自作可能!? ベッドフレームも自分に合わせてDIYしよう
収納スペースが少ない、部屋のテイストに合うものがない、という場合はベッドフレームをDIYするのはいかが?ある方法で行うことによって、簡単にベッドフレームをつくることができます。また、ベッドフレームに関する悩みを知っておくことで、DIYをするときに失敗せず使いやすいものをつくることができますよ。
DIYに役立つ知識特集~ベッドフレーム編~
DIYでベッドフレームを作る時、木材を切るところからスタートすると、長さが合わなかったり微調整の必要が出るなどで寸法あわせが難しいものです。すのこやカラーボックス、木製パレットなどを利用すると、購入する時からすでに長さが一定なので組み立てるだけで簡単に出来上がるのでおすすめ。カットしたい場合は、ホームセンターの木材カットサービスを利用すると便利です。
カラーボックスを利用する
カラーボックスのサイズを測り、理想のベッドフレームの大きさに合うように組み立てます。カラーボックスは横向きの耐荷重の方が大きい場合が多く、使用する際は、耐荷重をチェックして配置しましょう。場所を決めたら金具で固定をします。
そのまま使用すると耐久性や通気性に心配が残るため、カラーボックスの上にコンクリートパネル板(コンパネ)と除湿シートを敷くか、すのこを利用するなど組み合わせて使うことをおすすめします。
すのこ・木製パレットを利用する
市販のすのこを利用したベッドフレーム作りも人気があります。すのこを利用してベッドを作る時は、買ってきたすのこの裏面をチェック。裏面をチェックした時に、すのこ同士を固定している補強板の間隔が広い場合は、乗った時に踏み抜いてケガをしてしまう可能性があります。
固定している板の間隔が広い場合は、補強板と同じ厚みの板を購入し、同じ長さになるようカット。間隔のあいている部分に補強しておくことがポイントです。床に直にすのこを置く場合は、床を傷付けてしまう可能性があるため、裏面にフェルトを貼っておくと安心♪
すのこが小さい場合は、木製パレットを使うとよいでしょう。重ねるだけで簡単にベッドフレームが完成!やすりを掛けたりペイントを施して好みにアレンジしてみましょう。
DIYする上で知っておきたい!ベッドフレームの材質
ベッドフレームを市販のカラーボックスやすのこなどを使用せずに、木材のカットからスタートして作る場合は、材質を理解しておくことがポイントになります。市販のベッドフレームによく使用されている素材の種類や特徴をまとめました。
よく耳にする無垢材とは?
ベッドフレームを探していると、「無垢材」という単語を目にしたことがある方も多いのではないでしょうか?家具には、表面は木材のように見えても、実は中に芯になるような素材を挟んでいるものがあります。
無垢材とは他の木材や素材を合わせたものではなく、混ざり気のない、丸太から切り出したままの木材を使用しているということを意味しています。
ベッドフレームによく使われる素材
【 オーク材 】
ナラなどブナ科の広葉樹を用いた木材をオーク材と言います。耐久性が高く、明るめの美しい杢目が特徴で、家具に好んで使われます。
【 ウォールナット材 】
クルミの樹を用いた木材のことで、家具では色味の濃いブラックウォールナットのことを意味します。衝撃性に強く、接着や加工がしやすいため使いやすい木として人気あり。特別な塗装をしなくても、高級感が出るのが特徴です。
【 アイアン 】
欧風ベッドのベッドフレームに良く使われるのはアイアン(鉄材)です。キレイな曲線や繊細なラインが出せるため人気があります。DIYでアイアンを変形させるのは非常に難しいものですが、ストレートにカットする程度であればホームセンターで行ってもらえることもあります。
よくあるベッドフレームの悩み
ベッドフレームの悩みを事前に知っておくことで、DIYするときに失敗せず作ることができます。作る前に確認してください。
すぐに壊れてしまった…
ベッドフレームの寿命は、一般的には10年程度。原産国やメーカー、素材、使用する頻度や使用者の体型、日ごろのメンテナンスなどによって異なります。ベッドフレームを長く使うコツは、日ごろから定期的に風を通して湿気をためないようにしてカビ対策をしておくこと。通気性という面をふまえて、設計図を考えましょう。
収納がたりない/入らない…
収納付きのベッドを購入する際は、収納の大きさを事前にチェックしておきましょう。衣装ケースのように使う場合は、ある程度の高さが必要になります。収納したいものが多い場合には、引き出し式よりも、跳ね上げ式がおすすめ。
処分方法がわからない…
ベッドフレームを買い替える時や引っ越しで処分したい時、その方法が分からないという方は多いものです。まずは、素材によっては引き取りを行っているかを確認しておきましょう。その際、料金が発生するかどうかも確認しておくと安心です。
汚れや傷などがほとんどなくキレイな状態であれば、リサイクルショップで買取りしてもらえることもあります。無料でも良いから手放したいという時は、フリーペーパーで引き取ってくれる人を募集してみても良いかもしれません。不用品回収業者に依頼する場合は、有料回収が一般的です。
まとめ
ベッドフレームは、ある程度出来上がっている市販品を組み合わせることで、簡単にDIYで作ることが可能です。今では材料をかき集める必要がなく、ホームセンターですべて揃うのもポイント。お気に入りのものを作るために、DIYにチャレンジしてはいかがでしょう?