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2026年03月18日 16:51 更新

【3月19日は眠育の日】 子どもと一緒に寝る親の6割が睡眠ストレス、睡眠阻害の要因1位は「寝相の悪さ」に

西川(nishikawa)はこのほど、3月19日の「眠育の日」に向けて、小学生〜高校生の子どもと保護者の睡眠事情を深掘りした調査を実施しました。

子どもと親の睡眠事情、調査結果と改善アドバイスを紹介

同社は、子どもの正しい睡眠習慣づくりを推奨し、子どもたちの成長を応援する「眠育(みんいく)」活動を推進。2018年に3月19日を「眠育の日」として制定し、一般社団法人日本記念日協会の認定を受けています。

この取り組みの一環として、「日本睡眠科学研究所」監修のもと、毎年1万人の睡眠実態を調査している「nishikawa 睡眠白書」にて、子育て世代と子どもの睡眠調査を継続的に行っています。

今回は、その調査結果を、日本睡眠科学研究所のアドバイスと共に紹介しています。

親からみた子どもの睡眠満足度、中学生以上で低下

質問:お子さまの睡眠の状態全般について、あなた(親)から見てどの程度満足していますか。
質問:お子さまの睡眠の状態全般について、あなた(親)から見てどの程度満足していますか。

保護者から見た子どもの睡眠満足度は、全体でみると、「満足・計」が50.8%、「不満足・計」が30.5%。「十分に満足」は17.8%で2割弱にとどまりました。

学齢別でみると、小学生は「満足・計」が6割台で多数派ですが、中学生、高校生は「不満足・計」が多数派となり、中学生以上で睡眠満足度が低下する傾向がみられました。

また、高校生は親の3割が睡眠の状態について「わからない」と回答しており、親の関与が薄くなっていることが推察できます。

子どもと一緒に寝ている親の6 割が睡眠ストレス

子どもと一緒に寝るのはいつまで? 親子の就寝スタイル

質問:あなたは現在、同じ部屋やベッド(敷き布団)で一緒に寝る相手はいますか?
質問:あなたは現在、同じ部屋やベッド(敷き布団)で一緒に寝る相手はいますか?

一緒に寝る相手について、子育て層(小学生〜高校生のパパ・ママ)は34.3%が1人で就寝しており、子どもの学齢が上がるほどその傾向が強くなります。

子どもと寝ている人は、小学生(1-2年)では76.2%が一緒に寝ており、学齢が上がるほど割合は低くなり、中学生で3割強、高校生でも1割半ばが一緒に寝ている結果となりました。

子どもと一緒に寝る親の睡眠ストレス

一緒に寝る相手による睡眠阻害の要因/子ども
一緒に寝る相手による睡眠阻害の要因/子ども
一緒に寝る相手による睡眠阻害の要因/配偶者
一緒に寝る相手による睡眠阻害の要因/配偶者
質問:お子様の睡眠に関して困っていることはありますか?
質問:お子様の睡眠に関して困っていることはありますか?

子どもと一緒に寝ている人の6割が不満や悩みを抱いており、配偶者の5割よりも高い割合でした。

具体的な睡眠阻害の要因は、「寝相の悪さ」が3割半ばで最も高く、「自分の寝る場所が狭い」「起床時間・就寝時間の違い」などが続きました。

また、「夜泣き」などの子育て特有の悩みもみられました。子どもの眠りの困りごとの調査においても「一人で眠ることができない」が5位に入っています。

子ども専用の寝具や寝室を用意することで、大人と子どもそれぞれが快適な睡眠を得られやすくなることが想定されます。

子どものナイトルーティン、家族との会話が良質な睡眠への鍵に

質問:お子様が寝る1時間前にやっていることをお知らせください。
質問:お子様が寝る1時間前にやっていることをお知らせください。

寝る1時間前にやっている行動は、「スマホ」(27.7%)が最も高く、次いで「テレビを見る」(24.9%)が続き、上位4項目でデジタル機器の使用が占めました。

液晶画面のブルーライトはメラトニンの分泌を抑制し、脳を覚醒させる作用があるので、就寝前の使用は入眠の妨げや睡眠の質の低下につながる可能性があります。

また、睡眠の長さや質に満足していない子どもは「スマホ」や「ゲーム」、「勉強」の割合が高く、一方、睡眠に満足している子どもは「家族と話す」が高い結果となりました。

このことから、睡眠に満足している子どもは、寝る前に家族とコミュニケーションを取ることでリラックス効果が高まり、良質な睡眠に繋がりやすいことが示唆されます。

さらに、寝る前に「勉強」をしている子どもは、学齢別では中学1-2年生、高校1-2年生で割合が高い傾向がみられました。「スマホ」や「ゲーム」と同じく、「勉強」もアプリやタブレット教材を使用する機会が増えたことにより、睡眠環境に影響を及ぼしている可能性があります。

現代の学生は、特に日々の勉強と睡眠のバランスが取りづらい学齢であると考えられます。

子どもの睡眠、何が正解? 親の関心トップは「最適な睡眠時間」

質問:お子様の睡眠について、あなたご自身が知りたいことをお知らせください。
質問:お子様の睡眠について、あなたご自身が知りたいことをお知らせください。

保護者が子どもの睡眠について知りたいことは、全体では「最適な睡眠時間」(22.7%)が最も高い結果となりました。

学齢別でみると、小学校低学年では「寝る環境」「寝る前の行動」、小学校中学年では 「最適な就寝時間帯」、高校生では「最適な睡眠時間」が全体と比べて高い傾向がみられました。

日本睡眠科学研究所による、子どもの睡眠環境改善アドバイス

子どもの理想的な睡眠時間と睡眠不足による影響

子どもの理想的な1日の睡眠時間は、厚生労働省「健康づくりの睡眠ガイド2023」(※1)では、小学生は9〜12時間、中学・高校生は8〜10時間を推奨しています。10時間の睡眠をとるには、午前7時に起床する場合、午後の9時に就寝する必要があります。

睡眠不足が続くと、「成長が遅れ」「体内時計の乱れ」「免疫力の低下」「情緒不安定」「記憶力の低下」など、様々な悪影響が生じる恐れがあります。

(※1)厚生労働省「健康づくりの睡眠ガイド2023」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/suimin/index.html

子どもの睡眠環境を改善する方法

体に適した寝具の使用
子どもは、体が小さいにもかかわらず大人と同じ数の汗腺があり、就寝中にたくさんの汗をかきます。そのため、子どもの寝具は、吸水・放湿性が高い素材が適しています。基本的には、合成繊維よりもコットンなどの天然繊維がおすすめです。
マットレスは、体圧を分散し、立っている姿勢と同じ姿勢になるものを。 まくらは、仰向け寝と横向き寝に対応し、成長に合わせ高さを調節できるタイプを選ぶと、心地よい眠りにつながります。

寝室環境の整備
寝室の環境では、「光」「音」「寝具」の3つが重要です。覚醒効果のあるブルーライトを避け、暖色系の暗めの照明で環境を整えましょう。静かな空間作りと心地よい寝具選びにこだわることで、睡眠の質を高めることができます。

就寝時間と起床時間を定める
生活リズムを整えるには、就寝時間と起床時間の固定が大切です。また、起床時に朝日を浴びると約14〜16時間後に眠気成分が分泌されるため、早起きがスムーズな入眠を助けます。就寝時間は、年齢に応じて、必要な睡眠時間を逆算して設定しましょう。

朝ご飯をかかさずに食べる
朝ご飯を欠かさず食べることも、睡眠不足の解消につながります。よく噛んで食べることや消化器官を刺激することで、心身ともに目覚め、生活リズムにメリハリをつけられます。朝食を食べて体温を上昇させることで活動体勢を整えられ、睡眠の質を高めやすくなります。

日中に適度な運動を行う
習慣的な運動は生活にメリハリを出し、睡眠維持に効果的です。脳の温度が下がる際に眠気が出るため、就寝3時間前の運動が最適。ただし、寝る直前や激しすぎる運動は逆効果なので、タイミングと強度に注意しましょう。

入浴時間帯の調整
心地よい睡眠のためには、入浴時間を調整することも意識しましょう。入浴によって深部体温が高まった後に低下すると、入眠しやすく熟睡しやすくなるといわれています。1〜2時間前に入浴を終わらせると、よい睡眠がとれるようになるはずです。

調査概要

調査概要:子育て世代と子どもの睡眠実態調査
調査手法:WEBパネル調査
調査時期:2025年7月4日(金)〜7月5日(土)
調査対象者:全国の20代〜70代の男女
回収サンプル数: 321人 ※就学児(小学生〜高校生)の両親に子どもの睡眠に関する実態を聴取
調査会社:クロス・マーケティング


西川(nishikawa)
https://www.nishikawa1566.com/

(マイナビ子育て編集部)

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