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掲載
2026年10月19日 10:11
更新
2026年10月19日 16:02

まるでティアラのようなめがね!甲府の宝石×鯖江のめがねがひとつに MINAMIさんが制作した特別モデルの舞台裏

甲府市と鯖江市がタッグを組んだ「つくる」プロジェクトから、ついにコラボめがねが誕生! 制作にかかわったのは、人気インフルエンサー・MINAMIさん。9月19日、「第43回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2026 AUTUMN/WINTER」にて、両市長からMINAMIさんへコラボ作品「ジュエリー×めがね」の贈呈が行われました。

世界にひとつだけの「ジュエリー×めがね」が完成!

「宝石のまち」山梨県甲府市と、「めがねのまち」福井県鯖江市。国内有数のものづくり産地がタッグを組みました。

2026年4月、甲府市、鯖江市、甲府商工会議所、鯖江商工会議所、そして東京ガールズコレクションを企画・制作する株式会社W TOKYOは、地方創生に関する連携協定を締結しました。その一環として、地場産業の新たな価値と魅力を作り出すべく「ジュエリー×(かける)めがね」のコラボ作品制作が決まったのが、7月のこと。

3年連続で甲府ジュエリーアンバサダーを務める人気インフルエンサー・MINAMIさんを制作陣に迎え、自分らしく輝ける「ジュエリー×めがね」づくりがスタートしました。

「ジュエリー×めがね」作りは、創業1948年の老舗ジュエリーメーカー「株式会社秋山製作所」(甲府市)が宝石選びをサポートし、鯖江を代表するめがねフレームメーカーのひとつ「株式会社シャルマン」(鯖江市)がめがねのフレームとレンズ選びをアドバイスしながら進みました。

完成した「ジュエリー×めがね」は、「第43回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2026 AUTUMN/WINTER」の「KOFU × SABAE SPECIAL STAGE」ランウェイで披露されることが決まっていました。

MINAMIさんは「東京ガールズコレクションのステージで身につけるものなので、すごく楽しみ」と意気込み、「ジュエリー×めがね」の制作に挑戦。そうして作り上げられた世界に一つだけの作品がついに完成し、お披露目されました。贈呈の模様をレポートします。

MINAMIさんの誕生石であるペリドットをメインに、天然石ならではの透明感を持つホワイトトパーズが脇を彩る、シルバーのリムレスメガネ。エッジの効いたデザインのレンズは、ステージでの見え方を考慮して超低反射レンズを採用

遠目からでも上品で美しい輝きが伝わる、まるでティアラのようなめがねが、MINAMIさんの前に運ばれます。

この日のMINAMIさんの衣装は、シルキーなミントグリーン。鮮やかな緑色のペリドットとシンクロし、美しく引き立て合っています。

制作から約2ヶ月の時を経て形になった、自身の手によるオンリーワンのめがね。思わず歓声を上げるMINAMIさん

甲府市の樋口雄一市長が「鯖江のめがねと甲府のジュエリーで作りました。今日はこれをつけてがんばってください」とエールを送り、MINAMIさんがさっそくかけると、鯖江市の佐々木勝久市長が満面の笑みで「いいねえ!」と拍手を送ります。

まるでティアラのような輝きに「これをかけてステージを歩くのが楽しみ!」

今回のコラボ作品は、美しさもさることながら、地方創生への意気込みやものづくり世代のクリエイティブなパワー、そして次世代へ脈々と続いていくであろうエネルギーを放っています。そんな「ジュエリー×めがね」を前に、3人にお話をうかがいました。

左から、佐々木市長、MINAMIさん、樋口市長

ーー7月に自らの手でパーツを選んだ「ジュエリー×めがね」がお披露目となりました。実物を前に、いかがですか?

MINAMIさん(以下、MINAMI) 私は元々ジュエリーもめがねも大好きなのですが、こんなふうにめがねにジュエリーがあしらわれている、どちらの要素も併せ持っているアイテムを持っていないので、とても感動しています。自分が制作にかかわったものがこんなにかわいく出来上がってきて、今日これをつけて歩けるなんてとてもうれしいです。

ーーティアラのようでとても美しいですよね。これをつけてステージを歩くとき、どんな気持ちになると思いますか?

MINAMI どんな見え方になるんだろう? というのが気になりますね。制作過程では、まず輝きについて「どうしたらステージ上で目立つかな?」とジュエリーを選びました。同時に、めがねのデザインについても「どんなデザインがトレンドとマッチするんだろう」とすごく考えました。だからこそ、「今日のステージはどうなるんだろう!」と楽しみです。

地場産業の数だけかけ合わせがある

ーー甲府市の樋口雄一市長と鯖江市の佐々木勝久市長にもお話をうかがいます。こうして両市の技術が融合した作品を通じて、それぞれの地域の魅力をどのように伝えたいですか?

樋口市長 「宝石のまち」と「めがねのまち」という、その名の通りの地場産業が、こうして「ジュエリー×めがね」というかたちになり、甲府ジュエリーアンバサダーのMINAMIさんにかけていただいてステージで多くのみなさんに見ていただけることは、とてもうれしいです。

樋口市長 さきほどMINAMIさんが、石の選び方やめがねの選び方についてお話しされていましたが、甲府市では2026年4月から「ジュエリースタート事業」を開始しました。甲府市で生まれたお子さま全員に、ジュエリー協会のご協力で誕生石をプレゼントする事業です。そういった取り組みや、今回のコラボめがねを通じて、ジュエリーとめがねの魅力が、みなさんにお届けできればうれしいなと思います。

佐々木市長 宝石とめがねは、両市のいちばんの強みですよね。それらをかけ合わせ、さらにMINAMIさんにつけていただくことで、100倍くらい魅力が発揮されるのではないかと思います。特に若いみなさんに「ものづくりってステキなんだよ」ということをMINAMIさんのお力をお借りして届けられたらいいなと思っています。

ーー両市のコラボ作品がついに完成しましたが、「ものづくりプロジェクト」を通じてどのようなことを感じていますか。

樋口市長 ものづくり、地域の力、そしてそれが若い人たちの手によって未来に繋がっていく、ということで、とてもいい第一歩が踏み出せたのではないかな、と実感しています。

佐々木市長 みなさんのお力をお借りして、若いみなさんとどうやったら交流できるか考えながら、プロジェクトに取り組む中で、甲府市とは小学校の交流や、職員同士・産業界での交流も広がっていきました。交流を通じてお互いの地域がもっともっと賑やかになり、全国への発信にもつながる。この取り組みが、国に対してひとつのロールモデルを示せるのではないかと期待しています。

佐々木市長 全国のみなさんに「こういった形で一緒にいろんなことをやろう」と伝えることができる、大きな第一歩になったと感じています。

ーー今後はこのプロジェクトにどのような展開を期待していますか?

樋口市長 今日を出発点として、さらに広げていくことが大事だと思います。ジュエリー業者のみなさんと鯖江市のめがね業者のみなさんの力をさらにかけ合わせていきたいです。そのほかにも甲府には甲州印傳やワイン、鯖江には越前漆器やお酒などいっぱいありますので、どんどん相乗効果で取り組んでいきたいです。

佐々木市長 我々のような小さな自治体だけではなかなかできない企画も、甲府市さんとかけ合わせると可能になることがあります。いろいろご提案させていただきながら、もっとプロジェクトを大きく育てていけると思っています。

(撮影:松野葉子 文:有山千春)

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