1日のうちで「あること」に費やす時間、男性より女性の方が約2倍多いことが判明。30代女性の平均は4時間にものぼる
デリバリーサービス「Wolt(ウォルト)」を展開するWolt Japanは5月28日、全国の20~50代の男女を対象に実施した「令和家庭の家事の時間の使い方に関する調査」の結果を発表しました。
最も時間がかかる家事、3位掃除、2位買い物、では1位は?
日常的に家事を行っている人(N=700)を対象に、一日の家事に費やす総時間を聞いたところ、平均は2.9時間となりました。時間がかかっている家事は、「料理」(54.4%)が最も多く、「食料品・日用品の買い物」(13.0%)、「部屋の掃除」(11.6%)と続きました。
続いて、家電やサービス(食材配達・家事サポートなど)の進化により、家事の時間・手間は昔よりも減ったと感じるかを尋ねたところ、52.4%が「感じる」と答えました。しかし、59.3%は「自由時間が足りない」と感じており、 1日のうち自分のために使える自由時間は「30分未満」が最多回答となりました。
家事から解放され、自由時間が1時間できたらやりたいことを尋ねたところ、1位は「だらだら・のんびり」(62.3%)、2位は「趣味」(56.1%)、3位は「睡眠」(54.0%)でした。
さらに、もしも自宅で1時間だらだら・のんびりできる時間を得られるなら、対価として支払う最高額を通常時と繁忙時でそれぞれ尋ねると、通常時は平均1,564円、繁忙期は平均2,794円でした。
性別・世代別に「1時間の自由時間ができるとしたらやりたいこと」を比較すると、全体的に年齢が上がるにつれて「だらだら・のんびり」への意向が高まり、特に30代~50代女性では7割以上となりました。
一方で、1日の家事に費やす総時間を年代別でみると、男性は全世代において2時間前後(平均1.9時間)なのに対し、女性は全世代3時間超(平均3.7時間)と約2倍の負担がかかっていることがわかりました。現代社会において、まだまだ家事負担が高くなりがちな女性ほど、「だらだら・のんびり」した時間を求める傾向にあることがうかがえます。
調査概要
調査方法:インターネット調査
調査時期:2024年4月
調査機関:アクセンチュア
パネル提供元:GMOリサーチ
調査対象:日常的に家事を行っている全国の20~50代の男女・合計700名
※居住地・年代・未既婚・子有無(既婚者のみ)の項目で均等割付
※小数点第二位を四捨五入しているため、合計が 100%にならない場合があります。
Wolt Japan
https://wolt.com/ja/jpn
(マイナビ子育て編集部)