
【やっちゃった~!】安物買いの銭失い……お買い得だと思ったのに! セール失敗談15選
季節の変わり目やボーナス時期には必ず開催されるセール! ちょっと高いなぁと諦めていた家電や衣類などがお手ごろ価格で手に入れるチャンスです。また、スーパーでは日々、食材や日用品のお買い得品セールがあります。しかし、なかにはセールの落とし穴にはまってしまった人も……? 今回は、セールに惑わされた人の失敗談をまとめました。
買い物をするときの行動で近いのはどっち?
✅見つけた時が買い時! 定価で買う
✅1円でも安く! 値下げやセールを待つ

お買い物をするときの行動基準は、人によって異なります。「見つけたときが買い時! 定価で買う」という人は、29%でした。71%の人は「1円でも安く! 値下げやセールを待つ」タイプです。
多くの人がすぐに欲しい気持ちを我慢して、節約を心がけていることがわかります。今必要なものは別として、値下げの可能性があるとわかれば、多少の不便は我慢できるという心理のようです。
セールで買い物をする時の行動で近いのはどっち?
✅セールでも本当に欲しいものしか買わない
✅お得感につられて余計なものも買ってしまう

さらに、セールでのお買い物行動についてきいてみました。「セールでも本当に欲しいものしか買わない」という堅実な人は、69%もいます。しかし「お得感につられて余計なものも買ってしまう」という人も31%いました。
セールの落とし穴はまさにここ! 手に取ったときは「お得!」と思っても、帰宅して袋から出してみると高揚感は消え、魔法が解けたような気分になります。堅実派も、過去の失敗から学んだのかもしれませんね。
やってしまった! セール失敗談

必要ないものまで買ってしまった
●お得感やキャンペーンにつられて、本当は必要ないものまで買ってしまって、購入後に後悔する。(女性/30歳/建設・土木/秘書・アシスタント職)
●安いから買っておくかという理由でいろいろと買ってしまって結局使わない。(男性/35歳/自動車関連/事務系専門職)
●必要なものを大量に買い込んだら消費期限内に使い切れなかった。(男性/40歳/電機/技術職)
セールの失敗談で多いのが、まさに「余計なものも買ってしまう」ことです。
本当に必要かどうかよく考えているうちに、山積みの商品が次々に売れていく様子を見ると、ついついひとつ手に取ってしまいます。「いつか使うだろう」「家族の誰かが使うかも」という期待は簡単に裏切られます。
一方、「必要なもの」を多めにお得に買ったはずなのに、消費期限のせいで「不要なもの」になってしまった……という失敗もありました。セール品は消費期限が近いものが多いため、食料品の場合は特に注意が必要です。
もっと安く買えたのに!
●セールでお得に買えたと思っていたのに、実はほかの店のほうが安く売っていると後でわかって残念でした。(女性/49歳/学校・教育関連/専門職)
●セールで買い溜めしたけど、その後よい物が新発売されて、すぐに買いたいけど在庫があるため我慢しなければならなくなること。(女性/49歳/小売店/販売職・サービス系)
●ネットでセール品の服を買ったけれど、届いて間もなくさらに値下がりしたので悔しかったです。(女性/38歳/小売店/販売職・サービス系)
「セール!」「お買い得!」の言葉に飛びついて後悔したという人もいます。
もちろん定価以下で変えたのですから、セールでお買い得だったことは間違いではありません。しかし、1円でも安く……と考えている人にとっては、さらに値下げされた同商品を見つけるのは悔しいものです。
「慌てて買いすぎた!」「もう少し待てばよかった」と思っても後の祭り。損をしたわけではないのに、損をしたような気持ちになってしまいます。
買えばよかった……
●セールを逃して次のセールを待っていたら売り切れで買えなくなってしまった。(男性/41歳/自動車関連/技術職)
●基本的に食料品以外を買うときは事前に調べていくのだが、セールで買い物に行ったとき子どもが欲しがっているゲームが安くなっていたが、疲れ果てていたのでそれを買わずに帰ってしまい、後日調べたらネットで買うより安かったことがあって大失敗だった。(女性/47歳/不動産/事務系専門職)
●ほかと価格比べをしているうちに売り切れてしまった。(女性/33歳/建設・土木/事務系専門職)
「もっと安くなるかも」という予測は、外れることもあります。欲しい商品が定価より安く手に入るならそれだけでお得だと割り切れば、セールで失敗することはありません。特におもちゃやゲームなど趣味のものは、はやく手に入れればそれだけ長く楽しむことができます。
「欲しい時が買い時」という言葉もありますから、買うタイミングを見極めてお買い物をしてはいかがでしょう。
よく見たら質が悪かった

●セール限定品を買ったら質が悪かった。(女性/34歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
●安いものをたくさん買っても結局質が悪かったりしてすぐ使わなくなり安物買いの銭失いとなる。(女性/43歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)
●自分の服を買おうとして、安いからと購入したら生地がペラペラで着れたものではなかった。(女性/31歳/電機/事務系専門職)
セールは「早い者勝ち」という心理が働き、よく商品を確認せずに購入を決めてしまいがち。また、ネット通販では実物を見て買うことはできません。その結果、質の悪い商品を買ってしまって後悔、なんてことにも。セールだからといって飛びつかず、品質を見る目も必要ですね。
家電などの型落ち品や旧バージョンは、機能自体に満足しているならお買い得といえるでしょう。
妥協は禁物
●ややピッタリサイズの服しか残っておらず、「上に羽織ればいいか」と購入したが、着心地が悪くあまり着なかった。(女性/33歳/不動産/営業職)
●服を購入するとき、好みの色が在庫切れだったので代わりに許容範囲だった色を購入したが、しばらくして好みの色が再入荷したのを見て失敗したと思った。(女性/41歳/機械・精密機器/事務系専門職)
●安いと思って、若い人が買うブランドで、試着なしに購入したところ、まったく似合わなかった。(女性/43歳/医療・福祉/専門職)
妥協してセール品を購入して失敗した話は、ファッション関係に多く見られました。本当に欲しいものではないけれど、せっかくセールになっているし……という理由で購入したものは、結局満足感を得られずに使わなくなります。
「迷う理由が値段なら買え、買う理由が値段ならやめておけ」という買い物アドバイスを聞いたことはありませんか。セール価格につられた妥協は後悔の元です。セールで買う前に、自問自答してみてください。
まとめ
お買い物は依存してしまう人がいるほど楽しい行為です。とくにセールと聞くと、欲しいものはなくてもなんとなく見てみようという気分になる人が多いのではないでしょうか。
セールは人の購買意欲をそそるように演出されています。よいものを安く手に入れるためには、ものを選ぶ目と冷静な判断力が必要です。セールの魔法に惑わされずに、購入する価値があるかどうかを見極めてください。
マイナビ子育て調べ
調査日時:2023年11月21日
調査人数:116人(20代~40代までのパパ・ママ)
(マイナビ子育て編集部)