家庭用のシュレッダー選びで大切な7つのポイント
おすすめの家庭用シュレッダーを紹介します。不要な書類をボタン一つで処分できるシュレッダー。オフィスの事務作業などで、よく活用している人も多いのでは? 実は家庭でもシュレッダーは欠かせない必要家電なんです。
家庭用シュレッダーが時短につながる? その特徴とは
「シュレッダー」と聞くと、「会社で使うもの」「家庭では必要ないのでは?」と思う方もいるかもしれません。何を隠そう、私も以前はそうでした。しかし、給料やクレジットの明細、公共料金の明細書、宅配物の伝票など、家庭には思った以上に個人情報が記載されている書類がたくさんあるんです。それらをいちいち毎回手で破って処分するのは労力もかかりますし、指では細かくするのにも限界がありますよね。そんな時に便利なのが家庭用シュレッダーの存在。
サイズは多種多様
家庭用シュレッダーはサイズも多種多様。それこそ鉛筆削りぐらいの大きさの手のひらサイズのものから、空気清浄機クラスの大きさのものまでいろんなバリエーションがあります。大きさも機能によって左右される部分があるので、何が自分たちにとって必要な機能なのか見極めながら、サイズも選ぶといいでしょう。
タイプは2種類
家庭用シュレッダーは大きく分けて「手動」と「電動」の2種類のタイプに分かれます。「手動」は、基本的に書類を差し込み口に入れたら、ハンドルを回すなどして人力で書類を裁断していく形式。反対に「電動」は、書類を差し込み口にセットしたら、ボタンひとつで裁断が可能です。「手動」と「電動」のメリット・デメリットに関しては後ほど詳しくご紹介しますね。
今までの作業が時短できる
我が家にもシュレッダーはあるのですが、正直、あるとないでは全然作業のはかどり方が違います。筆者は結構書類を溜め込んでしまう傾向があり、年に2,3回まとめて不要な書類を片付けていたのですが、シュレッダーを導入する前は、毎回書類を手で細かく破って処理していました。そうすると、どんどん手の水分が奪われて、作業が終わる頃にはカサカサになっているんですよね……。シュレッダーがあれば今まで30分以上かかっていた作業が数分で終わるので、かなり時短になっています。
家庭用シュレッダーの選ぶ時のポイントとは
書類が多いご家庭なら、特におすすめしたい家庭用シュレッダー。家庭用シュレッダーの特徴も含め、選び方のコツ・ポイントをご紹介します。
電動か手動か
「電動」にするか「手動」にするのか、ここは悩みどころですよね。手動のシュレッダーは音が静かで、子どもが誤ってシュレッダーに手を入れるなどして怪我をしてしまう心配がなく、安全性が高いことがメリット。また、価格も500円〜2,000円前後とリーズナブルなものが多いので、購入もしやすいです。反対にまとめての裁断ができず、1枚・2枚ずつしかカットできないので、電動のシュレッダーよりも時間がかかってしまいます。
反対に電動は、一度に複数枚の書類を裁断できるので、時短に優れています。しかし、電動なので電気代を必要とするのと、サイズも手動より大きめなので場所を取るのがデメリット。価格も1万円前後するものも珍しくありません。書類の数が多く、処理に時間が掛かる場合は電動、そこまで数もなく、置き場所をあまりとりたくない場合は手動と、家庭に合わせて選ぶようにしましょう。
紙以外に裁断できるのか
家庭用シュレッダーは、書類だけでなく、ハガキやシールが付いたカード、クレジットカードやCD・DVDまで裁断することが可能な機種もあります。書類だけを処理する場合はこの機能は特に気にしなくていいと思いますが、必要性が高い場合は紙以外に裁断できるものは何か、購入前にチェックしておくことをおすすめします。
置き場所で選ぶ
家庭用シュレッダーは卓上におけるコンパクトなタイプから、大型タイプまでサイズは様々。お部屋の置き場所を確認しつつ、サイズを選ぶようにしましょう。また小さいお子さんがいる家庭は、子どもの手が届かない場所に設置できるものを選ぶなど、安全性にも目を配るようにしましょう。
カット方式の種類で選ぶ
裁断した時の書類の形状にもいくつかタイプがあります。まずは、縦方向にだけカットするシンプルなストレートカットタイプ。比較的安価なシュレッダーに採用されているケースが多いです。しかし、これは単純に種類を縦にカットしただけなので、復元性が高く、プライバシーが高い書類の処理には向きません。さらに、このストレートカットに一定感覚で横の裁断も混ぜたクロスカットタイプ。ストレートカットよりもセキュリティレベルは上がりますが、裁断した紙くずをまとめるときに散らばりやすいというデメリットも。セキュリティの高さと処理のしやすさともにトップなのは、クロスカットよりさらに細かく裁断するマイクロクロスカット。業務用のシュレッダーなどでも採用されているカット方式です。しかし、高性能なため価格が少々するという点も……。
何枚投入できるかで選ぶ
業務用シュレッダーだと、ある程度の枚数をまとめて処理することができますが、家庭用シュレッダーが一度に処理できる最大枚数はそれよりも少なめ。基本的に、処理枚数の上限と価格は比例します。だいたい、家庭用シュレッダーは2〜5枚程度の処理枚数が平均のよう。
安全機能の有無
小さなお子さんがいる家庭では、シュレッダーの安全機能についても見逃せないポイント。書類の差し込み口に誤って手を入れてしまい、怪我をすることがないように、安全機能がついているものを選ぶのがベター。投入口にシャッターがついているものや、ダストボックスがしっかりセットされていないと作動しないタイプのもの、感知センサーに紙が通らないと反応しないものなど……。万が一の事故が起こらないよう、安心して使えるものを選ぶようにしましょう。
騒音になりえないか
特に電動の場合、シュレッダーを作動すると音が発生します。裁断速度が速いと短時間で裁断できますが、その一方、動作音が大きくなる傾向があるようです。集合住宅だと特に、うるさくないか気になってしまいますよね……。家庭用シュレッダーの中には静音性が高く優れたものもあるので、気になる方はチェックしておきましょう。
おすすめの家庭用シュレッダー
おすすめの家庭用シュレッダーをご紹介!! 手動タイプと自動タイプ、二つのカテゴリに分けてまとめました。
手動シュレッダー
A4サイズの書類はもちろん、DVDやCDなどのメディアも裁断してくれます。
【仕様】
最大裁断枚数/A4用紙1枚
投入幅:216mm(A4対応)
カット方式:クロスカット
セキュリティレベルが高いマイクロカット方式でプライバシーをしっかり保護!! 大事な書類を家でも裁断したい方におすすめです。
【仕様】
最大裁断枚数/A4用紙2枚
投入幅:210mm(A4対応)
カット方式:マイクロクロスカット
400g弱というコンパクトサイズなので、卓上や棚の上に置いていても邪魔にならないサイズ。価格もリーズナブルなので、たまにシュレッダーを使いたい方におすすめです。
【仕様】
最大裁断枚数/A4用紙1枚(二つ折りで)
投入幅:123mm(A4二つ折り対応)
カット方式:ストレートカット
紙とカードの裁断がこれ一台で。ダストボックスを分けることもできる2WAYタイプです。
【仕様】
最大裁断枚数:紙/A41枚
投入幅:A6=110mm カード=90mm
カット方式:クロスカット
一見「ん? これがシュレッダーなの?」と戸惑うビジュアルですが、なんとこれはダストボックスがついていないタイプ。手持ちのゴミ箱などと組み合わせて使用します。場所をとらないので置き場所にも困らない!
【仕様】
最大裁断枚数/A6用紙2枚・A4用紙1枚(二つ折り)
投入幅:113mm(A4二つ折り対応)
カット方式:ストレートカット
自動タイプ
シンプルでどの場所にもマッチするデザイン。裁断枚数が最大5枚、価格も比較的リーズナブルと、家庭用シュレッダーとしては◎なバランス。
【仕様】
最大裁断枚数/5枚
投入幅:A4対応
カット方式:クロスカット
静音設計と防振設計により、業界最小レベルの作動音。机の下や棚の横などコンパクトに収納できるタイプです。
【仕様】
最大裁断枚数/5枚
投入幅:220mm A4対応
カット方式:クロスカット
オートスタート&ストップ機能搭載で、自分でボタンを押さなくても、紙を入れればオートで裁断してくれます。中が一部半透明になっているので、裁断後、ダストの溜まり状況がわかりやすい!!
【仕様】
最大裁断枚数/5枚
投入幅:A4対応
カット方式:クロスカット
電動タイプが欲しいけど、場所を取るのが嫌……という方に。卓上置きでも可能なコンパクトな電動シュレッダー。なんと、CDやDVDの裁断も対応しています。
【仕様】
最大裁断枚数/2枚
投入幅:A4対応
カット方式:クロスカット
とにかくスケルトンなピンクのビジュアルが可愛いシュレッダーですが、見た目以上に機能も優秀。マイクロクロスカットでプライバシーが気になる書類もしっかり裁断してくれます。
【仕様】
最大裁断枚数/2枚
投入幅:A5対応
カット方式:マイクロクロスカット
まとめ
マイナンバー制度が導入され、個人情報に関する書類を目にする機会も増えてきたかと思います。こういった情報を悪用するニュースなども絶えないですよね……。シュレッダーはそんな大切なプライバシーを守ってくれる頼もしい味方。この機会にぜひ、あなたにぴったりなシュレッダーを探してみてはいかがでしょう?
