藤本美貴さん「あんた!クソババアって! 言ってる時間が無駄」思春期の息子は「わざとムカつかせようとしてる」
三児の母でタレントの藤本美貴さんが、子どもから「産んでくれなんて頼んでない」「クソババア」など反応に困ることを言われたときの「ミキティ流返し方」をYouTubeで披露。大きな反響を呼んでいます。
結論「そんなことはどうでもいい」
お悩み相談への回答が大人気の藤本美貴さんですが、少し趣向を変えて、「ミキティ流あーいえばこーいえ」というテーマで、子どもやパートナーから言われがちな「傷つく言葉」への対応策を公開しました。
もし、我が子に「産んでくれなんて頼んでない!」「うるせえクソババア」と言われたら……? 用意された「子ども、夫に言われてムカつく言葉リスト」から、まず取り上げたのは「産んでくれなんて頼んでない!」です。
藤本さんの長男はこの春から中学に進学予定で、まさに思春期真っただ中。子どもから「産んでくれなんて頼んでない!」と言われたことはまだないそうですが、自分だったら「もう出てきたんだからそれ言ってもしょうがなくない? 戻れます?」と切り返すと明かしました。
「こっちが好きで産んだんだから、幸せにしなきゃいけない」という責任感を持ちつつ、「でも、もう出てきてるんだから、それ言ったところでしょうがなくない? 戻れます?」と非常に現実的な藤本さん。
一方、すでに息子からの「うるせえクソババア」は経験済ですが、「なんとも思わなかった」といいます。
子どもを叱っている途中で言われたため、「だから何? それよりも、みたいな。それでこっちが止まると思うなよって」「はいはい思春期ね、みたいな感じ?」と、軽く受け流して、本題から逸らさないようにしたのだそう。
そもそもクソババアと言われても全然怒る気にならないのは、「私もクソババアって言ったことあるから。だからクソババアって言われてもしょうがないなって思っているところがある」ため。
子どもに対して、思春期で「ムカつくことは多々」あれど、藤本さんは「キレないって決めてる」。なぜかというと、思春期の子どもは当然親に反抗的なものであり、「わざと嫌なこと言ってムカつかせようとしてるみたいなところがあるから」だといいます。
叱っている本題があるのに、クソババアという言葉に気を取られて「あんた! クソババアって!」と激昂してしまったら「時間の方が無駄だなって思っちゃう」と、常に冷静さを忘れないところがさすがです。
また、子どもを叱ることについて、「怒ると叱るは違うとかさ、怒るんじゃなくて叱ってくださいとかそういうの笑っちゃう。いいからそういうの、一回黙って。話を前に進めさせて?」と一蹴。
「産んでくれなんて頼んでない」もそうですが、藤本さんは「それを言ったところでどうにもならないじゃん。私ね、言ったところでどうにもならないことは、もう言わないでほしい」とキッパリ明言。「そんなことはどうでもいい」という結論が出ました。