妊娠してからも満員の通勤電車で立ちっぱなし。座るのは無理とあきらめていたが、ポンポン肩を叩かれて…… #「ありがとう」を伝えたい
妊娠中の通勤電車でしんどい思いをしたことのある人は多いのではないでしょうか。特に妊娠初期は、妊婦であることを気づかれず、席を譲ってもらえないことも。今回は、30代ママSさんから送られた、妊娠中の通勤電車でのエピソードをご紹介します。
妊娠中の通勤電車はほぼ立ちっぱなし
妊娠がわかってからも毎日、通勤時間帯の満員電車で通勤していた私。
始発電車ではないため、私が電車に乗り込むときに席が空いていることはほぼありません。
マタニティマークはつけているものの、妊娠初期でお腹も目立たないためか、席を譲ってもらえることも週に1回ほど。ほぼ座るのは諦めていたのが正直なところでした
年上の女性の声をかけられ……
その日も、いつもどおり席に座ることはできず、ドア横に立っていました。
すると、横の座席に座っていた、私より少し年上と思われる女性がポンポンと私の腕をたたき、「ここ座って」というジェスチャーをして、席を譲ってくれました。
それだけでも大変ありがたかったのですが、その女性は「私、毎日ここに乗ってるから、見かけたら声かけて。席替わるから」とまで言ってくださったのです。
一度だけでなかった、女性の心遣い
それからというもの、その女性は私を車内で見つけると席を譲ってくださるようになりました。
最初は申し訳ない気持ちがあったのですが、女性がいつも笑顔で声をかけてくれるので、私もありがたく座ることができました。
一度だけでなく何度も、妊娠中の私を気遣ってくれた女性。
産休に入ってからは電車に乗ることもなくなりお会いしていませんが、無事に赤ちゃんを産めたら「本当にありがとうございました」と、あらためて御礼を伝えたいです。
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※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。
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