
舟山久美子さん、四児ママ・マリリンさんと育児の悩みを語り合う「もうそこに力使うのやめようって」
タレントの“くみっきー”こと舟山久美子さんと美容系ユーチューバーのマリリンさんがYouTubeでクロストーク。お互いの末っ子と一緒に子育てトークを繰り広げました。
■「離乳食って本の通りには進められない」

舟山久美子さんは2021年に第一子男児、2024年10月に第二子女児を出産。マリリンさんは10歳の長女から昨年8月に誕生した末っ子まで、「女の子・女の子・男の子・女の子」の四人を育てるママです。
舟山さんが男女の赤ちゃんの違いを感じていると話すと、マリリンさんも第三子男児と第四子女児の違いについて「うん違いますねえやっぱ違います」と同意。女の子は「柔らかすぎてびっくりする」と言い、「男の子ってずっしりしてんなと最初は思ったんですけど、慣れてくるとそれが当たり前になって。三女を抱いたとき、柔らかすぎてこんなぐにゃぐにゃしてるもんやっけ、みたいな、めっちゃびっくりしちゃって」と話しました。
舟山さんの長男は離乳食のころはなんでもよく食べてくれましたが、1歳半ぐらいから好き嫌いが出て「納豆ご飯しか食べない」こともあったものの、3歳になってからは色々食べてくれるように。「食事はできるだけやっぱり食べて欲しいけど、どういうふうにやったら効率がいいのか。離乳食って本の通りには進められない」と悩んでいたそう。
マリリンさんは、ちょっとずつ味付けをしても大丈夫な月齢になったら、家族用の味噌汁を作る際に味が薄い段階で取り分けるなどして「全然別に(離乳食を)作ってなかった」といい、今ではレトルトの離乳食も活用。「市販の美味しい離乳食を食べて食事を好きなってくれるならその方がいい。今うちの子たちは好き嫌いないです」と明かしました。家で作るものは和食が多く、子どもたちはナスの煮びたしのような渋いメニューも大好物なのだとか。
四児の母であるマリリンさんは「それぞれ成長が全然違う」としみじみ感じているようで、新米ママのころは「うちの子成長が遅いかな」と焦ったり、「早かったら早かったで、すごい喜んじゃってハイになりすぎちゃったりとか」していたといいます。たとえば第一子のトイレトレーニングはストレスが溜まるくらい必死になっていましたが、第二子以降はトイトレをしていないそう。
「もうそこに力使うのやめようって思ったんですよ、自然とできるようになるから」「早い方がいいみたいな風調がちょっとあるじゃないですか。マウントの取り合いが苦しくってもういいやと思って」と当時を振り返ったマリリンさん。
舟山さんも、第一子の育児は一生懸命で必死になりすぎてしまったと共感。2人目が生まれてからのほうが自分自身も生きやすくなった、と実感をもって語りました。
ほかにも夫婦のスキンシップや美容医療、ボディメンテナンスについても赤裸々に語っていたお二人。ママたちのリアルな会話に励まされる視聴者は多いのではないでしょうか。
■離乳食の「味噌汁」ポイント
具材のバリエーションが多く取り分けもしやすい味噌汁は、離乳食の強い味方です。味噌汁は、味の濃さやかたさ・形状に気をつければどの時期でも食べられます。
大人用の味噌汁を作る際、味噌を入れる前に取り出した具材(にんじん、じゃがいも、豆腐)を、初期ならペーストにして、中期ならばスプーンで簡単に潰れるぐらいのかたさにしてつぶすことで離乳食に流用できます。具材に工夫すればたくさんの野菜を摂ることもでき、汁の部分をなるべく少なくして、野菜を茹で汁ごと摂ることで、ビタミンやミネラルも補給できます。
赤ちゃんの健康のためには塩分控えめが基本の離乳食。離乳後期(9〜11ヶ月ごろ)まではごく薄味に、離乳完了期以降はだいたい大人がおいしいと思う味付けの半分〜ちょっと薄いくらいが目安です。
味噌汁は幅広くいろいろな具材が合いますが、離乳食への取り分けを考えるのであれば大根や玉ねぎやキャベツは煮込むことで繊維がやわらかくなり、食べやすくなるのでおすすめです。また、かぼちゃやさつまいもを入れることでほんのり甘い味噌汁になり、自然なとろみが出ます。赤ちゃんに与える分は、最初はクタクタに煮込んで、離乳完了期までに少しずつ歯ごたえが残る感じに仕上げるといいでしょう。
(マイナビ子育て編集部)