
仲里依紗さん、産後は「本当に精神的に不安定」だったと回顧。「私はこんなに犠牲になって、こんなにハゲて……」と号泣
女優の仲里依紗さんが、産後は心身ともにダメージを受けていたとYouTubeで明かしています。メンタルの落ち込みのほか、髪や肌がボロボロになり、体重もどんどん落ちてゲッソリしてしまったそう。
ワーママか専業主婦か「人によって合う合わないがある」
仲里依紗さんは2013年4月に俳優の中尾明慶さんと結婚し、同年10月に長男を出産。自身のYouTubeで家族について明かすこともあり、動画内では中尾さんを「キツネさん」、長男を「トカゲくん」と呼んでいます。
仲さんは今回の動画 で、妹のまりあさん宅でコストコ購入品の爆食パーティーをする様子を公開。食事を楽しみながら、子育てトークが盛り上がりました。
仲さんは長男を生後半年で保育園に預けて仕事復帰した一方、まりあさんは専業主婦で子育てをしているそう。そんなまりあさんを、仲さんは「私は子どもとずっと一緒の方が大変だと思う。本当に尊敬する」と感じているそうで、専業主婦で二児を育てることを「しかも2人だよ。サファリパークと上野動物園が合体したくらいの大変さだと思う」と表現。
しかし一方のまりあさんは、「ワーママすごいと思う。育児だけでこんなにヒイヒイ言ってるのに仕事もして、考えることとか寝る暇もないくらいある」と、仕事をしながら子どもを育てることの大変さに思いを馳せました。
仲さんは働きながら育児をすることと、専業主婦で子育てすることには人によって合う合わないがあるとして、自分は専業主婦で子育てをした場合「精神的にキツくなりそう」なタイプだと分析していました。
「髪も抜けるし肌も荒れるし、ボロボロになって」
実は仲さんは、長男を産んでから一ヶ月ほどの間、「本当に精神的に不安定」だったそう。まりあさんによれば、当時仲さんは「私はこんなに犠牲になって、こんなにハゲて……」と言いながら、体育座りの状態で泣いていたことがあったそう。
仲さんはこのエピソードに関しては覚えていないそうですが、産後は「びっくりするくらいハゲた」「2週間で10kg落ちて」「髪も抜けるし肌も荒れるし、ボロボロになって。大変だった」といい、かなり苦労したよう。
ここ数年、YouTuberとして独自の世界観を感じさせる動画をアップしており、明るく活発なイメージが強い仲さんですが、産後は現在のように自分を自由に表現できるような未来が来るとは想像できない状態で、かなり不安定だったのだそうです。
そんな日々をなんとか潜り抜けたからこそ、産後は夫婦の協力が大事だと力説。出産当時は仲さんが23歳、夫の中尾さんが24歳とまだ若かったこともあって「24歳の男ってそりゃ(協力)せんって」と振り返りつつ、それから10年近く経った現在の中尾さんについて「やっとお父さんらしくなった」と明かしました。
実際、今年7月の中尾さんの誕生日には「最近私がベリーマッチハードワーキングだったのもあり、疲れてるだろうから朝お弁当と学校送り迎えやっとくからちょっとでも寝てな!と寝かしてくれて2022飛び級レベルで成長中のキツネさん トカゲくんの宿題もほぼ全部みてくれてるし先生とのやりとりもやってくれるA5ランクぐらいあるのでは?という上質さの父へと成長を成し遂げています」と、中尾さんの家での働きぶりを絶賛していました。
産後の肉体はボロボロ
出産後およそ6~8週間は産褥期といって、女性の体が妊娠・出産前の状態に戻ろうとする期間です。体がスムーズに元に戻れるよう、この期間はできるだけ負担のない生活を送ることが大切です。
産後の床上げの時期については明確な答えはなく、ママの体調によって異なってきますが、昔から多く言われているのは、出産の疲労が多く残っている産後3週間(約20日間)はゆっくり体を休め、その後体の回復具合を見ながら徐々に生活に慣らしていくのが良いというものです。
まだまだ体調が万全とは言えない時期。人によっては回復が遅いこともあるので、決して無理はせず、疲れたらすぐ休むようにすることが大切です。また、完全に普段通りの生活に戻るのは、一ヶ月健診後まで待って。ここで異常がないか医師の判断をあおぎ、問題ないと診断されたら少しずつ普段通りの生活に戻していくのが良いでしょう。
また、産後には心の異変も起こり得ます。たとえば、産後の一時的な軽度の抑うつ状態を指すマタニティブルーズは、産後のママの30~50%に見られます。具体的な症状としては涙もろさ、気持ちの沈み、集中力の低下、不安感、眠れないなどがあります。
マタニティブルーズと似たような症状が出るものに「産後うつ病」がありますが、その場合は早めの診断・治療が必要となります。気分の落ち込みや育児への恐怖・不安感が“2週間以上”続く場合は一人で我慢することなく、周囲の人に気持ちを打ち明け、医療機関を受診しましょう。