこで役立つのが、インターネットです。欲しい品物が決まっている場合は価格比較サイトを活用してみましょう。ネットで探していると、同じ商品でも実店舗よりも割安な価格販売しているところもあります。ただし、なかには、商品の価格は安くても、送料がとても高く設定されている場合があるので注意が必要です。
フリマアプリでは、新品未使用品も出品されています。掘り出し物を探してみるのもいいでしょう。最終的に実店舗で買うことになっても、まずはネットで情報収集がオススメ。自転車などアフターサービスが必要な品物は、実店舗で購入したほうがあとあと楽なものもありますから、購入先はよく考えてから決めてくださいね。
ポイントやセールを活用!
●楽天やアマゾンのセールの時に購入しておいた。(女性/49歳/情報・IT/事務系専門職)
●クリスマスまでに貯めたポイントを利用している。(女性 /39歳/情報・IT/事務系専門職)
●クーポンを使っています。(女性/39歳/内職・清掃)
ネット通販での購入を考える際に注目したいのが、ポイントやセール。公共料金の支払いや生活必需品の買い物などで日常的にポイントを貯めている人は、ここぞというときにポイントを活用するのがオススメです。ポイントはいわばおまけですから、現金を使うよりお得感があります。ほかに、値引きクーポンが使えないかも調べておくと、よりお得にゲットできるかもしれません。
セールに合わせて購入すれば普段より安く手に入れることができますが、ネックは子どもの希望が変わりやすいこと。とくに「サンタさんへのお願い」は直前に変わることがあるので、こちらも事前によく確認しておきましょう。
ゆるやかに誘導した
●予算内のものを何個か提示して選ばせた。(女性/28歳/食品・飲料/営業職)
●いくつか子どもが欲しがりそうなものを提案しました。(男性/37歳/製造/技術職)
●ほしいものをひとつだけにせず、いくつか候補を出させた。(女性/48歳/医療・福祉/事務系専門職)
サプライズプレゼントでない限り、品物をいくつか提示して子どもに選ばせるのはよい方法ですね。子どもは欲しいものがたくさんありますから、好きなものを選べる! というだけでテンションが上がるでしょう。
「欲しかったのに親に反対された」と感じると、プレゼントの嬉しさも半減してしまうので、それとなく誘導するのがベター。小さい子なら楽しく選んでくれるかもしれません!
はっきり交渉した
●予算内で収まるように値段も入れて相談したことです。(女性/46歳/不動産/秘書・アシスタント職)
●ほかのものではダメか一緒に探した。(男性/48歳/医療・福祉/専門職)
年齢が上がってくると、子どもたちも賢くなります。これまでの経験から、「親が誘導しているな」とうすうす感じ取ってしまうので、ゆるやかな誘導より、はっきり交渉するほうが効果的な場合も。「高価すぎるものは買えない」ということを、親の考えとともに伝えるのも立派なマネー教育。しっかりと説明をして子どもにも納得してもらい、欲しいものを選んでもらいましょう。
それでも予算オーバーの品物が欲しい気持ちが大きければ、自分のお年玉貯金などをプラスするよう、促してみてはいかがでしょうか。ただもらうだけのものより、大事に使ってくれるかもしれません。
裏技? を使って対応
●祖父母の協力をもとめた。(女性/37歳/学校・教育関連/事務系専門職)
●ほかを節約した。(女性/29歳/小売店/仕分け)
少子化の現代では、子どもは複数の"財布"を持っているといわれます。両親や双方の祖父母や親戚など、子どもにお金を出してくれる存在がたくさんいるということです。頼りすぎるのは問題ですが、どうしてもというときには祖父母を頼る裏技もアリかもしれません。
普段は欲しいものを我慢させている分、プレゼントで子どもに妥協させたくない、安いものより少し高価でもいいものをプレゼントしたいという人は、生活費などの支出を見直して節約し、プレゼント代に充てるという手も。
まとめ
予算オーバーをいかに回避するか? これが自分の買い物だったらどうでしょう。欲しいものを諦めるより、なんとか手に入れる方法を考えるのではないでしょうか。できれば子どもにも、本当に欲しがっているものをプレゼントしたいですね。
子どもの喜ぶ顔は、親にとって最高のプレゼント。子どもの笑顔のために、がんばってみてください!
マイナビ子育て調べ
調査日時:2022年8月1日
調査人数:107人(22歳~40代までのパパ・ママ)
(マイナビ子育て編集部)