おでかけ おでかけ
掲載
2026年07月20日 17:10

【2026年】土用の丑の日はいつ? 夏は7月26日|由来・うなぎ・「う」のつく食べ物を子どもにも解説

2026年の「土用の丑の日」がいつかご存じですか? 多くの方は、スーパーのチラシで日付を知るのではないでしょうか。日本には夏の土用の丑の日にうなぎを食べる習慣がありますが、実はそれ以外にもさまざまな風習があります。日付を先に確認して、家族で暑い夏を元気に乗り切る準備をしてみましょう。

2026年の土用の丑の日はいつ?

うなぎ

「土用の丑の日は1年に1回」と思っていませんか? 実は、土用の丑の日は1年に何度もめぐってきます。

季節の変わり目に年4回ある「土用」

「土用」とは、1年のうちの一定の期間を指す言葉です。立春・立夏・立秋・立冬という季節の変わり目の直前、それぞれ約18日間が「土用」にあたり、年に4回あります。

古代中国の陰陽五行説では、春・夏・秋・冬を木・火・金・水に当てはめます。五行は「木・火・土・金・水」ですから、季節に割り振ると「土」が余りますね。この「土」を各季節の終わりの約18日間に配したものが「土用」です。

昔の暦では、日付を十二支(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)で数えていました。十二支は12日で一巡するため、この「土用」の期間中にめぐってくる「丑の日」を「土用の丑の日」と呼びます。土用は約18日間あるので、丑の日が期間内に2回入る年もあります。その場合、1回目を「一の丑」、2回目を「二の丑」と呼びます。

立春・立夏・立秋・立冬は太陽の動き(黄経)で決まるため、日付は毎年少しずつ変わります。そのため、土用の丑の日の日付も毎年一定ではありません。

【参考】2026年前後の年の夏の土用の丑の日
2025年:7月19日(土)・7月31日(木)※二の丑あり
2026年:7月26日(日)※二の丑なし
2027年:7月21日(水)・8月2日(月)※二の丑あり

なぜうなぎを食べるの?

うなぎ

日本では、夏の土用の丑の日にうなぎを食べる習慣があります。夏バテを防ぎ、暑さで落ちがちな体力を補うためですが、数ある食材の中でうなぎが定番になったのには理由があります。

「平賀源内のコピー」説がよく知られている

うなぎを食べる習慣が広まったのは江戸時代だといわれています。もっとも有名なのが、蘭学者・発明家の平賀源内(1728〜1780年ごろ)にまつわる説です。夏場に売り上げが落ちて困っていたうなぎ屋の相談を受け、源内が「本日、土用丑の日」という張り紙を提案したところ大繁盛した——という逸話です。

ただし、この源内説を裏づける確かな史料は見つかっていません。あくまで有力な言い伝えのひとつとされています。文献からは、江戸時代の安永・天明年間(1772〜1789年)ごろに、土用の丑の日にうなぎを食べる習慣が始まったと考えられています。

さらにさかのぼると、奈良時代の歌人・大伴家持が『万葉集』で「石麻呂に 吾れもの申す 夏痩せに よしといふ物ぞ 鰻(むなぎ)取り食(め)せ」(=夏やせにはうなぎがよいので召し上がれ)と詠んでおり、うなぎが夏バテによいという言い伝えは古くからありました。加えて「丑の日に『う』のつくものを食べると病気をしない」という民間の食養生の考えもあり、うなぎは丑の日の食べ物としてぴったりだったのです。

土用の丑の日の風習

温泉

夏の土用の丑の日には、うなぎを食べる以外にもさまざまな習慣があります。

土用の丑の日は年に数日ありますが、人々がとくに意識するのは夏の土用です。湿度が高く気温も上がる夏は体調を崩しやすいため、「栄養のあるものを食べる」習慣が根づいたのでしょう。ほかの習慣も、夏を迎える準備として理にかなっています。

土用の虫干し:梅雨の間に湿気を含んだ衣類を風に当てて干す作業です。昔は衣類だけでなく、書物や掛け軸など大切なものも陰干しして乾燥させていました。

丑湯(うしゆ):薬草を入れたお湯につかる習慣です。江戸時代には桃の葉を使った「桃湯」が親しまれていました。あせもや湿疹ができやすい夏にぴったりですね。

なお、土用の期間は「土を動かしてはいけない」とされ、庭いじりや基礎工事などを避ける風習もあります。ただし例外の「間日(まび)」があり、この日は土いじりをしてもよいとされています。2026年の夏土用の間日は7月21日・28日・29日、8月2日です。

土用の丑には「う」のつく食べ物を

夏の土用の丑の日には、うなぎにかぎらず、縁起がよいとされる「う」のつく食べ物を取り入れてみましょう。

牛肉(うし):良質なたんぱく質が豊富。体内で作れない必須アミノ酸をバランスよく含みます。

梅干し(うめ):クエン酸が多く、疲労回復に役立ちます。すっぱさが食欲を後押ししてくれます。

瓜(うり):きゅうりやすいかなど瓜科の食材は水分が多く、体を冷やす働きがあります。ほてった体を整えたいときに。

うどん:のどごしがよく、食欲が落ちる時期でも食べやすい定番です。

このほか、夏が旬のしじみ(土用しじみ)も滋養があるとして親しまれています。地域によっては土用餅や土用卵を食べる風習もあります。

子どもに聞かれたときの答え方

「どうして土用の丑の日にうなぎを食べるの?」と子どもに聞かれたら——。

「暑い夏を元気に過ごせるように、昔の人が栄養たっぷりのうなぎを食べたんだよ。『う』のつく食べ物を食べると元気になれるって言われていたんだ」と伝えると、季節の行事に親しみを持ってもらいやすいですよ。

まとめ

土用の丑の日は年に数日ありますが、一般的には夏の土用の丑の日を指します。日付は毎年変わり、年によっては2日あります(一の丑・二の丑)。2026年の夏の土用の丑の日は7月26日(日)で、二の丑はありません。ぜひ準備をして、家族みんなで暑い夏をのりきってくださいね。

PICK UP -PR-

関連記事 RELATED ARTICLE

新着記事 LATEST ARTICLE

PICK UP -PR-