【カーテンの洗濯って面倒……】今年こそスッキリしたい! 億劫になる3つの理由と解決策
家のインテリアの中でも、部屋の印象を決める「カーテン」。みなさんはどのくらいの頻度で洗濯をしていますか? 大きな窓につけているカーテンほど大きく、洗濯が億劫になりがちですよね。その億劫になる気持ちをポジティブに変える3つのコツをご紹介します。
名古屋在住ライフオーガナイザー®︎の中矢くみこです。
家の窓に欠かせない「カーテン」。部屋の中を見えにくくするだけでなく、光や熱、音を遮ってくれる効果もあります。なにより、部屋のなかでも大きな場所をとるので、カーテンひとつで部屋の雰囲気を変えたりなど、インテリアとしても重要です。
そのカーテンですが、みなさんはどのくらいの頻度で洗っていますか? 大掃除の時のみ、という方もいらっしゃるかもしれませんね。
特にリビングやダイニング近くにあるカーテンは、家族が多くの時間を過ごす分、それなりに汚れているはず……! それでもこまめに洗えないのには、以下3つの心のハードルがあるのではないでしょうか?
1. 面倒くさい!
2. 干すのが大変!
3. 忙しくてその時間を割けない!
特に年末だと、みなさん忙しいですよね。つい億劫になりがちなカーテンのお洗濯ですが、先ほどの3つのハードルをクリアしやすくなるコツをご紹介していきます。
ハードル1:面倒くさい
カーテンを洗濯するときに面倒に感じることは何でしょうか?
私の場合は、カーテンを外すための踏み台を取りに行くこと。
踏み台を取りに行く → カーテンまで運ぶ → 組み立てる
意外と手間が多いのです。私は取りに行くのが面倒なので、思い立ったときにさっと手に取れる場所に踏み台を収納しています。
運ぶことにハードルを感じるなら、軽いものを選んだり、あらかじめ家族に踏み台のセッティングをお願いしておくといいでしょう。組み立てるのが面倒な方は、簡単にセットできる踏み台を選ぶなど、面倒に感じることを掘り下げることで、自分に合った解決策が見つかります。
面倒といえば……カーテンの金具を取り外したり、洗濯後に取りつけることもひと手間です。以前の家のカーテンは金具があるタイプでしたが、当時は子どもたちも小さく、金具を外す余裕などまったくありませんでした。
洗濯の際は金具部分が出ないように、内側に数回折り込んでから、たたんでネットに。金具をつけたまま、洗濯をしていたのです(笑)。遮光カーテンのようにしっかりした生地でしたので、問題なく洗濯できていました。
金具の取り外しは、カーテンを洗濯する際にもっとも面倒な作業かもしれません。その作業をしないために、現在の家ではポールに引っ掛けるタイプのカーテンを使用しています。
ハードル2:干すのが大変
大きなカーテンを洗濯した際にネックになるのが、干す場所です。そこで、洗ったカーテンは濡れたままカーテンレールにセッティングしてしまいます。
ただ、これを年末にやってしまうと、湿度が高くなりすぎたり、窓の結露も助長してしまいます。さらに、エアコンをつけていない部屋は寒くて乾きにくい……。年末にカーテンを洗濯するのは、実はオススメできないのです。
洗濯する時期は、12月よりも気候のよい時期がオススメ。エアコンがなくても過ごしやすい時期なら、窓を開けておくだけで、屋外の日陰干しに近い環境に。乾きやすいうえに、爽やかな風が吹けば、洗濯の香りも心地よくなりますよ。
ハードル3:忙しくて時間を割けない
カーテンを洗うことは、日々の家事の中では優先順位が低いですよね。そこで、カーテンを洗う時期をあらかじめスケジューリングしておくことで、行動に移しやすくなります。リマインダーを設定しておくのも安心です。
私はGoogle カレンダーで予定管理をしているので、「カーテン洗濯」と毎年同じ時期に予定が表示されるように設定しています。
手帳を使用している場合は、予定をつい書きうつし忘れてしまうことも。そのときは、毎年やることのリストを書き出しておくこともオススメです。手帳が新しく変わったときに、リストを全て書き込めば書き忘れ防止にもつながります。
さらに楽するために! 家族を巻き込む
家中のカーテンとなると、洗濯の回数も1回というわけにはいきません。
そこで、家族が協力しやすくなるよう分業制を取り入れてみませんか? 初めから最後まで、工程を分けてみます。
・カーテンを外す
・たたむ
・洗濯ネットに入れる
・洗濯する
・ネットから出して干す
これだけでも5つに分けられます。さらに、
・踏み台を運ぶ
・カーテンを外したり、取りつけるサポートをする
など、やることは意外と多いのです。
この一連の流れは、やっている人しか気がつかないもの。工程がたくさんあることを伝えて、できることを振り分けられたら、カーテンの洗濯もグッと楽になりませんか?
まとめ
なかなか取りかかれないカーテンの洗濯。たくさんある工程の中で、自分にとって面倒なことやハードルが何かを、ひとつひとつ考えてみてください。今よりも、もっと楽にできるやり方が見つかりやすくなるはずです。
今回の記事が、みなさんのお役に立てば幸いです。