川崎希さん、子どもの習い事代は「2人で月100万円」英語、中国語、プログラミング、キックボクシング……
元AKB48で実業家の川崎希さんとタレントのアレクサンダーさん夫妻がバラエティ番組に出演し、子どもに関するお金の使い方について明かしました。
「お金かけなかったらいい子になるわけではない」
川崎希さんとアレクサンダーさんは、5歳の長男と2歳の長女の子育て中。SNSで子どもたちとお出かけした様子などを毎日アップしています。
そんな夫妻が、15日放送の『川島明の芸能界(秘)通信簿』(フジテレビ系)に出演。子どもたちに関するお金の使い方がハンパではないことが明かされました。
たとえば誕生日のお祝いひとつとっても、子どもを喜ばせるためにお金を惜しみません。長男の4歳の誕生日のときには、1つ4~5万円のケーキを4個用意。川崎さんは「次どうしようかなって毎年考えて。誕生日のことばっかり考えている。やっぱりバージョン上げたい」と、かなり力を入れているようです。
しかも誕生日などの特別な日以外にもプレゼントを毎日のようにあげており、自宅には「プレゼントを10個ぐらい常にストック」。子どもがママやパパへのハグなど「いいこと」をしてくれたら、常にプレゼントが出てくる状態だそう。
家族旅行も頻繁で、「いつでもディズニーランド行くし、いつでもUSJも行く」といい、チケットもVIP向けの「25万円ぐらいかかるチケット」だというから次元が違います。
子どもたちは英語、中国語、プログラミング、キックボクシングなどさまざまな習い事をしており、習い事代だけでも「2人で月100万円ぐらい」かけているとも明かしました。
そんなファミリーの価値観に、スタジオでは驚きの声が続出。三児を子育て中の矢沢心さん・魔裟斗さん夫妻は、「(しょっちゅうプレゼントをあげるなどしていたら)モノの価値観わからない子に育ってますよ」「僕は基本的には形に残らないことをしてあげたい。思い出とか経験とか、学びとか」「愛情があっても、自分たちで稼いだお金でやろうっていう学びができなくなる」と指摘しました。
一方でアレクさんは「お金をかけなかったからといって、いい子になるわけではない」と考えているといい、子どもたちに使うお金は惜しまない方針のようです。
子どもに学んでほしいお金の感覚
2022年から高校・家庭科で金融教育が必修科目となり、政府も「貯蓄から投資へ」の方針を取っていることもあって、子どもにお金の使い方や貯め方、やりくりについて学ばせたいと考えている親は少なくありません。
でも、そもそも金融教育とはなんでしょうか? 何も、子どものうちから投資について学びましょうというわけではありません。まずは消費者として適切なお金との付き合い方を身につけることが大切なのです。
消費者として生活する上で知っておくべき大切な知識はたくさんあります。小さい頃から、親が自身の生活上の失敗やお金のやりくり、使い方などについてオープンに話して、フランクにお金の話をできる下地を作っておくといいでしょう。
たとえばお子さんとスーパーで買い物をするのも立派な金融教育の一環になります。「今日のごはんはカレーライスにしよう」と決めて、「じゃがいもは〇円、お肉は〇円だね」と、必要な材料と金額を見せながらカゴに入れていき、お会計も一緒に。キャッシュレス支払いにしている人も多いでしょうが、子どもと一緒のときは現金で払うようにすれば、「お金を払うことで、モノを手に入れられる」ことや、お金を渡してお釣りをもらう「お金の動き」をリアルに体感することができます。