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2022年10月04日 12:01 更新

藤本美貴さん「子どもに勉強教えるのがつらい」、福田萌さん「夫は教えるのが上手」。人気夫婦の子どもの教育を語る

三児を育てる藤本美貴さん&庄司智春さん夫妻と、シンガポールで二人の子どもを育てる福田萌さん&中田敦彦さん夫妻が、YouTubeで共演。子どもの勉強について語り合いました。

「子どもに勉強を教えるのがつらい」

出典: https://ameblo.jp
藤本美貴さんオフィシャルブログより

藤本さんと庄司さんは2009年に結婚し、小学4年生の長男、6歳長女、1歳次女を育てています。一方の中田さんと福田さんは2012年に結婚して8歳長女と5歳長男を育てており、昨年一家でシンガポールへ移住しました。

お互い小学生の子どもがいる共通点もあり、子どもに勉強を教えることについての話題で盛り上がった両夫妻。中田夫妻が移住先をシンガポールに決めた理由は、日本のスタッフと連絡を頻繁に取るため時差が少ない土地で、かつ子どもの教育を考えたときに、東京大学よりも世界ランキングの高い南洋理工大学やアジア1位のシンガポール国立大学があり教育レベルが高いことが大きかったそうです。

藤本さんは「子どもに勉強を教えるのがつらい」「小3~小4の勉強からもうわからない」という悩みを打ち明けました。庄司さんは子どもに質問されると「なんで先に聞きにくるんだ。自分で考えて答えを導くんだよ! もう1回やってこい!」と突き放しながら、気づかれないようこっそりスマートフォンで解法などを検索して「ほらこうやるんだよ」と教えることが多いといいます。ただ藤本さんは「答えを見てもわからないから教えられない」とも。

一方の中田家では、とりあえず「数学と漢字だけやっとけばプラスになるかな」と考え、朝、子どもがドリルをやる時間を設けているそう。ただ、子どもがサボりだしてしまい「なんでやらないんだ?」と怒ったこともあるとか。

中田さんはそのとき、「(このままでは子どもが)勉強が嫌いになるパターンかな?」と思い、「私は勉強をしてもしなくてもいいです」「自分のためにするものだから。もっとやりたいんなら手伝う。だから判断してやってね」と言うようにしたといいます。すると、子どもたちは自分で勉強するようになったとか。また、朝のドリルができたらその日は「タブレットフリー」で、子どもは好きなゲームや動画を見てもよいというルールも作ったそうです。

中田さん自身は、勉強は「他に得意なものがなくて、やったら褒められるからやった」だけだといい、福田さんも親に勉強しろと言われた記憶はなく、中学時代に英語が苦手だと気づいたことから、「留学できる高校に行こう」と自分で決めたといいます。そんな自分たちの経験をもとに、子どもが勉強するかどうかを「親がどうこうするのは難しい」と考えているよう。

それでも、以前は「(勉強しなくていいと言いながらも、本当は勉強しろという)圧をかましてた時期もあった」と中田さん。しかし今は、子どもの学習意欲についてはあくまでも子ども自身のもので、「心の底から諦めないといけない」と考え直したそう。現在は子どもが自分の得意・不得意を「模索」している最中であるため、「得意なことは好きで続けるだろうし、苦手だったらやりたくないと思うだろう」と見守りつつ、もし質問されたらしっかり教えてあげるというスタンスになったそうです。

福田さんいわく、自分は教えていてイライラしてしまうこともあり、中田さんの方が教え方がうまいといいますが、中田さんも「この前やって覚えたのになんで忘れちゃったの?」とイラッとしてしまうことがあるそう。しかしそうやって親が怒ると、親子ともに追い詰められて全員被害者のような状態になってしまうため、気をつけるようになったようです。また、コーチや塾など専門家についてもらうのもアリだと話していました。

子どもの「叱り方」どうする?

子どもが宿題や勉強をさぼっているとき、ついつい親は怒ってしまいがちですが、子どもの「できないこと」を叱るのはいいとは言えません。たとえば食事中に気が散るようであれば「食事の時にテレビがついていないか?」、時間通りに起きられないのであれば「生活習慣が乱れて早く起きられないのではないか?」などと、まずは原因を探すようにし、環境を整えることが先です。

また、子どもを突発的に叱ってしまう場合、親が感情的になっていることが多いようです。「叱る」と「怒る」を混同しては、子どももなぜ叱られているのか理解できません。また、感情まかせに「あなたは何をやってもダメね」などと子どもの人格否定をしてしまうと、子どもの自己肯定感が育たなくなることがあります。

親が感情的に叱るときは、疲弊してイライラしている、さまざまな問題で頭がいっぱいになっているなど精神的に余裕のないときが多いですよね。少し家族と距離を取ってクールダウンする時間を設ける、パートナーに事情を話してヘルプしてもらうことで、落ち着きを取り戻せるとよいのではないでしょうか。

ちなみに動画の中で、中田さんは、子どもたちに「君たちはできる」と何度も言うようにしているとも話していました。というのも、中田さん自身が「大物になる」「きっと成功する」と言われた言葉を支えにここまで頑張ってこれたからだといいます。

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