クリームシチュー、ごはんにかける派? 分ける派? 若い世代と60代で大きな差【クリームシチューの「わけかけ論争」調査】
ハウス食品は9月19日、クリームシチューを食べる10代~60代の男女8,460人を対象に実施した「クリームシチューの食べ方に関する調査」の結果を発表しました。
クリームシチューをごはんと分ける人は68%、かける人は32%
家庭でクリームシチューを食べる時、一緒に食べる主食を聞いたところ、66.4%が「ごはんと食べることが多い」、21.5%が「パンと食べることが多い」と答えました。10.7%は、「ごはんやパンはなしでシチューだけで食べることが多い」と答えています。
そこで、「ごはんと食べることが多い」と答えた人に、家庭でクリームシチューを食べる時の食べ方を聞くと、分けて食べることが多い「わける派」が68.0%、かけて食べることが多い「かける派」が32.0%でした。
年代別に見ると、50代では「わける派」が76.0%、60代では87.0%と、年代が上がるにつれ「わける派」の割合が高くなっています。20代では「かける派」が44.3%、10代に至っては51.3%と半数を超えました。同社では、「若年層で『かける派』が多いことから、今後さらに『かける派』が拡大していくことも考えられるのではないでしょうか」と予想しています。
続いて、クリームシチューをごはんと一緒に食べる「ごはん派」が多い都道府県別をランキング化したところ、は、1位から順に「新潟県」(80.0%)、「富山県」(78.9%)、「岩手県」(77.2%)、「山形県」(75.0%)、「福島県」(73.9%)と全国有数の米どころが上位に並びました。
一方、パンと一緒に食べる「パン派」が多い"パン県"は、「東京都」(32.8%)、「神奈川県」(31.7%)、「大阪府」(30.6%)、「京都府」(30.0%)、「埼玉県」(28.3%)と都市部が多くなりました。
クリームシチューの「わける派」になったきっかけを聞くと「ごはんとは別にして、シチューはおかずとして食べたいから」「給食では別々に配膳して、分けて食べていたから」など、「昔から」「最初から」「子どもの時から」など食事の習慣として、ごはんと分けて食べる人が多くなっています。
逆に、「かける派」になったきっかけについて聞くと、「かけて食べる方が、洗い物が減る」「かけて食べるとごはんの甘みを感じられるから」「小学校の給食で、シチューをごはんにかけて食べていたから」など、「昔から」「最初から」など食事の習慣として普段からかけて食べていたという人が多い中、「洗い物が減るから」という意見も目立ちました。
また、クリームシチューの「わける派」に、分けて食べるオススメポイントを聞くと、次のようなコメントが寄せられました。
●おかずとして食べるので、主食と分けることで、他のおかずも一緒に食べることができる
●お皿の柄や形にこだわってシチューをオシャレに盛ると、外食気分が楽しめます
●具を大きめにして、おかずの一品になるようにしている
一方、「かける派」からのオススメポイントは次のようなものでした。
●いつもより少し味付けを濃くして食べるのがおすすめ。分量通りではなく牛乳の量を減らすと、シチューのとろみが出て、よりごはんに合いますよ
●べちゃべちゃにならないよう、シチューの水分を少なめにして作る。オーブンで少し焼いて、ドリアのようにして食べてます
●かけた方が手早く食べられる
詳しい調査結果は特設サイトでも公開しています。
ハウス食品/シチューとごはん、わける?かける?シチューわけかけレシピ
https://housefoods.jp/data/stew_c/wakekake/
調査概要
調査名:ハウス食品「クリームシチューの食べ方調査」
実施時期:2023年2月1日(水)~2月7日(火)
調査手法:インターネット調査
調査対象:各都道府県別に、クリームシチューを食べる10代~60代の男女各180人ずつ・計8,460人
調査委託先:電通マクロミルインサイト
ハウス食品グループ本社
https://housefoods-group.com/
(マイナビ子育て編集部)