
コストコラップの魅力 | 切れ味・容量・機能を比較してみた
コストコには、海外製のラップが販売されていますが、本当に使って大丈夫なのでしょうか? 切れ味や容量など、日本製のラップとの違いについて比較してみました! この記事では、コストコで販売しているものと、市販の日本メーカーのラップとの違いと、節約できる使い方について紹介していきたいと思います。
コストコアドバイザーのコストコ男子です。
今回はコストコで売っているラップと、市販されている国産のラップとの違いについて紹介していきます。
値段や容量などを比較していった結果、最後に衝撃的な大ドンデン返しの結果が待ち構えていましたよ。
さあ、どんなドンデン返しが待ち構えているのでしょうか?
さっそく見ていきましょう。
コストコのラップを日本製と比較してみました

コストコのラップを日本製のラップと比較するために、ピックアップした商品がこちらの2種類です!
●KIRKLAND SIGNATURE
ストレッチタイトフードラップ3000
内容量:30.48cm×914.4m
値段:1,848円
●KIRKLAND SIGNATURE
ストレッチタイトフードラップ750
内容量:30.16cm×231.03m×2
値段:1,348円
※写真のラップはこちらの商品
どちらの商品もコストコオリジナルブランドのKIRKLAND SIGNATUREの商品。こちらと日本製のラップについて、比較していきたいと思います。
【コストコvs日本製】値段を比較
では、さっそく値段を確認してみますね。日本製のラップとそもそもの長さが違うので、1mあたりの値段を比較してみました。
日本製のラップの値段は、西友ネットスーパーの値段を参考に算出してみましたよ。
【1mあたりの値段(幅約30cm)】
●ストレッチタイトフードラップ 約2~3円
●日本製のラップ 約7~8円
これはコストコのストレッチタイトフードラップの圧勝! なんと倍以上、値段が安かったです。
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西友ネットスーパー
旭化成ホームプロダクツ サランラップ
・30cm×20m 143円(税込):約7.2円/m
・30cm×50m 385円(税込):約7.7円/m
【コストコvs日本製】容量を比較

値段ではコストコのストレッチタイトフードラップが圧勝でしたが、容量のほうはどうでしょうか?
【1セットあたりの容量】
●コストコ
ストレッチタイトフードラップ3000→長さ914.4m
ストレッチタイトフードラップ750→長さ(2本で)462m
●日本製
日本製のラップ→長さ20m~50m
さすがはコストコ! なかなか使いきるのは、難しいくらいの長さなのではないでしょうか。
【コストコvs日本製】カッターの切れ味
カッターの切れ味についても比較してみましたが、こちらもコストコのストレッチタイトフードラップの圧勝でした。
日本のラップは、ご存知の通り、ギザギザの刃がすでについていて、そこでカットするときにビリビリといった感じでカットします。
一方、コストコのラップのほうは、スライドカッターをセットするタイプなので、ラップを切るときにはスーッとつまみをスライドするだけ。
「あれっ? ひょっとして切れてない?」
って勘違いしてしまうくらいの切れ味で、慣れてくるとこれがストレス解消になるくらい気持ちがいいんですよね。
一度、このスライドカッターを使うと元に戻れないかもしれませんよ。
【コストコvs日本製】ラップの密着性と伸び


ラップの密着性と伸びについては、かなり互角の戦いになりました。
かなり微妙ではありますが、やはりコストコのストレッチタイトフードラップのほうが、密着性に優れています。
伸びのほうは、あまり大きな違いはありませんでした。
【コストコvs日本製】耐熱温度


ラップを選ぶ際に、実は一番重視しなければならないのが耐熱温度です。調べてみると驚きの事実が判明しましたよ!
●コストコ
ストレッチタイトフードラップ→耐熱温度82℃
●日本製
日本製のラップ→耐熱温度140℃
「あれっ? コストコのストレッチタイトフードラップって、耐熱温度が100℃もないの?」
って思われたと思います。はい! そうなんです。コストコのストレッチタイトフードラップは、耐熱温度が低いんですよね。
特に電子レンジで使うのは、コストコ男子的にはおすすめしません。
別に電子レンジにいれるなとは書いてないのですが、
”油性の強い食品を直接包んで電子レンジに入れないでください。”
って書いてあります。これは電子レンジで加熱したときに、油が100℃以上の高温になると耐えられないからということなんですね。
ラップはコストコと日本製の使い分けがベスト!


ということで、比較項目の大部分でコストコのストレッチタイトフードラップが圧勝となったのですが、肝心の耐熱温度のところで日本製のラップに負けてしまいました。
ということは、コストコと日本製のラップを両方買って、使い分けすればイイトコドリできてしまうってことなんですね!
コストコ男子の家では、冷蔵や冷凍で後から加熱しないものはコストコのストレッチタイトフードラップ、加熱するものは日本製のラップという使い分けをしています。
これだけでも、ラップにかけるコストってかなり節約することができますよ。
ぜひ、あなたも試してみてくださいね。
コストコのラップを購入するときの注意点


コストコで売っているラップの中で、日本製のラップについては、特に注意点が無いのですが、問題は海外製のストレッチタイトフードラップです。
このストレッチタイトフードラップは、大きいものと小さいものの2種類が販売されているのですが、実は箱のサイズはどちらもビッグサイズ!
スライド式のカッターがついていて、とっても機能的なのが特徴ですが、収納するスペースを確保してから買わないと、置き場所がないっていうことになってしまうので、注意してくださいね!
ストレッチタイトフードラップの箱のサイズを書いておくので、置き場所の寸法を測ってから買いに行ってください。
【ストレッチタイトフードラップ3000の箱のサイズ】
幅37.5cm×奥行15cm×高さ14cm
【ストレッチタイトフードラップ750の箱のサイズ】
幅33cm×奥行7.5cm×高さ7.5cm
コストコにも売っている日本製のラップ

加熱するかしないかで使い分けることを考えると、日本製のラップはどこで買えばいいのでしょうか?
実は、コストコには海外製のラップ以外にも、日本メーカーのラップもちゃ~んと置いてあるんですよね! これを買わない手はありません。
2018年現在、コストコ幕張倉庫店で販売されていた日本メーカーのラップは、こちらの3種類です。
●オカモト やさしいラップ
内容量:30cm×50m×8本
値段:978円
●ニュークレラップ
内容量:30cm×50m×3本
値段:998円
●ニュークレラップ
内容量:22cm×50m×3本
値段:748円
ちなみに、コストコ男子がリピ買いしている日本メーカーのラップは「オカモト やさしいラップ」です。
普通のところで売っているラップって20mとか短いものがほとんどなのですが、コストコで売っている国産メーカーのラップはどれも50mの大容量。
1mあたりの値段を算出してみると……
●オカモト やさしいラップ(幅30cm)→約3円
●ニュークレラップ(幅30cm)→約7円
●ニュークレラップ(幅22cm)→約5円
ということで、「オカモト やさしいラップ」がダントツで安いんです!
ほかにもあるコストコのラップ(海外製)
実はコストコ男子は、ストレッチタイトフードラップ750とオカモトやさしいラップ以外に、もう1本常備しているラップがあるんです。
それがこちら!

●GLAD プレスアンドシール 多用途フード保存ラップ
内容量:43.4m×3
値段:1,578円
これ、1mあたりの値段が約12円と、最も高い価格帯のラップなんですけど、本当にすごいんです。
ラップの表面に、このようにツブツブがついていているんですよ。

しかも、このラップは、片面だけにチューインガムと同じ成分の粘着力がある成分がついているので、食材が空気に触れないように密閉することができるんです!
もちろん、この粘着力のある成分は食品用接着剤として、アメリカの機関が認可しているものなので、安全性は問題ありませんよ。
使い方の例としては……
例)小さい子がコップでお茶を飲む場合


例)トマトを保存


例)ネギを保存


例)カレーを保存


例)魚を保存


とにかく密閉性がいいので、このほかにも、サラダを新鮮なまま保存するときとか、ハンバーグをつくるときなど、こねた肉をボールに入れて、ねかしておくときに使っています。
まとめ
コストコで販売しているラップは、日本メーカーのものと海外メーカーのものがあり、どちらも一長一短があります。
それぞれのメリットを生かすために、使い分けをすることが一番節約できて上手な使い方なんですね。
あなたもコストコで売っているラップを使い分けしてみませんか?