出産育児で7年仕事を離れていた女性が、職場見学でかけられた言葉「泣きそうになった」

共働き世帯が増えて育児をしながら働くことは一般的になりました。しかし妊娠や出産を機に退職し、数年後に再就職するとなると、困難に直面するケースもあります。
そんな中、三児の母で育児歴7年、就活中のママのツイートが話題となっています。

育児に専念してきた期間をブランクではなく立派な経験だと認め、温かい言葉をかけてくれた会社側の対応を「ステキ‼︎」と賞賛する声が集まっています。

思わず泣きそうになってしまったという投稿主さんに、詳しいお話をききました。

――職場見学のツイートを見て、心が救われるような思いになった人も少なくないかと思います。当時の様子や心境を教えてください。

わたあめちゃんさん　就活先の職場見学をしている時に、職務経歴について話す機会がありました。私が「働いていた期間よりも、離職していた期間が長くなってしまいました」と話したところ、先方より「育児は立派な経験。ブランクじゃない」との言葉をかけていただきました。ただただ嬉しかったです。
育児をしていて、親が周りから評価される機会はあまりありません。もちろん、誰かの評価が欲しくて育児をしているわけではありませんが、誰かに認めてもらうことは嬉しかったです。

――その言葉を受けてご自身の考え方に変化などはありましたか？

わたあめちゃんさん　就職に対して、とても前向きに考えられるようになりました。
妊娠出産育児を経験すること自体、とても意義のある尊いことですが、自分の人生において重要なのは、そういった経験を通して自分が何を感じ考えたのか、これからどのように行動するのかであると思います。「ブランクではない」と言葉をかけて頂き、「私が私であるからこそ」気づけること、できることがあるのではないかと感じました。

――とても素敵な考え方ですよね。現在6万を超える「いいね」がついていますが、反響の大きさをどう感じていますか？

わたあめちゃんさん　たくさんの方が温かい言葉をかけてくださり、本当にありがたいです。多くの方がコメントしてくださったように「育児はブランクじゃない」という言葉が、感動的なものではなく、当たり前となるような社会になってほしいです。

――出産、育児の経験は、実は様々なスキルが磨かれますよね。仕事でも必ず発揮されていくと思います。わたあめちゃんさん、すてきな気付きとお話をありがとうございました。

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投稿主　わたあめちゃん さん
Twitter　@wataameOKAN

（マイナビ子育て編集部）

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