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2024年10月04日 06:51 更新

病気でこの世を去った母が残してくれた「あるもの」には、私への想いが込められていて…… #私のヘリテージジュエリー物語

親や祖父母から譲り受け、さらに子どもへ受け継ぐ宝石「ヘリテージジュエリー」。この連載では、「私のヘリテージジュエリー物語」と題して、読者から寄せられたヘリテージジュエリーにまつわる素敵なエピソードを紹介します。今回は、亡くなった母から思い出のネックレスを貰ったという30代女性、みっちゃんさんのエピソードです。

病気で他界した母が残してくれたのは……

(※写真はイメージです)

私が25歳のとき、母が肝臓がんで亡くなりました。

父から母の遺品として受け取ったものの中に真珠のネックレスがあり、この真珠のネックレスは父が母と新婚旅行で訪れた鳥羽で購入してプレゼントをしたものだと言われました。

そして、生前の母は私が結婚するときに自分から手渡すつもりだったとも聞いて、涙が止まらなくなったものです。

母と同じように私も大事なイベント時にネックレスを付けるように

(※写真はイメージです)

純白の美しい真珠のネックレス。思えば母はよく「よそ行き」という言葉を使ってそのネックレスを身につけており、私や兄の七五三・入学、卒業式のときに身につけていたことを思い出します。

父曰く、そんなに高級な物ではないとのことでしたが、きっと母にとっては何よりも大切な宝物になっていたはず……。

私は27歳のとき結婚しましたが、母の想いを叶えるためにウェディングドレスに合わせてネックレスも付けました。

今も大切に保管しており、母と同じく息子・娘の七五三や入学式のときに身につけています。

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※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。

(マイナビ子育て編集部)

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