不要なガラケーは買取に出そう! 売れる条件と人気機種、買取店の選び方
いまやスマートフォンが携帯電話のスタンダード。ガラケーを見かける機会は減ってきました。ところが、いまもガラケー需要はあり、買取の対象となっている機種も少なくないのだとか。そこで、買取可能なガラケーの条件や買取店の選び方、売却する際にチェックすべき点についてご紹介します。
買取してもらえるガラケーの条件とは
買取可能なガラケーには、一つだけ必須条件があります。それは、SIMカードを挿すことができるガラケーであること。SIMカードはスマートフォンとともに登場したと思われがちですが、第三世代のガラケーが登場した際に初めて採用されました(docomoでいうならFOMA、auでいうならCDMA 1X)。つまり、SIMカードに対応しているガラケーであれば、スマートフォンのSIMカードを差し込んで使うことができるというわけなんです。逆にいうなら、SIMカードに対応していないガラケーは使用することができません。そのため、SIMカードに対応したものであれば、買取が可能になっています。
人気のガラケーは?
ガラケーのなかでも、とくに人気が高いのがdocomoのガラケーです。理由としては、ガラケーを使用している割合が高い高齢者層をdocomoが多く抱えていることが考えられます。とくに人気が高いのが、D905iという機種。十字ボタンがついていて、くるくる回して使うのが特徴。操作性がよく、愛用する人がいまだに多いため、買取価格も高くなっているのだそう。同様に、NECやパナソニック、ソニー、三菱電機、シャープといったおなじみのメーカーはそれぞれに根強いファンが多く、いずれも高値で買取されています。
売れないガラケーは?
逆に、コンディションが悪ければ、SIMカードに対応していても買取対象とはなりません。例えば、画面が割れてしまっているものや接触不良を起こしているもの、バッテリーが消耗しきっているものなど。使用するのに差し障りがあるものは、買取不可となっているようです。
ガラケー買取店の選び方
ガラケーは、携帯電話を買取している店舗のほとんどで買取対象となっています。例えば、ゲオやブックオフといった総合買取店、ダイワンテレコムやイオシスなどの携帯買取専門店などがその例です。
買取方法としては店頭買取・宅配買取・出張買取の3つの方法があります。店頭買取は、ガラケーを自分で店舗に持ち込んで買取を依頼する方法です。すぐに査定してもらえて、その場で現金化できるのがメリット。
宅配買取は、宅配便を使ってガラケーを送付し、査定・買取を依頼するというもの。自宅にいながら手続きできるので、忙しい人に向いています。
出張買取は、店舗のスタッフが自宅に訪問し、査定・買取を行う方法です。やはり自宅で手続きが完了し、代金もその場で受け取ることができます。
ガラケーを売る際のチェックポイント
ガラケー内のデータを消去する
ガラケーには個人情報が含まれているため、買取に出す際はデータを完全に消去する必要があります。必ず端末の初期化を行ってください。大切なデータが入っている場合は、きちんとバックアップしておきましょう。SIMカードも忘れずに取り出してください。
ガラケーを充電しておく
充電した状態で買取店に持ち込むことも推奨されています。店舗にて動作確認を行う際に、電源を入れる必要があるためです。買取を依頼する店舗に充電器がおいてあるとは限りません。万が一、バッテリーが切れていて動作確認ができない場合、買取を拒否される場合もあります。とくに、古いガラケーほど、バッテリーが減るスピードが早いので注意が必要です。
身分証明書を持参する
ガラケーを店頭買取に出す際、必ず身分証明書の提示を求められます。忘れると買取してもらうことができないので、運転免許証や健康保険証、パスポートなど、身分を証明できる書類を忘れずに持参しましょう。
まとめ
なんとなく昔使っていたガラケーを捨てられず、タンスの奥にしまったままにしていませんか? 今なら、機種やコンディション次第では、比較的高値での買取が期待できます。使わないままはもったいない! ニーズがまだあるうちに、買取店へ持っていきましょう。
