切迫早産で入院中、帰り際になると上の子に泣きつかれて辛かった私。家族にたくさん支えられて…… #「ありがとう」を伝えたい
子どもがいる女性の長期入院は、ママにとってもお子さんにとっても辛い期間。帰り際に子どもに泣かれてしまうと、こちらも泣きそうになる……。今回は、30代女性が長期入院中に家族に支えられたというエピソードを紹介します。
切迫早産で緊急入院、まだ2歳の上の子と3ヶ月も離れることに
2人目を妊娠中、切迫早産の診断を受けました。
上の子は2歳になったばかり。体質的に切迫早産になりやすいため気をつけて過ごしてはいましたが、動き回りたい時期の上の子と過ごすには限界がありました。
そして、忘れもしない12月23日。子宮頸管が14ミリになってしまい、直ぐに入院しなければいけない状態に。妊娠週数は24週でしたが、いつ産まれてもおかしくありません。
2日後にクリスマスを控えていたので、下の子が産まれる前に上の子に楽しい時間を過ごしてもらえるよう準備もしていたのですが、気持ちの整理がつかないまま入院することに。
しかも36週を迎えるまで、3ヶ月間という長期間の入院でした。そんなに長い間、上の子と離れるなんて……。
幸い私の実家と主人の実家で、数日おきに上の子を見てもらえたのですが、子どもがたまに病院にお見舞いに来てくれると、帰り際に泣かれてしまい本当に辛かったです。
毎日の採血でパンパンに腫れ上がっていく自分の腕
実家の父母、義父母、主人の沢山の愛情のおかげで上の子は元気にお留守番してくれました。
入院中は1日が終わるたびにほっとし、毎日不安で押し殺されそうだったのを覚えています。産院の先生や看護師さんにも、たくさん励ましてもらっていました。
24時間、退院するまで刺しっぱなしの点滴。腕はパンパンに腫れ何十箇所も針を刺した跡が……。本当に辛かったです。
退院する頃、季節は春に。無事出産できたのはみんなの支えがあったから
退院する頃には季節が変わっていました。暖かい春の風が心地よかったのを覚えています。
沢山の人に助けてもらい、さらに上の子の頑張りもあり、予定日を4日も過ぎましたが無事に出産できました。元気に産まれてきてくれた時は涙が止まらず、やっと心から安心し、不安から解放されたのです。
長い長い入院期間中でしたが、本当にみんなの支えで乗り越えられたのだなと思います。この感謝の気持ちをずっと忘れずにいたいです。
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※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。
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