
汚部屋から脱出するには何から片付ける?掃除方法を紹介!
ちゃんと片付けているつもりでも、なぜか汚部屋になってしまう方もいるでしょう。子どもがいると物が増えてしまいがちなため、片付けても追いつきません。しかし、汚部屋にはちゃんとした理由があるようです。そのような人の特徴と解消法を紹介します。
汚部屋になってしまう理由


汚部屋となってしまうには理由があります。どのような人がなりやすいのか、その特徴を知っておきましょう。
汚部屋になってしまう理由があった
汚部屋になってしまうには、いくつかの理由があります。第一に物が多すぎるということです。必要のない物まで買ってしまい、安いからという理由で食品のストックを必要以上に買うケースもみられているようです。そして汚部屋になる人の特徴は、周りの人から見るとゴミに見える物でも、その人には「いつか使えるかもしれない」という心理となってしまいます。このような現状がエスカレートする場合では、ADHDが隠れている可能性もあるかもしれません。
汚部屋になる人の特徴とは
汚部屋になる人は鞄の中も汚れている傾向があります。道端でもらった広告チラシが入ったままの人、食べかすが鞄の底に溜まっている人、何でも鞄の中に入れて整理ができない方は要注意です。物の定位置が決められておらず、使ったら片付ける習慣がない場合や、ゴミを捨てる習慣さえなく、賞味期限が切れても本人はまだ食べられると言い張るケースもあります。
汚部屋だと気分も体調も低下


汚部屋にはどのようなリスクが潜んでいるのか知っておきましょう。その人の認識力が低下しており、本人だけでなく周りの家族にも健康被害が及ぶかもしれないのです。
汚部屋だと体調に影響?
汚部屋で住んでいると、食べかすが散らかり、賞味期限が切れた食べ物が散乱して、ゴミも長期間放置しがちです。そのような状況ではカビやダニが繁殖する格好の場所となり、アレルギーが起きる可能性があります。物が多ければ掃除や換気もされませんから、ハウスダストや花粉が室内に溜まり、子どもや家族が鼻炎になってしまう可能性もあるでしょう。
空気も悪く気分も低下
汚部屋と精神疾患での因果関係は明らかになっていませんが、汚れたままの部屋で健全な精神が保たれるとは思えません。また子どもがいる場合は、子どもの心の成長にも悪影響を与えてしまう可能性もあるのです。
汚部屋から脱出する方法


自分の家が汚部屋だと認識できていても、何から対処してよいのか分からない方が多いと思われます。次に紹介する内容から見直してみて、徐々に改善していきましょう。
何から始めればいいの?
自分の家がどのような状況であるのか、客観的に知ることから始めてみましょう。デジカメやスマホなどで室内を撮影してみてください。毎日汚部屋で過ごしていると感覚がマヒしてわからなくなっていますが、写真で改めて見ると客観的に物事を判断できます。
次に、足の踏み場を作ることから始めます。歩く場所がないほど物が散乱している状態では、片付けることもできません。まずは足の踏み場を作るために、物を一カ所に集めます。1つにまとめたら、要らないものと要るものを分類して片付けていきましょう。ポイントは一度にすべてをやり切ろうと思わないことです。
ゴミ袋を手に取り、明らかにゴミだと判断できる物を入れていきます。食べかす、食品の袋、割り箸、ティッシュなど、もう使えない物だとわかっているものから入れていきましょう。次に衣類、家電製品、新聞や雑誌などざっくりと分類してわけます。それぞれをビニール袋や段ボールにまとめて、後日ゆっくりと分類してください。
時間・期限を決めて取り掛かる
汚部屋となってしまう方は、物を捨てる、片付けるという概念が薄いため、何時間も作業はできないはずです。そのため、一度に片付けようとしても終わらないと思います。1日にやる時間は15分や30分など短時間から始めましょう。最初に時間を決めたら、その時間だけ作業をするようにすれば、本人にとっても苦痛がないはずです。
1日30分片付けると決めたら、それを毎日繰り返してください。1日でもサボるとそれが長期間続いてしまう可能性があります。そのためにも1日にやる時間を無理のないものにしてください。たった30分でも毎日続けることで、それが習慣になっていくでしょう。1週間経ったら再び撮影してみて、その違いを比べてみるとやる気が湧いてきます。
どうしてもダメな場合は業者に依頼
どうしても自分では対処できなかった場合は、業者に依頼することもできます。ゴミの片づけを依頼する場合、軽トラック1台分などの一律料金で提供してくれる場合があるようです。その場合の費用は、人件費や処分量もコミコミになっているためわかりやすいでしょう。費用は3~4万円が相場ですが、大量にゴミがある場合は10万円程度かかることもあります。
まとめ


汚部屋で悩んでいる方は、紹介した片付け方法を参考にしながら、少しずつ取り組んでみてください。汚部屋では本人はもちろん家族の健康も阻害する可能性がありますから、家族のためと思ってやってみてはどうでしょうか。