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2025年03月20日 11:35 更新

3歳のころに母が他界し、母の記憶がほとんどない私。でも、結婚が決まったときに感じた“親子の絆” #私のヘリテージジュエリー物語

親や祖父母から譲り受け、さらに子どもへ受け継ぐ宝石「ヘリテージジュエリー」。この連載では、「私のヘリテージジュエリー物語」と題して、読者から寄せられたヘリテージジュエリーにまつわる素敵なエピソードを紹介します。今回は、譲り受けたアクセサリーのおかげで、他界した母を感じられるという30代女性のエピソードです。

3歳のころに母が他界し、アクセサリーを受け継ぐことに……

(※写真はイメージです)

私の大切なアクセサリーは、母親の形見のパールのネックレスと指輪、イヤリングのセットです。

母は、私が3歳のときに他界しており、母親の記憶はほとんどありません。

パールのアクセサリー一式は、小学生ぐらいのときから自分が受け継ぐものだと聞かされていたので、たまにドレッサーの中にしまってある箱を開けてうっとりと眺めていました。

父親が私に受け継いでもらおうと手入れをしながら大切に保管してくれていたので、とてもきれいな状態でした。

結婚することになり、母のリングを嵌めてみると……

(※写真はイメージです)

私が結婚することになり、父が改めて持たせてくれた時、指輪が私のサイズとぴったり同じで「あぁ、親子なんだなぁ」としみじみ思いました。

母親の記憶はほとんどありませんし、実際に育ててもらうことはできませんでしたが、このパールを身に着けるとずっと母に守られてここまで大人になれたんだなと感じて幸せな気持ちになります。

これからも大切にしていこうと思います。

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※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。

(マイナビ子育て編集部)

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