
幼児も楽しく覚える!とっておきの時計の教え方とは?
子供が時計を読めるようになると、「〇時になったらごはんの時間」「〇時〇分までにお片付けしよう」などの声掛けができるため、生活にメリハリが付き、子供も自分の行動の予定を立てられるようになります。時計の読み方を教えたいけれど、教え方が分からないという方のヒントをご紹介します。
※記事内の商品を購入した場合、売上の一部がマイナビウーマンに還元されることがあります。
幼児に時計を教えよう!


幼児には時計は難しいのでは?と考える方もいるかもしれません。しかし、幼児に時計を教えている家庭もたくさんあります。幼稚園や保育園の入園前に時計が読めるようになると、どのようなメリットがあるのでしょうか?
時計の読み方、いつから教える?
小学校の教育現場では、時計は2桁の数字を学習してから、すなわち小学1年生~2年生頃に習うことが一般的です。遅い場合は小学3年生頃にこまかな数字の読み取り方をマスターするというところもあるようです。時計は、何歳までに覚えなければならない、何歳だから覚えなくても良いというものではありませんが幼稚園や保育園での生活でも、〇時になったらごはん、〇時にはお昼寝など、時間を見て行動することも少なくありません。
子供にいつから時計を教えてようかと検討している方は、3歳ごろの幼稚園や保育園の入園前に、ある程度時間を意識できるように教えてみてはいかがでしょうか?根気よく教えることで、5歳くらいになれば時計が読めるようになっていることも決して珍しいことではありません。
時計が読める、大きなメリットとは?


幼児に時間を教えるとどのようなメリットがあるのでしょうか?子供が時計の読み方を覚えると、「〇時になったらお片付け」や「〇時半までに行く用意をしようね」など、子供との約束がしやすくなります。子供はその時間に向けて自分で自分の行動を決めるようになり、行動に主体性や積極性がでることが期待されます。時間が守れるようになれば、親は「早く片付けなさい!」など不必要に怒ることもなくなります。
また、約束の時間まであとどのくらいあるかという算数の基礎になる計算が自然と身に付きやすい点もメリットだと言えるでしょう。細かな数字まで分からない場合でも、足すことや引くことを量として捉えやすくなります。
今日から始める時計トレーニング


幼児に時計を教えたいけれど教え方が分からないという声もよく耳にします。大人にとっては簡単で当たり前の時間という概念を子供にはどのような教え方で伝えれば良いのでしょうか?具体例をご紹介しますので、教え方のヒントにしてみてください。
生活の中での時計の教え方
幼児にいきなり〇時〇分という教え方をしても、理解することは難しいものです。まずは、短い針だけを使って、区切りの良い時間だけを理解できるように教えてあげましょう。「短い針が12のところに来たからお昼ごはん」「短い針が3のところに来たらおやつを食べよう」など子供の行動と結び付けて、時間という考えが伝えてみましょう。
ある程度、1時間単位が分かるようになったら、「30分」や「半」という時間を教えていきます。半分の「半」は子供にも理解しやすいため、時間単位が分かるようになっていれば、比較的スムーズに理解できます。「半」が理解できたら、時計の針の長針について教えてあげましょう。


長針が1周すると1時間で短針が1つ進むという考えを教えます。長針は、「1.2.3.4.5……」と細かく進んでいくことを一緒に時計を見て、数字を読み上げながら確認すると分かりやすいでしょう。子供が理解できるまで、家庭の時計に、1のところに「5」、2のところに「10」など数字を書き込んであげるのもおすすめです。「5分たったら〇分になるから、〇分になったら手を洗おうね」など、初めは親がヒントと答えを混ぜた会話をしてあげると分かりやすいでしょう。子供はすぐには理解できませんが、慣れてくると少しずつ分かってくるようになるため、無理強いをせずに「なんとなく分かるようになれば良い」というゆったりした気持ちで取り組みましょう。
時計トレーニング、おすすめグッズ4選
時計を教える時には、子供用の時計トレーニンググッズを活用すると便利です。時計アプリもありますが、幼児の場合は、スマホやブルーライトから受ける影響も懸念されるため、本やプリント、触って学べるおもちゃの時計などがおすすめです。幼児期は特に楽しいかどうかという点で好き嫌いが出るため、無理強いせずに子供本人が「好き」「楽しい」と思える教材を探してあげることが大切です。
1.スタディめざまし

子供の時計レッスンといえば、くもんのステディめざましが定番人気です。子供でも時間の読み取りがしやすいように、長針短針の動きがすべて数字で書き込まれています。数字を読むだけなので、間違いにくく、子供の自信にもつながります。
2.カチコチとけい

5分単位で時計が読めるようになる絵本です。時計レッスンを始めたばかりの3歳前後の幼児にもおすすめです。4種類のゲーム付きなので、楽しく遊びながら時計が覚えられる工夫が施されています。
3.Hape(ハペ) ハッピーアワー クロック

木のぬくもりが優しい時計のおもちゃです。数字の部分もパズルになっているので、数字を覚える練習も同時にできます。表示は5分単位ですが、細かな目盛り付きなので子供でも分かりやすくなっています。オシャレなデザインが魅力でプレゼントにもおすすめです。
4.とけいのほん2冊セット

人気絵本作家まついのりこさんの時計の絵本です。かわいいタッチで描かれるコミカルな絵本で、時計に興味を持つきっかけとしてもおすすめです。シリーズ1は、区切りの良い〇時と〇時半、シリーズ2では、〇時〇分までを教えてくれます。
まとめ
大人にとっては簡単で当たり前である「時間」という感覚ですが、子供には抽象的で理解しづらい部分があります。時計とにらめっこをして教えるよりも、〇時だからおやつにしよう!など子供の生活の中に時間を取り入れてあげると分かりやすくなります。教える時は、子供が楽しい気持ちで取り組めるような雰囲気を作ってあげることが大切です。
※表示価格は、時期やサイトによって異なる場合がございます。詳細はリンク先のサイトでご確認くださいませ。