ワンオペ育児に疲れ切っていた私に、スーパーで買い物中、声をかけてくれたのは…… #「ありがとう」を伝えたい
ワンオペ育児中、子どもが言うことを聞かなくて悩んでいたAさん。今回は、そんなAさんがスーパーでの買い物中に体験した心温まるエピソードを紹介します。
スーパーマーケットで途方に暮れる
夫の転勤で全く知らない土地へ引っ越し、里帰りもせず2人目を出産した私。育児はほぼワンオペで、毎日疲れ果てていました。
ある日、2人の子どもを連れてスーパーに買い物に行ったときの出来事です。
2歳の上の子のイヤイヤ期がひどく、買い物がなかなか進まずに困っていました。抱っこ紐で下の子を抱いている状況で、上の子を追いかけたり機嫌を取ったりでクタクタに。
本当に言うことを聞いてくれない子どもたちを前に、いら立ちと悲しさで言葉では表現できないような気持ちになっていました。
そんな時に、見知らぬ女性から声をかけられたのです。
「ついつい声をかけてしまったの」
最初は、私や上の子が騒いでいたので注意されたのかと思いましたが、その方がかけてくれたのはとても優しい言葉でした。
「お母さん大変だよね。私の子どももそのくらいの年齢の時が一番大変で、ストレスがひどかったのよ。だからあなたの気持ちがとても分かって、ついつい声をかけてしまったの。今は大変だけど、もう少ししたら楽になるから頑張って」
と言ってくださり、ジュースまでいただいてしまいました。
ワンオペで張り詰めていた気持ちが楽になった
当時は、知らない土地でワンオペで本当に辛かった分、その言葉が余計に嬉しくて思わず泣いてしまいました。
子育て中はとても孤独で、社会と離れているような感覚になることも。そんな中で、温かい言葉をかけてくれた女性にとても心が救われました。
母親としての自己肯定感も低い状況だったので、その女性には感謝しかありません。
あの時は声をかけてくださり、本当にありがとうございました。
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※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。
