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2025年02月07日 16:50 更新

大阪・関西万博で食べられるグルメを一足お先に試食! 「QBBこれもいいキッチン」試食会レポート

六甲バターは、2025年大阪・関西万博の大阪ヘルスケアパビリオン内「ミライの食と文化ゾーン」に、「QBBこれもいいキッチン」を出店します。出店にあたり、2月3日に都内でメディア向け試食会が開催されました。

試してみた!

QBBが地球と人へのやさしい取り組みに挑戦

大阪・関西万博で出店する「QBBこれもいいキッチン」は、動物性素材を一切使わず、植物性素材だけで作ったメニューを提供するフードコートレストラン。

「QBBこれもいいキッチン」で提供される料理
「QBBこれもいいキッチン」で提供される料理

QBBといえば、子どものおやつにも大人のおつまみにももってこいな「ベビーチーズ」をはじめとした商品を思い浮かべる人もいるかと思いますが、実は1キログラムのチーズを作るのに排出されるCO2は約21キログラムとも言われるそう。

QBB ベビーチーズのラインナップ(一部) ※QBB ベビーチーズ公式サイトより引用
QBB ベビーチーズのラインナップ(一部) ※QBB ベビーチーズ公式サイトより引用

そこで同社は、植物性の原料で環境に配慮したチーズ代替食品の開発に着手。さらに、訪日するヴィーガン・ベジタリアンの旅行者に向けたメニューを提案することで、万博への出店を「植物性食品が世の中に浸透していく転換点にしたい」という狙いがあります。

今回出店する「QBBこれもいいキッチン」のメニューの監修には『ミシュランガイド京都・大阪2020』以降、5年連続三つ星の評価を受けた「祇園 さゝ木」の佐々木浩シェフを起用しました。

メニューを監修した「祇園 さゝ木」の佐々木浩シェフ
メニューを監修した「祇園 さゝ木」の佐々木浩シェフ

メニュー開発について聞かれた佐々木シェフは、「植物性チーズを初めて食べたとき、動物性のものよりややあっさりしていると思いましたが、ちゃんと溶けてくれる、ちゃんと糸を引いてくれる点に感銘を受けました。今回はすべて植物性のメニューで構成しましたが、食べて満足感のある料理に落とし込んだつもりです」と自信をのぞかせました。

今回は、試食したメニューのなかから、「これもナスボロネーゼ」「これもオムキーマカレー」「大阪新名物 これも串カツ」の3つをご紹介します。果たして、お肉がない・動物性のチーズがないといった植物性メニューの食べ応えやいかに?

提供されたメニュー。写真左から「これもオムキーマカレー」「これもナスボロネーゼ(ポテト付き)」「大阪新名物 これも串カツ」
提供されたメニュー。写真左から「これもオムキーマカレー」「これもナスボロネーゼ(ポテト付き)」「大阪新名物 これも串カツ」

これが植物性!? 従来のチーズ好きも満足できるおいしさ!

食べ応えのあるジューシーなナスのフライが主役!「これもナスボロネーゼ」

試食用にハーフサイズで提供された「これもナスボロネーゼ」。パンからはみ出して見えている黄色い部分が、チーズ代替植物性食品
試食用にハーフサイズで提供された「これもナスボロネーゼ」。パンからはみ出して見えている黄色い部分が、チーズ代替植物性食品

初めにいただいたのは、オリジナルヴィーガンフォカッチャを使用したサンドウィッチ「これもナスボロネーゼ」。主役は、厚切りにスライスしてサクッと揚げた太茄子のカツ。濃厚な特製ボロネーゼと、クリームタイプ・シュレッドタイプの2種類のチーズ代替植物性食品が使用されていて、一口食べると植物性とは思えないほどコクが感じられます。衣をまとったナスはかなり食べ応えがあり、お肉が入っていなくても十分満足できる味わいでした!

子どもが好きそうなまろやか味の「これもオムキーマカレー」

完全にオムライス+キーマカレーの味わい!「これもオムキーマカレー」
完全にオムライス+キーマカレーの味わい!「これもオムキーマカレー」

シュレッドタイプのチーズ代替植物性食品ふんだんに入れた、コクのあるキーマカレー。今回は試食のためプチトマトでしたが、実際にはトマトが丸ごと1個のっているとのこと。口に入れると、とろ~りした代替卵とチーズ代替植物性食品のまろやかさがマッチ! トマトの酸味がアクセントになってどんどん食べ進められました。辛さは控えめなので、子どもでも食べられそうです。

見た目と中身の意外性が楽しい!「大阪新名物 これも串カツ」

持つとずっしりとした重さがあり、ボリューム満点な「大阪新名物 これも串カツ」
持つとずっしりとした重さがあり、ボリューム満点な「大阪新名物 これも串カツ」

見た目は完全に大阪名物・串カツですが、代替肉におからこんにゃくを使用。バクっとかみつくと、ムッチリとしたかまぼこのような食感が楽しめます。一見、チーズ代替植物性食品の使用量は控えめですが、食べ進めると食材の間に挟んで隠れたチーズ代替植物性食品がとろ~りと出てきて、コク深い存在感がしっかり感じられます。途中にはゴロっとしたレンコンも入っていて、食感の違いが楽しい! ひと串12cmもある大きさで、食べ応えも抜群でした。

まとめ

今回初めてチーズ代替植物性食品を食べてみましたが、チーズと同じようにとろ~りとしたり、びよーんと伸びたりする点、そしてコクや濃厚さにおいて、動物性のチーズと同じくらいおいしく感じました。もし何も言わずに出されたら、チーズ代替植物性食品だと気づかないかもしれません。また、お肉が入っていなくても満足度は十分! 試食会に同行した30代男性も「おいしい!」とすべてのメニューをたいらげていました。

ちなみにそのほかのメニューには、「これもタコライス」(単品:1,000円/セット:1,600円)、「これもテリヤキ」(単品:990円/セット:1,590円)といった食事系メニューから、チーズ代替植物性食品を使用した新感覚のチーズフレーバーラテ「ミルクチー」(6種類 各790円)、グルテンフリーでヴィーガンクリームチーズで作ったホイップクリームを付けて食べる「ドーナチー」(4種類 各500円)といったスイーツ系もラインナップ。

20年ぶりに日本で万博が開催される貴重な機会。万博でしか味わえない特別にメニューを食べに、ぜひ親子で会場に足を運んでみてはいかがでしょうか?

「QBBこれもいいキッチン」で提供されるメニュー1
「QBBこれもいいキッチン」で提供されるメニュー1
「QBBこれもいいキッチン」で提供されるメニュー2
「QBBこれもいいキッチン」で提供されるメニュー2
「QBBこれもいいキッチン」で提供されるメニュー3
「QBBこれもいいキッチン」で提供されるメニュー3
「QBBこれもいいキッチン」で提供されるメニュー4 ※「ドーナチー」の説明文に「米粉ドーナツ」とありますが、発表会後に「アーモンド粉ドーナツ」に訂正されています
「QBBこれもいいキッチン」で提供されるメニュー4
※「ドーナチー」の説明文に「米粉ドーナツ」とありますが、発表会後に「アーモンド粉ドーナツ」に訂正されています

大阪・関西万博での店舗概要

店舗名:QBB これもいいキッチン
営業期間:2025年4月13日(日)〜2025年10月13日(月)
開催場所:大阪 夢洲(ゆめしま)大阪ヘルスケアパビリオン内 ミライの食と文化ゾーン

六甲バター
https://www.qbb.co.jp/

(取材・文:マイナビ子育て編集部)

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