子どもがスマホで何をしているか「把握していない」親は約3割、なぜ把握しない?
NEXERが運営する日本トレンドリサーチは1月31日、青山ラジュボークリニックと共同で実施した「子どものスマホ使用」に関するアンケート調査の結果を発表しました。
子どもがスマホで何をしているか「まったく分からない」親は約1割
高校生以下の子どもがいる全国の男女268名に、子どもがスマートフォンを持っているか尋ねたところ、63.8%が「持っている」と回答しました。
子どもがスマートフォンを持っていると回答した人に、子どもがスマートフォンに触っている時間を把握しているか聞くと、52.0%が「把握している」、48.0%が「把握していない」と答えています。
続いて、子どもがスマートフォンで何をしているかを大体把握しているか聞いてみると、68.4%が「把握している」と回答しました。一方、9.4%が「まったく分からない」と答えています。
「あまり把握していない」「まったく分からない」と回答した人に、子どもがスマートフォンで何をしているのか把握したいと思うか尋ねると、74.1%が「思わない」、25.9%が「思う」と答えました。
子どもがスマートフォンで何をしているのか把握したいと思う理由は、
●子供がトラブルに巻き込まれないかが気になるから。(50代・男性)
●危ないサイトなどをみていないか気になる(40代・女性)
●何をしているのか気になる。(40代・男性)
など、スマホに関するトラブルや危険性を心配する声があげられました。
一方、子どもがスマートフォンで何をしているのか把握したいと思わない理由は、
●あまり干渉してもよくないと思うから(40代・女性)
●子供にもプライバシーがあるので(30代・男性)
●もう高校生なのでプライバシーが必要だと思うし、そこまでおかしなことはしないと信頼しているから(50代・女性)
●個人の自由を尊重しているから(50代・男性)
●監視みたいなことはしたくない(40代・女性)
など、子どものプライバシーや自由を尊重する声があげられました。
調査概要
調査名:「子どものスマホ使用に関するアンケート」
調査期間:2023年12月30日~2024年1月9日
調査機関:日本トレンドリサーチ(https://trend-research.jp/21390/)
集計対象:現在高校生以下の子どもがいる全国の男女
有効回答:268サンプル
調査方法:インターネット調査
調査協力:青山ラジュボークリニック(https://nipt-info.com/)
NEXER
https://www.nexer.co.jp/
(マイナビ子育て編集部)