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掲載
2026年10月11日 08:11

子どもの成績が気になる親へ。まず見直したいのは勉強時間ではなかった

親なら気になる、子どもの学力。「集中力がない」「勉強に身が入らない」と感じることはありませんか? 実は、学力を伸ばすには、勉強だけでなく体力・睡眠・栄養も大きく関係しています。

書籍『一生モノの体を戦略的につくる 伸びごはん』(著:沼倉裕堅 料理監修:藤原朋未/日本文芸社)から、「体力と学力の関係」について、一部抜粋してお届けします。

成績が良い子の共通点は体力、睡眠、栄養

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※画像はイメージです

学力を支えているのは、頭の良さだけではありません。3つの要素が大きく関わっています。1つめは、長時間の学習に耐えられる体力です。姿勢を保ち、集中し続けるための行動体力と疲労した体や脳を回復させる防衛体力です。2つめは睡眠。睡眠と学力の関係については、多くの研究がされています。学校の開始時間を遅らせて睡眠時間を確保した場合、数学の成績が6〜8%程度向上したという研究もあり、睡眠の質と量が学力パフォーマンスに与える影響は小さくありません。3つめに栄養状態も脳の働きに大きく影響します。特に重要なのが鉄です。実際に、鉄が不足している子どもでは、注意力や集中力が低下しやすいことが複数の研究で報告されています。

学習は脳を消耗させます。十分な睡眠がなければ神経の修復は進まず、翌日の集中力は落ちます。栄養が不足すれば、神経伝達やエネルギー産生も滞るというわけです。

そのほか、運動習慣と学力の関係についても、多くの研究で関連が示されています。運動によって脳への血流が増え、記憶や集中力に関わる働きが高まります。体を動かしたあとに「頭がすっきりする」と感じるのは、こうした変化によるものです。私が中学生の頃、3年の夏まで運動系の部活動に打ち込んでいた仲間たちが、引退後に驚くほど集中して勉強に励み、成績を伸ばしていく姿を見ました。彼らはよく動き、よく眠り、よく食べていたことを思い出します。日々の習慣と部活動で培われた行動体力と回復力が、学習の土台になっていたのでしょう。

睡眠と学力の関係

一生モノの体を戦略的につくる 伸びごはん,日本文芸社

学力パフォーマンス向上のためには?

▶︎ 体を動かそう!

日頃から体をよく動かしている子どもほど学業成績が高い傾向があり、テストの点数でみると3~6%ほど高いという報告もあります。また、体力のある子どもは、成績上位に入る割合が1.2~1.5倍高いこともわかっています。運動は体力づくりだけでなく、集中力や学びの効率を高めるという意味でも、学力を支える大切な要素のひとつといえます。

▶︎ 鉄不足の影響

鉄欠乏のある子どもは、注意機能や実行機能のテストにおいて低い成績を示し、学業にも影響することが確認されています。また、鉄欠乏性貧血の場合には、認知機能スコアが健常群と比較して5~10ポイント程度低いとする報告も。また、幼少期の鉄不足の影響は一時的ではなく、後年まで持続する可能性が報告されています。一方で、鉄を適切に補うことで、注意力や集中力、記憶力が改善することも示されています。

続きはぜひ書籍でご覧ください。

一生モノの体を戦略的につくる 伸びごはん
(2026/10/11時点)
一生モノの体を戦略的につくる 伸びごはん,日本文芸社

「うちの子、ちゃんと成長できている?」そんな親の不安に、医学と栄養の両面から応える1冊。

書籍『一生モノの体を戦略的につくる 伸びごはん』(著:沼倉裕堅 料理監修:藤原朋未/日本文芸社)は、身長治療を専門とする整形外科医・沼倉裕堅さんが、成長期の子どもを持つ保護者に向けて、身長・体力・学力を支える生活習慣や栄養について解説。管理栄養士・藤原朋未さんによる、忙しい家庭でも実践しやすいレシピも紹介しています。

※本記事は、『一生モノの体を戦略的につくる 伸びごはん』<著:沼倉裕堅 料理監修:藤原朋未 /日本文芸社>より抜粋・再編集して作成しました。

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