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2023年04月25日 11:24 更新

こどもの日の飾り、五月人形か鯉のぼりか、どっち派が多い?全国と東京での意外な違いも!【アンケート調査】

アンビシャスはこのほど、「端午の節句の飾りつけ」について、トランクルームユーザー調査を実施しました。

東京都の端午の節句の飾り事情は、全国とは異なる?

アンビシャスでは、鯉のぼりや五月人形等を飾って子どもの健やかな成長を願う端午の節句にちなみ、アンケート調査を実施しました。中でも、東京都における端午の節句の飾り事情が全国と比較して異なる傾向があり、その点に注目しています。

限られた自宅スペースでも端午の節句の飾り付けをしっかりしたいと考えている人には、特に参考となる内容となっているようです。

端午の節句、何かを飾っている人の割合は?

今回のアンケートは特に東京都の結果に注目し、全国の結果と比較して分析しています。

はじめに、「端午の節句の飾りを飾っているか」について尋ねました。端午の節句の飾りを飾っていると答えた人は全国で44.5%に対し、東京都では35.6%で8.9pt低い割合でした。

詳しく見ていくと、東京23区内に住んでいる人では37.9%、東京都のその他地域では33.3%で、東京都のその他地域において特に割合の低さが顕著でした。

東京都内において端午の節句の飾り付けをする割合が低い背景にはどのような事情があるのでしょうか。注目しながらアンケートを紐解いています。

端午の節句では「五月人形」を飾る人が多数

アンケートでは次に、端午の節句に何を飾っているかを尋ねました。

最も多かったのは五月人形で全国で57.3%、東京都で47.6%。全国・東京都の両方で五月人形を飾るという意見が最も多いという結果になりました。

詳しく見ていくと東京23区内では45.5%、東京都のその他地域では50.0%で、東京23区内においては五月人形を飾っている割合が低めであることがわかりました。

鯉のぼりを飾っている人の割合は全国で30.9%、東京都で42.9%でした。全国と比較して、東京都では鯉のぼりがより好まれていることがわかりました。

詳しく見ていくと、東京23区内では鯉のぼりを飾っている人は45.5%で五月人形を飾るという人と全く同じ割合となっています。東京都のその他地域では40.0%で、東京都においては鯉のぼりが好まれ、中でも東京23区内でその傾向が顕著に見られます。

なお、五月人形・鯉のぼり両方を飾るという人の割合は全国9.6%、東京都9.5%でほぼ同じ割合でした。

端午の節句の飾りは、家族が集う「リビング・床の間」が多い

「端午の節句の飾りをどこに飾っているか」で最も多かったのは「リビング(全国43.8%・東京都57.1%)」でした。

どの地域でもリビングが1位ですが、東京都内で特に高い割合となり、東京23区内では45.5%、東京都のその他地域では70.0%に。東京都のその他地域においてはリビングが圧倒的に高い割合であることが判明しました。

2番目に多かったのは「床の間(全国21.3%・東京都23.8%)」でした。東京都内で若干高い割合となり、東京23区内では27.3%、東京都のその他地域では20.0%で、東京23区内で高めの割合であることがわかりました。

リビング・床の間とも屋内かつ家族が集まる場所であることが共通しており、家族みんなで端午の節句を祝う家庭が多いことがわかります。

一方、屋外部分の「ベランダ・バルコニー(全国18.0%・東京都14.3%)」「庭(全国11.2%・東京都4.8%)」はともに東京都が低い割合となりました。

ベランダ・バルコニーは東京23区内では18.2%で全国値と大差はありませんでしたが、東京都のその他地域では10.0%で、少ない割合となりました。

また、庭に飾る人は東京23区内では0%、東京都のその他地域では10.0%で、東京都においては庭に飾る人はごく少数であることが判明しました。

東京都ではベランダ・バルコニーに飾り付けをする余裕のある家や、庭のある家が少ないことが大きく影響している結果であるといえそうです。

「五月人形」や「鯉のぼり」を飾らない理由とは?

東京都における傾向から、端午の節句の飾り付けの状況は自宅の構造や広さの影響を受けていることが推測されます。

そこで、五月人形や鯉のぼりを飾らない理由について詳しく尋ねてみました。

最も多かったのは「飾る場所がない(全国61.1%・東京都77.1%)」でした。

どの地域でもこの理由が1位ですが、東京都内で割合が高く、東京23区内では70.6%、東京都のその他地域では83.3%に。東京都全般、中でも特に東京都のその他地域において、飾る場所の不足が特に深刻であることがわかりました。

3番目の理由は「収納スペースがない(全国26.0%・東京都37.1%)」で、東京都における割合の高さが顕著でした。東京23区内では47.1%、東京都のその他地域では27.8%で、東京23区内で収納スペースの不足が深刻であることがわかります。

飾る場所・収納する場所の不足は全国共通して多い困り事ですが、中でも東京都ではスペース不足が問題となっているケースが多いといえそうです。

2番目に多かった意見は「片付けるのが大変(全国45.2%・東京都34.3%)」に。出し入れやお手入れの大変さが理由で端午の節句の飾りをしていない人が多く、全国では高い割合になりました。

調査概要

調査対象:トランクルームユーザー調査
回答数:400サンプル
回答期間:2023年3月15日から3月20日までの6日間
調査方法:インターネットによるユーザーリサーチ

アンビシャス
https://ambitious8.biz/

(マイナビ子育て編集部)

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