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2024年10月18日 11:46 更新

菊地亜美さん「産後の恨みは一生だけど、逆も一生忘れないな」夫は育休取りそばにいてくれた

タレントのバービーさんと菊地亜美さんが、15日放送の『バービーとおしんり研究所』(TBSラジオ)で、産後の夫への気持ちを明かしました。

■「夫婦の儀式」2年ぶりに再開

バービーさんは今年8月に第一子となる女の子を出産。徐々に仕事を再開しています。一方、菊地亜美さんは第二子の妊娠を公表したばかりで、現在は妊娠5ヶ月。出産は来年3月を予定しているといいます。

バービーさんは「産んでから、あんまり怒らなくなった」と自身の変化を感じているそう。菊地さんが「すごい。普通逆が多いのに」と反応すると、「踏ん張るぞ、って気持ちが強くなってきた」と親になって覚悟ができたと明かし、同時に、「完全ツーオペなの」と、産後から夫が育休を取っていることを話しました。

「赤ちゃんより夫と向き合ってる時間のほうが長いくらい。(赤ちゃんのお世話は大変なので)イライラしてる場合じゃない」というバービーさんに、菊地さんも自身の夫が第一子の誕生後は育休を取って一緒に子育てに専念していたことを明かしました。

菊地さんは「産後の恨みは一生って言葉があるじゃないですか。今から生まれるぞってときに飲みに行ってたとか、産後一ヶ月大変なときに何もしてくれなかったとか、よく聞く。それ、逆も一生忘れないなって思って」と、自身の経験を明かします。

コロナ禍での出産だったこともあり、夫は完全にまるまる一ヶ月は仕事を休み、その次の一ヶ月は在宅でリモートワークにしたそうで、「今とか喧嘩になったり、もうちょっと家のことやってよと思うときもあるけど、ちゃんと振り返ったら、あのときやってくれたこと忘れないってすごい思うんですよ」と、菊地さん。

「産後にちゃんとやってくれてありがとう、って気持ちも忘れないんだなと、4年経っても思う。片づけてよとか食洗機に入れるコップの向き逆じゃんとか、細かいとこはあるけど。産後の恨みは一生だけど、産後のありがたみも一生だなってすっっっごい思うから。だからバービーさん、つーたん(註:バービーさんの夫)今いろいろ一緒にやってると思うけど、一生忘れないと思います」(菊地さん)

これにバービーさんも、「細かい喧嘩とかはあったけど、今、感謝の気持ちでいるね。逆にお互いどっしりしてきた。『俺、この子の父親だから、もう何言われたってこの席どかないぞ』って風格出てきた。だからこちらもキャンキャン言わなくなった」と納得。

そして久しぶりに夫婦で“タオル拭きの儀式”をしたといいます。それは夫がシャワーからあがってきたら、タオルで全身を拭いてあげるというもので、「キャンキャン言ってやってなかったけど今日、2年ぶりくらいにタオル拭きの儀式をやってきました」と明かしました。

この話を聞いた菊地さんは「そういうスキンシップって産後は嫌になるというか、触らないで! とかあるのに、2年ぶりにこのタイミングでやってあげたって、なんか素敵ですね」と感心していました。

■産褥期はできる限り負担を軽減して

パートナーの出産に伴い、育児休業を取得する男性は徐々に増えています。

出産後およそ6~8週間は、女性の体が妊娠・出産前の状態に戻ろうとする産褥期(さんじょくき)という期間で、できるだけ負担のない生活を送ることが大切。

女性の体は赤ちゃんを産めば一気に元通りというわけにはいかず、心身ともに疲弊しています。子宮は収縮しながら少しずつ元の大きさや状態に戻っていきますし、悪露も出ます。分娩時にできた会陰の傷もしばらくは痛みます。

しかし日常生活を送る上では家事をする必要がありますし、何より生まれたばかりで昼夜の区別なく世話の必要な赤ちゃんという存在がいます。大人2人がかりで臨んでなんとか乗り切れる、というくらい大変といえるかもしれません。

産後のダメージが残った体にはちょっとした家事も負担になります。できるだけパートナーや他の家族がサポートやケアにまわりましょう。もし頼れる人が近くにいない場合は、地域のサポート制度を上手に利用することをお勧めします。自分が暮らす地域の子育て支援制度などを事前にしっかり調べておくと安心です。

(マイナビ子育て編集部)

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