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2026年04月22日 10:42 更新

気象庁が「酷暑日(40℃以上)」を正式に定義。今年の夏、子どもに気候変動をどう伝える?講談社の科学絵本が話題

今年の夏も心配です。2026年4月、気象庁は最高気温40℃以上の日を「酷暑日」として正式に定義しました。4月にすでに30℃超えを記録した今年、子どもに気候変動をどう伝えればいい? 講談社の科学絵本『あちちち地球とだいじなやくそく!』は、二酸化炭素を主人公に「暑さはなぜ起きるの?」を親子で考えられる一冊。

「どうして地球はこんなに暑いの?」〜わが子の「命に関わる夏」を親子でどう話し合う? 
「どうして地球はこんなに暑いの?」〜わが子の「命に関わる夏」を親子でどう話し合う? 

4月なのに30℃超え! 静岡で本州・今年初の「真夏日」

2026年4月11日、静岡市駿河区で最高気温30.3℃を観測。

本州では今年初めての「真夏日(最高気温30℃以上)」となりました。4月に30℃を超える真夏日が静岡で観測されたのは、2007年以来19年ぶりです。

気象機関によると、当日は上空に非常に暖かい空気が流れ込み、日射に加えてフェーン現象が重なったことが要因とみられています。

全国では150地点以上で25℃以上の「夏日」を記録し、東京でも今年初の夏日となるなど、春とは思えない暑さが広がりました。

「春の30℃」は例外ではない。前倒しで進む“夏の異常”

気象庁および日本気象協会は、2026年4月の気温について、

「東海地方以西では10年に一度レベルの高温になる可能性がある」

と発表しています。

体が暑さに慣れていない4月の真夏日は、いわゆる“季節外れ熱中症”のリスクが高く、気象台も注意を呼びかけています。

この「暑さの前倒し」は、2026年の夏がただ暑いだけでなく、長期化・激甚化する兆しとも言えます。

「春の30℃」は例外ではない。前倒しで進む“夏の異常”

気象庁が正式決定した「酷暑日」──40℃以上が新たな警戒ラインに

こうした中、気象庁は2026年4月17日、

最高気温40℃以上の日を「酷暑日(こくしょび)」

と定義し、予報用語として正式に採用しました。
最高気温が40℃以上の日の名称を「酷暑日」に決定

背景には、

●40℃以上を観測する地点が毎年のように出現していること
●「猛暑日(35℃以上)」だけでは危険性が十分に伝わらない状況

があります。

夏日:最高気温 25℃以上
真夏日:最高気温 30℃以上
猛暑日:最高気温 35℃以上

だけでは、もう暑さを伝えられないのです。

40℃以上が新たな警戒ラインに

2026年夏は「酷暑日」が全国7〜14地点で発生予想

日本気象協会の長期解析によると、2026年の夏は全国で延べ7〜14地点において40℃以上の「酷暑日」が発生する可能性が示されています。
2026年暑さの見通し 40℃以上の「酷暑日」全国で延べ7〜14地点を予想

世界の気象機関は、2026年夏にエルニーニョ現象が発生・発達する可能性が高いと予測しています。地球温暖化で底上げされた気温の上にエルニーニョの影響が重なり、各地で記録的な猛暑や40℃級の危険な暑さが現れるおそれがあります。*1

*1:世界気象機関(WMO:World Meteorological Organization)Global Seasonal Climate Update(2026年春〜夏)米国海洋大気庁(NOAA:National Oceanic and Atmospheric Administration)Climate Prediction Center(CPC)ENSO Diagnostic Discussion / ENSO Outlook(2026年4月)欧州中期予報センター(ECMWF:European Centre for Medium-Range Weather Forecasts)Seasonal Forecast System(SEAS5)

静岡の「4月30℃」は、子どもたちの未来の“序章”

こうした現実を前に同社では、地球温暖化と暑さのしくみを、子どもの視点で考える科学絵本『あちちち地球とだいじなやくそく! ニコとサクのだいぼうけん』を刊行しました。

同作は、温暖化の原因として語られがちな「二酸化炭素」自身を主人公に、

「暑さはどうして起きるの?」
「だれのせいなの?」

という問いを、300人の子ども編集者とともに掘り下げた一冊です。

4月に30℃を超える“春の異常”は、子どもたちがこれから長く生きる社会の現実でもあります。

静岡の「4月30℃」は、子どもたちの未来の“序章”

「酷暑日」という言葉と、子どもの問いが突きつけるもの

気象庁は、「酷暑日」という新たな言葉を通じて、40℃に迫る“命に関わる暑さ”を、例外ではなく社会全体で備えるべき現実として伝え、行動変容を促そうとしています。

一方で、子どもたちはもっと根源的な問いを投げかけます。

「どうして地球はこんなに暑いの?」
「わたしたちにできることは?」

「酷暑日」という言葉と、子どもの問いが突きつけるもの

温暖化を、どう教えたらいいかわからない親へ

正解を教える必要はありません。
まずは、いっしょに考える時間があればいい。

『あちちち地球とだいじなやくそく! ニコとサクのだいぼうけん』 は、
こうした子どもの疑問に真正面から向き合い、
国連が提唱するメディア・コンパクト・地球温暖化を1.5℃に抑えるという「1.5℃の約束」を絵本の形で伝えるはじめての試みです。

「難しい話を、やさしく始めたい」温暖化のこと語り始めの第一歩を絵本からはじめてみませんか?
いま起きている地球の変化を、
未来の話ではなく “いまの話”として親子で考えるために。

ネットギャリーレビュー

ネットギャリーでは、多くの高評価が寄せられました。*2

・「低学年にも伝わりやすく、読み進めるほど高学年にも刺さる内容。自由研究や総合学習の題材として、そのまま使える科学絵本。」
・「二酸化炭素=悪者、という固定観念がくつがえされる物語。大人の私も「目からウロコ」が落ちました。親子で視点を広げて考えられる一冊。」
・「環境問題を大上段ではなく、冒険と感情で自然に伝える構成。読むと「地球を大切にしたい」が自分ごとになる絵本。」

あなたも今日、ニュースといっしょに、地球の温暖化の今を、親子で考えてみませんか?
*2:あちちち地球とだいじなやくそく! | 作/こさかしほ+モノガタリラボ 絵/坂井 治 | 9784065402702|NetGalley

ネットギャリーレビュー

【書籍概要】

書名:『あちちち地球とだいじなやくそく! ニコとサクのだいぼうけん』
作:こさかしほ+モノガタリラボ
絵:坂井 治
出版社:講談社
判型:A4変型
ISBN:978-4-06-540270-2
定価:1,870円
対象:小学校中学年〜小学校高学年向け

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講談社
https://www.kodansha.co.jp/

(マイナビ子育て編集部)

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