【専門家が教える】初心者が育てやすい観葉植物8選
お部屋にグリーンがあると、パッと印象が明るくなりますよね。インテリアに、ぜひ観葉植物を取り入れてみませんか? 「育てるのが難しそう」「いつも枯らしてしまう」なんて悩んでいる方でも、育てやすい植物を選べば大丈夫。自分に合った観葉植物を探してみましょう!
こんにちは! 整理収納アドバイザーの三吉まゆみです。
インテリアの一部として親しまれている観葉植物。お部屋の中に緑があると、室内にいながら小さな自然を感じることができて、癒されますよね。
「育ててみたいけれど毎回枯らしてしまう」「どんな植物が育てやすいのかわからなくて、買うのを躊躇してしまう」というあなたでも大丈夫!
「枯らす天才」と自負している筆者ですが、いくつもの観葉植物を育ててきた中で、「これは育てやすい」という観葉植物をまとめてみました。ぜひ参考にしてください!
観葉植物はどこで買える?
観葉植物と一言でいっても、大きなものから小さなものまでサイズがあり、扱っている種類もお店によって異なります。
どんなお店で取り扱っているか、また、それぞれのお店でどのような種類の植物を取り扱っているかご紹介します。
ホームセンター
まず思いつくのが、ホームセンター。規模の大きいホームセンターでは、室内用の観葉植物専用コーナーもあります。
ホームセンターのメリットは
1.大きいサイズから小さいサイズまで取り扱っている
2.種類が豊富
3.園芸専門のスタッフがいることが多く、育て方などを聞ける
4.必要な道具(土、鉢、栄養剤など)も一緒にそろえられる
などが挙げられます。
お近くのホームセンターの園芸コーナーをチェックしてみてくださいね!
100円ショップや300円ショップ
最近は100円ショップや300円ショップでも、植物の取り扱いが増えています。100円ショップでは、小さめの手のひらサイズの植物を取り扱っているため、初心者の方でもチャレンジしやすいです。
100円ショップ、300円ショップのメリットは、
1.安い
2.サイズが小さいので、初心者でも買いやすい
3.主に育てやすい植物を扱っているため、初心者でも挑戦しやすい
ということ。
100円ショップでは、ダイソーやナチュラルキッチン系列のお店が種類豊富です。3COINS(スリーコインズ)やsalut!(サリュ)では300円で取り扱っているので、こちらもチェックしてみてくださいね。
雑貨屋
インテリアに取り入れる人が多いため、雑貨屋でも観葉植物を取り扱っているお店は多いです。少しお値段は張りますが、プレゼントとして買う方もいますよ。
雑貨屋のメリットは
1.おしゃれな鉢とセットになっていることが多い
2.ディスプレイを通して、飾り方を参考にできる
という点。自分好みのインテリアショップなら、部屋に飾るときのイメージもつかみやすいかも。お部屋のテイストに合ったものを、チョイスしやすいです。
初心者向け! 育てやすい観葉植物
枯らしてしまった経験のある人でも、育てやすい種類を選べば大丈夫!
ここで紹介する観葉植物は、そんなに神経質にならなくても元気に育ってくれる植物ばかりです。お水をあげ忘れてしまった日があっても問題ないくらいどれも丈夫なので、初めて植物を取り入れる人にもおすすめですよ。
アイビー
小さ目グリーンの定番ともいえるアイビー。ヘデラという名前で取り扱っていることもあります。
家の塀などに一面這わせているお家を見かけたことはありませんか? 大きさは違えど、実は同じくアイビーなのです。
ツタ植物のため、下に伸びる特徴があり、高い位置から垂らして置く飾り方がオススメ。
濃いグリーンのものや、葉の形が特徴的なもの、斑入りのものなど、種類もたくさんあるので、お気に入りのアイビーを見つけてみてくださいね。
シュガーバイン
こちらもアイビーと同じく、下に垂れるタイプの植物です。5枚の葉がお花のような形でついていて、かわいらしい印象です。
垂れている様子はナチュラルな雰囲気があり、インテリアに動きをプラスしてくれますね。
伸びてきたら途中でカットして、水に挿しておくと根が出てくるので、増やすことも簡単にできます。
ポトス
大き目の葉っぱで、みずみずしい印象のポトス。水をあげればどんどん新しい葉を出し、もりもりと育ちます。
育てやすい植物ナンバーワンと評判も高いので、自信のない方にもおすすめ!
筆者の自宅ではマーブル調の模様が入った種類を育てていますが、単色で濃い色のものや、ライム色のものなど、種類がたくさんあります。
お気に入りを探してみてくださいね。
パキラ
育てやすくて人気のあるパキラ。手をパッと広げたような葉の付き方が特徴です。
大きなサイズを飾っているお家をよく見かけますが、100円ショップでも小さなものが売っています。
小さいサイズは幹も緑で柔らかく、華奢なイメージですが、長く育てていると幹の部分が「木質化」するので、安定した見た目になります。
ウンベラータ
おしゃれなインテリアの人に根強い人気なのが、ウンベラータ。幹の部分が白っぽい茶色なので、ナチュラルな雰囲気にピッタリです。また、葉っぱの形が「ハート型」というのも人気の一つ。家にあるだけでハッピーな気持ちになりそうですね!
最近は雑貨屋での取り扱いが多く、20cmほどの小さなサイズも見かけます。小さいサイズを買って大きく育てるのも楽しいですよ♪
エバーフレッシュ
細かい葉っぱが、いくつも並んでついているエバーフレッシュ。筆者の自宅でも、2年前から育てています。
ネムノキの仲間で、夜になると葉を閉じ、朝、太陽とともに葉を開くのが特徴です。夜になると眠ってしまう姿が人間のようでかわいらしく、さらに育てやすい、筆者一押しの観葉植物です。
たまに水を数日間あげ忘れてしまうと、日中でも葉を閉じて元気がなくなってしまいますが、水をたっぷりあげると数十分でシャキッとします。
植物の状態がとてもわかりやすいので、初心者の方にもおすすめです!
ガジュマル
ぼってりとしたユニークな幹の形が特徴的なガジュマル。古くから「キジムナー」という精霊が宿る木とも言われていて、「幸せを呼ぶ観葉植物」として親しまれています。
幹の形は同じものは一つとしてなく、面白い形のものを選ぶのも楽しいです。インパクトのあるフォルムなので、置いておくだけで存在感がありますね!
熱帯から亜熱帯に分布する植物なので、日光のよく当たる場所で管理してくださいね。
カポック
別名シェフレラとも呼ばれています。100円ショップでの取り扱いも多く、どんな環境でもうまく育つと言われています。丸みのある葉がお花のようについているのが特徴で、濃い緑のもの、斑入りのものなどがあり!
原産地は中国や台湾で、日本の気候と近いため、日の当たる室内で、土が乾いた頃にきちんと水をあげれば順調に育ちます。
観葉植物をうまく育てるコツは?
日当たり
丈夫な観葉植物を紹介してきましたが、どんなに強い植物でも日光は絶対に必要です。そのため、窓のないトイレや、玄関などに飾るのはなるべく避けるようにしましょう。
逆に、直射日光が当たる場所も、葉焼けを起こしてしまうおそれがあるため、レースカーテン越しに日光が入る場所や、風通しの良い明るい室内がベストと言われています。
水やりの頻度
日光と同じく大事なのが水。この二つは植物が成長するうえで欠かせないものです。カラカラに乾いてしまうと、葉を落として枯れてしまい、逆に水を上げすぎると蒸れによる根腐れをおこしてしまいます。
では、どのくらいの頻度で水をあげるのがベストなのでしょうか?
季節にもよりますが、
・夏は1~2日に1回
・冬は3~4日に1回
くらいがベストと言われています。
あとは目安として、表面の土が乾いてきたときが水やりのタイミング。触ってみて土が湿っているうちはあげなくても大丈夫です。
温度管理
ここで紹介した観葉植物は、ある程度気温の変化に耐えられる種類ですが、基本的には15℃以上の気温で元気に育ち、冬は10℃以下にならない場所で管理するのが安心です。
人が過ごしやすいと感じる温度であれば問題なく育ちますが、夏や冬はエアコンを使うご家庭が多いので気を付けてください。
エアコンの風が直接当たってしまうと、元気がなくなってしまうので、置く場所を選びましょう。
まとめ
今回は数ある観葉植物の中でも、特に育てやすいものをご紹介しました。まずは、小さなサイズのものからチャレンジしてみませんか?
植物が部屋にあるだけで、爽やかで明るい雰囲気になります。ぜひインテリアの一部として取り入れて、癒されてくださいね!