吉川ひなのさんが激動の人生を告白「頼れる実家がなかった」…子どもたちの言葉に「10代の私が一緒に癒やされているような感覚」
タレントの吉川ひなのさん(46)が、5月24日放送の『おしゃれクリップ』(日本テレビ系)に出演。約7年ぶりのテレビ出演で、沖縄での暮らしや子育てのスタンス、そしてこれまでの人生を振り返りました。
「この子には誰にも何も言わせない、ここで連鎖を止めるぞ」
吉川ひなのさんは1996年、13歳でモデルデビューし、90年代に人気を博しました。19歳で結婚するも7カ月で離婚。その後、2011年に再婚し、ハワイに拠点を移しながら3人の子どもを出産しました。2024年には2度目の離婚を経て、現在は沖縄で14歳・8歳・4歳の3人の子どもや動物たちと暮らしています。
「頼れる実家がなかった」という複雑な家庭環境もあり、「どこで産んでも自由にしよう」と出産はすべてハワイで経験。長女の時は無痛分娩を選択したものの、「自分には合わない」と感じ、その後は自宅出産を選んだといいます。
また、仕事上のイメージと本当の自分とのギャップに葛藤した10代を振り返り、「自分の人生を生きていない感覚があった」と吐露。初めて妊娠した時は「この子には誰にも何も言わせない、ここで連鎖を止めるぞ」という強い気持ちだったことも告白。
子育てを優先し、仕事をセーブしていた時期を経て、再び活動を始めた理由について、吉川さんは沖縄での新生活を通じて「家族が主役で、私は裏方・黒子みたいになっていた。どこかで自己犠牲していた」と気づいたからだと明かしました。「私の人生は私が主役じゃないといけない。自分の人生を自分で楽しんでいる姿を(子どもに)見せていきたい」と仕事復帰を決意したそうです。
日本の芸能界を離れている間に、「自分の好きなことだけをしてきたから、またこうして仕事ができるのがありがたくて楽しい。抑圧を一つひとつ解放し、人生のバランスを取っている最中なのかも」と心境の変化があったことも明かしました。
離婚も子どもたちに正直に話した
番組では沖縄での生活にも密着。子どもの意思を尊重する子育てスタイルが印象的に映し出されました。
次女がスーパーでお菓子を選ぶ場面では、「それ硬いよ」と助言しつつも、「じゃあトライしてみる?」と最終的な判断は本人に委ねます。また、年の離れた長女についても、「第二のママのような役割にはしない」ときっぱり。「お姉ちゃんが第二のママみたいな感覚?」と問われると、「私はそれはしないようにしてて。子どもは子どもだから」と答え、子どもが子どもらしくいられる環境づくりを大切にしているようです。
「基本的には、子どもたちが思っていることとか生き方とか、邪魔しないようにしたい」という吉川さん。まるで姉妹のような長女とキッチンに立ちながら、「ママに全部言わなきゃって思わなくていいよ」「あなたたちの人生はママが責任とってあげられるわけじゃないから」「やっぱり自分の責任は自分でってほうが、みんな気持ちよくない?」と、自己責任の大切さを伝える姿がありました。
背景には、吉川さんが「自分の気持ちを言えなかった」という10代の経験がありました。「自分の気持ちを自分で理解することを、子どものうちからできるといい」と考え、日常の会話でも必ず「これはママの考えね。あなたはどう思う?」と聞くようにしているといいます。
離婚の際も、子どもたちの年齢に合わせて伝え方を選びながら、正直に事情を説明したそう。「辛いとか悲しいとか嬉しいとか、全部正直に話すことで、子どもたちも『そういうとき(自分も)正直に話して良いんだ』って思う」と語る吉川さんに、MCの山崎育三郎さんは「人と人として、喜怒哀楽をすべて解放して向き合っているからこそ、自立したお子さんに育つんですね」と共感を示していました。
番組の終盤では、子どもたちからのメッセージ映像が公開されました。長女は復帰した母へ「『頑張れ!』、『もう十分できてるよ。ママでいるだけで十分だよ』みたいな感じかな」とエール。「パーフェクトな人だったら私もそんなに尊敬できないっていうか。人間であっていいところも悪いところもあるし、完璧じゃないしっていうのが大好きで。そこも見せてくれてありがとう」と感謝の言葉を贈りました。
長男は「ママの好きなところ」を「ママが作るごはん!ママが作るご飯は世界一!」と話し、「たまに無理しちゃうから、無理しなくてもいいよ。僕のママでよかった。ありがとう」と、素直な言葉で想いを伝えました。
子どもたちの言葉に、吉川さんは「大変なことが起きてる! ティッシュください」と涙。「こんな気持ちを知れてよかった。子どもたちに思う自分の気持ちが、小さかったときの私とか10代の私が一緒に癒されてるみたいな不思議な感覚です。もう好きでたまらない」とコメントし、画面越しの子どもたちへ「3人と一緒に生きていられて幸せ。みんながそれぞれ大人になってママの手を離れていくそのときまで、楽しく生きていこうね! ラブ!」と指ハートでメッセージを伝えていました。
(マイナビ子育て編集部)
