【マイナンバーカードに関する実態調査】8割近くが「マイナ保険証を利用していない!」ことが明らかに
スマホで保険契約ができる保険ガイド「リアほ」は、20歳~59歳の男女を対象に、マイナンバーカードに関するアンケート調査を行いました。
マイナンバーカードは、すでに8割近くが申請済み
20代~50代の男女300人にマイナンバーカードの申請状況を質問したところ、77%が申請済みと回答しました。
申請率は50代が85.33%、20代は66.67%で大きな開きが
Q1の回答結果を年代別に分析すると、申請率が一番高かったのが50代で「85.33%」、一番低かったのが20代の「66.67%」となり、年齢によって約20ptの開きがある結果となりました。
マイナカードを申請した理由、最多は「ポイントがもらえるから」
Q1で申請済みと回答した人を対象に、マイナンバーカードを申請した理由を質問したところ、「ポイントがもらえるから」が最も多く62.33%。次いで「身分証明書として利用できるから」が24.67%、「住民票などをコンビニで取得できるから」が16.33%となりました。
マイナ保険証の利用登録、約3分の2が申請済み
Q1で申請済みと回答した人を対象にマイナ保険証の申請状況について質問したところ、申請済みと回答した人は67.53%となりました。
マイナ保険証申請状況は、20代が72%で最も高い
こちらの結果も年齢別で分析してみると、マイナンバーカードの申請状況の年齢別結果と異なり、20代の申請率が最も高く72%、最も低かったのが40代の58.62%となりました。
健康保険証利用登録の申請方法、8割以上が「わかりやすかった」と回答
Q3でマイナ保険証申請済みと回答した人を対象に、申請方法のわかりやすさについて質問したところ、84.62%が「わかりやすかった」と回答しました。
マイナ保険証を実際に健康保険証として利用してる人は少数派に
Q3でマイナ保険証申請済みと回答した人を対象に、実際に健康保険証として利用しているか質問したところ、「利用していない」が76.92%となり、申請はしたものの実際の利用自体はまだ進んでいないことがわかりました。
健康保険証として「利用していない」理由とは?
マイナ保険証を健康保険証として利用していない理由として、以下のような内容が多く見られました。
・費用が高くなるから
・利用できる病院に通ってないから
・マイナンバーカードを持ち歩きたくないから
費用面に関しては、2022年10月の変更でマイナ保険証利用の方が医療費が安くなったことや、2023年4月にはさらにその差が開くにも関わらず、その事実がまだ浸透していないことがうかがえました。
4月からはすべての医療機関でのシステム導入が義務化されることで、「かかりつけ医で利用できない」等の問題が解消され、利用が進むことが期待されます。
その一方で、「マイナンバーカードを持ち歩きたくない」という意見も多数あり、マイナンバーカードの安全性の認識については課題が残る結果となりました。
調査概要
対象者:全国・20歳~59歳・男女
サンプル数:300人
調査期間:2023/3/7
調査方法:Webアンケート
調査機関:クロス・マーケティング QiQUMOを利用した自社調査
出典元:https://reaho.net/magazine/questionnaire/mynumber-card/