育休前は営業職として深夜まで働くことも。異動によって、育児と仕事の両立をかなえることができた
仕事をしている女性にとって、育児休業からの復職は大きなターニングポイント。自分自身にも子どもの生活にもさまざまな変化が訪れ、これから職場復帰を控えている人は不安を抱えているかもしれません。そこで先輩ママの体験談をお届け。
今回は小売店の営業から異動し、現在は総務部で働く女性のエピソードをご紹介します。
(42歳、子ども3歳、小売店/事務系専門職)
深夜残業もある営業部門で働いていた私が妊娠
産休に入る前は、深夜までの勤務もある営業部門に所属していた私。
1人目の子どもを妊娠した時、育休からの職場復帰が本当にどうなることかと心配でたまりませんでした。
そこで会社の人事担当者に相談し、部署異動をお願いしたところ、土日勤務はあるものの、比較的スケジュールの融通が利く総務部への異動が決定。
ほっとした気持ちで産休・育休に入ることができました。
子どもにも職場にも「申し訳ない」と思っていたが、周囲は皆優しく……
復職後は、定時より1時間短い時短勤務にさせてもらいました。
それでも、育休中は一日中一緒にいた子どもとの時間が取れなくなることが寂しく、子どもにもつらい思いをさせるのではないかと申し訳なくて……。
また、仕事と育児と家事のすべてをこなす自信がなく、さらに時短勤務で職場に迷惑をかけるという思いでいっぱいでした。
幸いにも職場の上司や同僚は子育てに理解がある方ばかりで、本来であれば勤務がある土日も「あなたは休んで、お子さんとの時間を大事にしてあげて」と配慮してくださいました。
職場の皆さんの協力のおかげで、徐々に“子育て一本”の生活から、“仕事をしながら子育てする生活”へとシフトすることができ、本当にありがたかったです。
色々な人の助けをもらって、育休復帰を乗り越えることができた
子どもを保育園に送り、8時30分から16時30分まで無我夢中で仕事をこなした後、お迎えに。保育園では、先生から日中の子どもの可愛かった姿や頑張った様子を、毎日たくさん聞かせてもらえました。
また卒乳や食事、おむつ外しなどでは母である私も「お母さん大丈夫、大丈夫よ!」とたくさん励ましてもらいながら、なんとか乗り切れました。
職場の皆さん、保育園の先生、色々な人のおかげでここまで来れたと思います。本当にありがとうございました。
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※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。