【コストコ】看板商品が変わった!? 新パッケージの「ロティサリーチキン」注意点と切り分け方法を完全ガイド!
コストコの看板商品といえば、丸鶏をじっくり丁寧に焼き上げた「ロティサリーチキン」ではないでしょうか? そのロティサリーチキンのパッケージが大きく変わりました! 新パッケージの注意点と、切り分け方について徹底レビューします!
育ち盛り5人の子どもたちの胃袋を満たすべく、週イチでコストコに通う主婦、コストコナビゲーターのaoです。年間1,000点以上のコストコ品を実際に試して、おいしさやコスパなどをしっかりレビューしながら商品を紹介しています。
コストコの人気商品!「ロティサリーチキン」
みなさん、コストコの人気商品「ロティサリーチキン」はご存じですよね?
コストコの看板商品とも言えるこちらの商品は、丸鶏を贅沢に使用し、専用のオーブンで毎日じっくりと時間をかけて焼き上げられている定番商品です。
価格も798円と大変お手ごろなので、特にクリスマスにはお客さんが殺到し、倉庫店によっては整理券が配られるほど!
これまでは、大きな船型のプラスチックパッケージに入っていましたが、この度、専用の袋での販売に切り替わりました。
新パッケージのメリット&注意点
新しくなった袋型パッケージのもっともよい点は、コンパクトになったこと! 持ち手がついたことで持ちやすく、パッケージの上部にはジッパーがついて、開閉ができるようになりました。
ゴミも少なくなり、プラスチックの削減に取り組んでいるコストコらしい変更ですね!
ただ、実際に購入してみて感じた注意点がいくつかありましたので、まとめてみました。
上部に穴が空いている
カークランドシグネチャーのロゴの下あたりに、穴が空いています。これは、焼きたてのチキンを入れているため、蒸気を逃がすためではないか? と考えられますが、気がつかずに袋を横倒しにしてしまうと……チキンから出た肉汁がこぼれてしまう事態に。
底の部分が熱くなりやすい
以前はしっかりとした作りのプラスチック製パッケージだったので、熱の伝わり方が比較的緩やかだったのですが、袋のパッケージに変わったことによって、熱がダイレクトに伝わるようになりました。熱々の焼きたてを購入したときは、まわりに冷たい食材を置かないよう注意しましょう。また、小さなお子様が底の部分を触れないよう、気をつけてください。
形状が崩れることも
ロティサリーチキンは、お肉のやわらかさ、ジューシーさを維持しながら、じっくり焼き上げられた丸鶏です。やわらかいお肉だからこそ、袋のパッケージになったことで、持ち上げたときに股の関節部分が上がってしまい、やや形が崩れてしまうことも……。崩さないコツは、持ち歩くのではなく、すぐにカートの平らな場所に置くこと! そうすれば、キレイな形を維持できますよ。
持ち帰る際にはなるべく水平を保ち、下が平らなところに置くことをオススメします。
ロティサリーチキン切り分け方
丸鶏が魅力のロティサリーチキンですが、それゆえに「どうやって切り分けたらいいの?」と悩む方も多いのではないでしょうか?
今回は、初心者の方でもわかりやすいように、あまり細かく分けず、シンプルに切り分ける方法で解説してみたいと思います。
はじめにやってほしいのは、チキンを止めているゴムを取り除くことです。(写真では青色で見えている部分)
この作業を後まわしにしてしまうと、切り分けしにくくなってしまったり、場合によってはゴムが細かく切れてしまい、取り除くのが困難になってしまったりするためです。
このゴムによって足の部分と手羽の部分が固定されています。コストコの売り場から見えるバックヤードでは、ロティサリーチキンがこの形で回転しながら焼かれている風景をよく見かけますが、このゴムのおかげで形が崩れないんですね。
この部分を、ナイフ、もしくはキッチンバサミでカットして、ゴムを取り除きましょう。
次に、股のつけ根部分にナイフを入れてカットします。
股の形に沿って切り込みを入れていき、中央の骨のつけ根部分にグッと力を入れると、うまくカットする事ができます。
このような形になるイメージでカットしてみてください。
反対側も同様にナイフを入れて、カットしていきます。
もも肉部分は一番食べやすい部位で、肉質もやわらかでとってもジューシーです。この部位は、そのまま食べるのが一番オススメです。
次は、手羽部分をカットしましょう。
チキンを裏返しにして、手羽肉の形をイメージしてナイフを入れていきます。
手羽部分は、鶏皮のパリパリ感とコクのあるうまみがつまったやわらかいお肉を楽しめる、子どもでも食べやすい部位です。そのまま食べてもおいしいですが、スープ等に使うと、プルプルッとした食感も楽しめますよ。
最後に、大きく残った胴部分。この部分に関してはあばら骨があるので、綺麗に外そうとせず、ざっくりと外すイメージでカットしたほうがよいでしょう。
というのも、骨のそばから外そうとすると骨がついてきてしまい、逆に取り除くのが手間になってしまうからです。
まずは、むね肉を骨から剥がすようにカットしていきます。
中央に背骨があるので、そこを避けるように2本切り込みを入れます。中央の切り込みに手を沿わせて、グッと開くようにむね肉を剥がします。
むね肉部分は、繊維質でさっぱりとした味わいなので、サンドイッチの具やサラダのトッピングにもピッタリですよ。
もも肉、むね肉、手羽、骨まわりと、大まかに4つの部位に分けることができました。
骨部分は、いわゆる鶏ガラ。よい出汁が取れる部分となります。
背骨まわりには、まだたくさんお肉が残っていますが、これはそのままスープにしてしまうのがオススメです。細かく肉を取り除かなくとも、煮込むと自然に身が剥がれてくるので、骨だけを取り除けば、鶏肉入りのスープができあがります。お好みで野菜を足し、味を整えれば、余すことなくおいしく食べ切ることができますね。
クリスマスにロティサリーチキンを食べたい!
コストコは毎年、クリスマスの日はロティサリーチキンを求める方で大混雑します。2023年は、クリスマスイブの24日が日曜日ということもあり、前日の23日から例年以上に混雑することが予想されます。
逆に、クリスマス当日である25日は月曜日なので、夜には落ち着いている可能性が。
ロティサリーチキンの消費期限は、加工日を含めて2日です。また、大変混雑するので、筆者が行く倉庫店では例年ホットデリコーナーの前でスタッフさんが整理券を配布しています。朝イチで行ったのに、ロティサリーチキンの受け取りは夕方になることもありますよ。
クリスマスパーティ当日にコストコで購入する場合は、オープンと同時に倉庫店に入店することをオススメします。本来は10時オープンのコストコですが、クリスマスの時期は早めにオープンすることも。その場合はコストコ公式ホームページや各倉庫店で告知されますので、ぜひチェックしてくださいね。
クリスマス当日にロティサリーチキンを楽しむために、筆者オススメの方法は、事前に購入して冷凍しておくこと! 自己責任にはなりますが、ロティサリーチキンを丸ごと冷凍してしまうんです。
この方法ならば、クリスマスに合わせてコストコに行かなくとも、自分の好きなタイミングで購入し、クリスマスに備えることができます。
詳しい方法は下記記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。
まとめ
コストコで大人気の「ロティサリーチキン」。リニューアルしたパッケージの注意点と、ロティサリーチキンの切り分け方法について解説しました。
ジューシーでやわらかく、とてもおいしいだけでなく、その豪華さから食卓に華を添えてくれるロティサリーチキン。上手に切り分けることで、さまざま料理に使う事ができたり、余すことなく食べ切ることもできますよ。
ぜひ、参考にしてみてください。