
ずっと続けてきたスポーツの試合で息子のチームが初優勝! あらためてお礼を言いたい人 #「ありがとう」を伝えたい
子どもが小学校にあがると、親と離れて過ごす時間も増え、成長を感じる瞬間を直で見ることがおのずと減っていきます。今回は、小学生の息子が出場したスポーツの試合で感動したというパパのエピソードを紹介します。
息子がミニバスケットボールの区選抜に!

我が家の三男が小学校6年生のとき、ミニバスケットボールの区選抜選手に選ばれました。
ミニバスケは小学2年生のときから続けていましたが、それまで大した成績を残すこともなく、ついに最終学年になった息子。チーム内ではキャプテンでもなく、ましてやエースでもありません。
しかし、どんな場面でも動じず「チャンスに強い」というのが息子のプレーの特長だと思ってずっと見守っていました。
選抜大会当日。チームは順調に決勝戦まで進み……

選抜大会で、息子のチームは3回戦まで順調に勝ち進みました。準決勝は苦戦しましたが、チームの仲間たちの活躍もあって競り勝ち、ついに決勝へ!
ここまで息子は、ポイントガードとして2クォーターにだけ出場していました。
決勝戦は、3クォーターまでリードチェンジを繰り返す接戦。4クォーターの途中、息子がコーチに呼ばれ指示を受けたあと、メンバーチェンジでコートに出ました。
ミニバスケは、選手の交代は前半と後半に1回ずつしかできません。
4クォーターでの交代はある意味賭けで、競った場面で息子が出場させてもらえたことに父親の私も驚きました。
しかし息子がコートに入ってから一気に流れが変わったのを感じ、チームは得点を重ねていきました。そして試合は終了、結果は優勝! 息子にとっては生まれて初めての優勝とメダル獲得です。しかも終盤で活躍した息子がMVPにも選ばれました。
試合後、コーチと話す時間があり「なぜあの場面で息子を出したのですか」と尋ねると、「ガードを2人にしてスピードアップしたかった。それと……息子さんの度胸の良さに賭けてみたくなったんです」という答えが。
その試合は、5年間ミニバスケを続けてきた中でもっとも生き生きした息子のプレーだったと思います。表彰式での恥ずかしそうな姿がとても印象的でした。
いわゆるスポーツ少年団ですから、休日に親が稼働することが多く、負担に感じたこともありました。けれど子どもたちのスポーツを通じて、親である自分も大きな感動を味わわせてもらいました。何より、我が子の成長を見られたことがうれしいです。
一緒に頑張っていた息子のチームメイト、コーチ、そしてサポートを続けた保護者仲間、みんなに感謝したいと思いました。

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※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。
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