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2025年02月24日 06:51 更新
結婚の際に母が贈ってくれたのは、亡き父からもらったという思い出のエンゲージリングで…… #私のヘリテージジュエリー物語
親や祖父母から譲り受け、さらに子どもへ受け継ぐ宝石「ヘリテージジュエリー」。この連載では、「私のヘリテージジュエリー物語」と題して、読者から寄せられたヘリテージジュエリーにまつわる素敵なエピソードを紹介します。今回は、結婚の際に亡き父からもらったエンゲージリングを母から受け継いだという女性のエピソードです。
結婚を機に父から贈られたエンゲージリングを譲ってくれた母
（※写真はイメージです）
母から受け継いだのは、母が父からもらったダイヤのエンゲージリングです。
私の結婚が決まったものの、結婚式費用などで経済的に苦しく、彼がエンゲージリングまでは用意できるかどうかわからない状態でした。そのとき、母が自分のエンゲージリングをそっと差し出して、「リメイクして使いなさい」と譲ってくれました。
はじめは「思い出の品をもらうなんて……」と思いましたが、母に「私はもうはめないし、あなたが受け継いでくれたほうが、亡くなったお父さんも喜ぶはず」と言われて、譲り受けることに決めました。
イベントの時に付けるようにしている指輪を今後も大事にしていきたい
（※写真はイメージです）
結婚式のときに、私が指輪をはめた姿を見た母のうれしそうな顔は忘れられません。亡き父との繋がりもはめるたびに感じられて、本当に譲り受けてよかったと思います。
今も結婚記念日や母の誕生日など、大切な日に身につけています。
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※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。
（マイナビ子育て編集部）
