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2026年08月08日 10:11

三兄弟の母・小倉優子さん「異性の子どもへの性教育が難しい」 14歳・9歳・5歳の息子を育てる母のリアルな悩み

8月4日放送の『上田と女がDEEPに吠える夜』(日本テレビ系)に、タレントの小倉優子さん、SHELLYさん、橋本マナミさんらが出演。「子どもを性犯罪の被害者にも加害者にもしないための性教育」をテーマに議論を交わしました。

性教育いつから始めればいい?

(※画像は小倉優子さんオフィシャルブログより)

芸人の古坂大魔王さんは、8歳の長女と5歳の次女を育てる中で、避けては通れないテーマだと感じつつも、「あまりにも無知なので、どのように伝えればいいのかわからない」と戸惑いを口にします。

タレントの最上もがさんは、5歳の娘とお風呂に入っている際、興味本位で胸を触られた経験を明かしました。それ以来、「お尻や胸は気軽に触らないようにしようね」と教え、逆に誰かに触られそうになったときには「嫌だったら断っていいんだよ」と伝えているといいます。

橋本マナミさんは、6歳の長男に3年ほど前から『だいじ だいじ どーこだ?』という絵本の読み聞かせをしてきたそう。最近では、長男が妹との身体の違いに無意識の興味を示し始めたため、「そこはすごく大事な部分だから、見たり触ったりしたらダメだよ」と伝えており、性教育は「まだよくわかっていないので、10歳ぐらいから」始めようと考えていると語りました。

14歳、9歳、6歳の三兄弟をシングルで育てる小倉優子さんは、異性の子どもに性の話をするタイミングの難しさに触れ、「どの時期にどう伝えるべきか知りたい」とリアルな悩みを共有。すると、10歳、8歳、3歳の三姉妹がいるSHELLYさんは、それぞれに2歳半から性教育を始めてきたと明かしました。SHELLYさんは「体の大切な部分(プライベートゾーン)の話」や、「人に見せたり触らせたり、人の体を見たり触ったりしてはいけないこと」を早い段階から伝え、成長に応じて絵本を活用しながら話してきたのだそうです。

番組で解説を務めた助産師の櫻井裕子さんによると、国際的な指針では「5歳から段階的に始める」とされる性教育ですが、本来は人権をベースにした人間関係や多様性、ジェンダー、スキンシップのすべてを含む概念とのこと。「0歳からの心地よい触れ合いや声掛けを通じて、性教育の土台を作ることができる」と提案しました。

また番組では、アダルトコンテンツの危険性についても言及。18歳未満は閲覧禁止であるにもかかわらず、性加害を行った少年が初めて性的コンテンツに触れた平均年齢は「6.5歳」という衝撃的なデータも紹介されました。

スマホのフィルタリング制限だけでは防ぎきれない現状があり、インターネット環境への対策が課題となっています。

文部科学省や内閣府は「生命(いのち)の安全教育」として、幼児期に「プライベートゾーン」、小学校高学年に「SNS被害」、中学校で「デートDV」、高校で「性的同意」など、子どもの発達段階に応じた学びを推奨していますが、学校現場ではまだ十分に浸透しきれていない実態も浮き彫りになりました。

娘が男の子に突然キスを……

櫻井さんは、プライベートゾーンの知識と同時に、「同意」と「境界線(バウンダリー)」を教える重要性を強調します。

SHELLYさんは三女が生まれた際、可愛がる上の子どもたちに対し、「赤ちゃんは嬉しそう? リラックスしているかな?」と問いかけ、相手の表情や体の様子から気持ちを読み取るコミュニケーションを教えてきたと明かしました。

最上さんも「家庭でのスキンシップと、お外(社会)でのルールは違う」と伝えているものの、娘が男の子に突然キスをしてしまったことがあったそう。「チューは特別なものだから、気軽にするとビックリしちゃう子もいるよ」と丁寧に説明したエピソードを語りました。

さらに近年は、生成AIを悪用して子どもの写真から性的画像を作成・加工する「性的ディープフェイク被害」も急増しています。小倉さんは「SNSの怖さ」を伝えているつもりでも「どこまで理解できているか不安」と漏らし、万が一性被害に遭ってしまった場合の対応について尋ねました。

櫻井さんは、性被害について相談できる「ワンストップ支援センター」の存在を家庭内で共有しておく大切さを指摘。ただし、「被害に遭わないように」という注意ばかりを強く伝えすぎると、実際に被害に遭った子どもが「自分が言いつけを守らなかったからだ」と自分を責め、被害を言い出せなくなるリスクがあると警鐘を鳴らします。
「何か嫌な思いや怖い思いをしたときは、絶対にあなたの味方になるから教えてね」と、あらかじめメッセージを伝え続けることが不可欠だと語りました。

また、10代の妊娠相談では「親に迷惑や心配をかけたくない」という理由で抱え込んでしまうケースが多いことから、普段から「親子関係なんだから、心配も迷惑もかけ放題でいいんだよ」と言い合える関係性をつくっておく必要性を説きました。

最後に小倉さんは、「性教育と聞くと『しっかり教えなきゃ』と身構えてしまっていたけれど、小さな頃からその時期に合わせて伝えていけばいいんだと分かり、すごく勉強になりました」と締めくくりました。

(マイナビ子育て編集部)

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