「自分たちはいい夫婦」と思う共働き妻ほど、夫とやっていることとは?【いい夫婦の日】
ナックは、11月22日の「いい夫婦の日」にちなみ、フルタイムで働く共働き主婦を対象に「家事分担」に関する調査を実施しました。
共働き主婦の約65%が、自分たち夫婦は「いい夫婦」だと感じている
仕事に家事に忙しい共働き夫婦ですが、自分たち夫婦は「いい夫婦」だと思うかどうか聞いたところ、「とても思う」「やや思う」を含めて6割を超える結果となりました。
夫婦間の家事負担の偏りは、「いい夫婦」であるかどうかに関係あり!?
共働き世帯における現在の家事分担割合を、Q1.の回答別に集計しました。
その結果、自分たちを「いい夫婦」だと感じている主婦の55%が、3〜5割ほど夫に家事を任せていることが明らかに。
一方で、「あまりそうは思わない」「まったくそうは思わない」と回答した主婦は、家事の10割を自分で担っている人が約40%、10割〜8割では62%もいることがわかりました。
夫婦間の家事負担の偏りは、共働き主婦が自分たちを「いい夫婦」と思うか思わないかに一定の影響があるといえそうです。
夫婦の理想の家事分担は、妻5割・夫5割がダントツ1位
フルタイムで働く共働き主婦の約45%が、「妻5割・夫5割」の割合で家事分担を望んでいる結果となりました。
Q2.によると、現在「妻5割・夫5割」の割合で家事を分担できているのは、自分たちを「いい夫婦」だと思っている人で18.0%、「いい夫婦」だとは思っていない人で5.0%に留まりました。
フルタイムで働く以上、家事も夫婦で平等に分担したいと考える共働き主婦が多いことがわかります。
夫に手伝ってほしい家事は「掃除」「ゴミ出し」
家事の中でも特に夫に手伝ってほしい家事は、約54%の「掃除」が最多となりました。やるべき箇所や頻度も多く、体力も使う「掃除」がトップになったことから、負担の大きい家事を分担したいという気持ちが読み取れます。
また、掃除と同様に負担が大きく時間のかかる「料理」が約38%を占めました。
家事サービスは、ハウスクリーニングや家事代行が人気に
家事の負担を減らすために活用してみたいサービスを聞いたところ、約42%の「ハウスクリーニング」と約33%の「家事代行」が人気という結果に。Q4.の結果と同様、やはり「掃除」や「料理」の負担を減らしたい共働き妻が多いことがわかります。
そのほかにも、「庭のお手入れサービス」(17.0%)や「掃除用品レンタル」(11.8%)、「宅配水・ウォーターサーバー」(9.0%)などに票が入り、まさに猫の手も借りたい、といった状況が読み取れます。
【調査概要】
調査期間:2024年10月21日〜10月30日
調査方法:インターネット調査
調査地域:全国
調査対象:20代〜50代の1日8時間以上働く共働きの主婦400名に依頼し、調査を実施
※小数点以下第2位を四捨五入し表記しているため、合計が100%にならない場合があります。
ナック
https://www.nacoo.com/
(マイナビ子育て編集部)