藤本美貴さん、紺野あさ美さんの不倫対策に苦言「やめなよ地獄だよ地獄」「小学生と一緒」
ともに3児ママでモーニング娘。OGの藤本美貴さんと紺野あさ美さんが、YouTubeで「夫の浮気対策」について話し合い話題となっています。
スマホの暗証番号は夫婦で共有!?
北海道出身でお互い3人の子どもたちの育児中と共通点が多い二人。それぞれのYouTubeでコラボし、夫の浮気対策について本音で語り合っています。
紺野さんは5歳年下の夫で北海道日本ハムファイターズ投手の杉浦稔大さんに「独身の後輩が多かったりする」として、「(後輩たちとの)食事になったら女の子が来ないかハラハラする」と不安気。
女性が参加する飲み会は「既婚者は入れないっていう条約を作ってほしい」とまで考えているそうで、もしどうしても夫が付き合いなどでキャバクラに行く場合は行くまでの経緯や入店時間、退店時間、会話内容などを「詳細に言ってくれたらアリ」なんだとか。対して藤本さんは、「(男性同士は付き合いでキャバクラなどに)行かなきゃいけないタイミングもある」と割り切っているようです。
杉浦さんにGPSをつけていてもまだ心配で、「不安をどう払拭したらいいかな?」と藤本さんに相談した紺野さん。ちなみにGPSは疑心暗鬼の紺野さんに杉浦さんから提案したのだそう。
藤本さんは「GPSで位置確認するのはうちの小学生と一緒」「(位置情報を)見てる暇なくない?」「嫁としてドシンと構えて」「バレた時は覚えとけよって」と、妻としての毅然とした態度をとるべしとアドバイス。その上で「(万が一浮気した場合、相手の女性は)藤本美貴、紺野あさ美の旦那って知ってて来てるってことは、そいつも覚えとけよって話」と、浮気相手に対しても容赦ありません。
さらに、「週刊誌っていう強い味方がいると思って」「うちらが探さなくても、(浮気してたら週刊誌が)探してくれるから大丈夫」と、有名人の浮気などをスクープする週刊誌を味方として捉えちゃえばいいのだと勧めていました。
ここまで心強い言葉を得ても、やはり紺野さんの不安は拭えないようで、特に夫が遠征などでホテルに長期滞在するときは「GPSでホテルにいるってわかっても……(そこに女性もいるかもしれない)」と、もはやGPSも無意味です。
そこで最近、夫の遠征中は「寝る時も朝までテレビ電話をつなぐのはどうか」と検討しているそうですが、藤本さんは「やめなよ地獄だよ地獄、自分も寝不足になるよ」「お互いハッピーじゃなくない?」と止めます。紺野さんが「どうせ浮気してんだろ」と疑い、夫側も「こいつ信用してねえな」と思いながらテレビ電話をつなぎっぱなしにしたところで、お互いにメリットがないと諭しました。
紺野さんは夫のスマホの暗証番号を教えてもらっており(逆に紺野さんの暗証番号を夫は知らない)、これまでこっそりスマホチェックしたことも「見せて」と頼んで見たこともあるそうですが、「(浮気の証拠が)何もなかったとしても消してるかもしれないしと思ったらきりがない」「見ても気持ちいいものじゃないんだなと最近学んだ」といいます。
藤本さんも夫の庄司智春さんとお互いのスマホの暗証番号を把握しているそうで、特にそれによる問題は発生していないよう。外出するときはどちらも「どこに誰と行くよ」と報告しあっており、庄司さんが「(ママ友だけじゃなく)男の人も来るんじゃないの?」と心配することもなくはないものの、「来ねえよ、おばさんばっかり集まってんだから(笑)」と笑い飛ばす藤本さん。
これに紺野さんは「私も(夫に)心配されたい」と羨ましそうです。紺野さんは現在北海道在住ですがこの動画の収録も含め仕事のために上京しており、前日の仕事終わりに「主人から珍しく、じゃあ今からフリーってこと? とか、どこ食べに行くの? とか、すごいクエスチョンが多くてうれしくなったの」と、とてもうれしそうに明かしていました。結婚7年めで三児の父母になった今でも、恋人同士のような気持ちが消えないからこそ、ついつい浮気の心配もしてしまうのかもしれません。
手つなぎやデートは不貞行為とはみなされない?
多かれ少なかれ、結婚相手の不倫や浮気が不安になってしまうタイミングはあるもの。ただ、不倫や浮気と、離婚の原因となる不貞行為は少々異なることを知っていますか。
「不貞」とは法律用語のひとつで、婚姻関係にある男女の一方が配偶者以外と肉体関係をもつことをいいます。裁判離婚の原因を定めた民法第770条第1項には、次のように記されています。
民法770条
一 配偶者に不貞な行為があったとき
二 配偶者から悪意で遺棄されたとき
三 配偶者の生死が三年以上明らかでないとき
四 配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき
五 その他、婚姻を継続し難い重大な事由があるとき
このように、民法では不貞行為は離婚の原因になると明確に定められています。「籍は入れていないが社会通念上、法律上の婚姻関係と同様の生活を送っている」事実婚、内縁関係の場合も、その相手以外との肉体関係は、不貞行為とみなされます。単なる同棲関係や、恋人関係の場合は、不貞とはいいません。
2人きりで宿泊をともなう旅行をする、相手の自宅やラブホテルへ行き一定時間を密室で過ごす、性行為があったと推定できる表現のあるメッセージをやりとりする、などの行動も、そこに性行為があっただろうと推定されるため不貞行為とみなされることが多いです。
ただ、「性行為があるかないか」が不貞行為の判断基準となるため、手をつなぐ、キスする、ハグ、2人きりでのデート、メールなどでの激しい愛情表現などだけであれば、法律的に不貞行為を認められることは難しいかもしれません。ただし、これらの行為は「不貞ではない」ということではなく、それだけで「不貞とみなすには不十分」というだけであり、夫婦の信頼関係を損なう行為であることには違いはありません。