使っていない100均のコの字ラックを簡単リメイク! 収納&活用法
ご自宅の収納でコの字ラックを活用している方も多いのではないでしょうか? 最近は100円ショップでも、オシャレなコの字ラックが増えてきましたよね。しかし、一方で使い方がわからず処分しようとしている方も。今回はコの字ラックの活用方法をご紹介します。使い方に悩んでいる方、ぜひチェックしてくださいね。
こんにちは。ライフオーガナイザー®のうめだあさみです。
100円ショップで手軽に手に入るコの字ラック。大がかりなDIYや出費のかかる棚の作成もなく、気軽に収納スペースを作ることができるため、活用しているご家庭も多いのではないでしょうか?
最近は100円ショップでも、デザイン性の高いクリア素材や、スチール素材も販売されるようになり、さまざまなデザインの中から選ぶ楽しみも増えてきましたよね。
そんな中、以前に購入したプラスチック天板・スチール脚の、昔ながらのデザインの「THE・コの字ラック」。使うことがなくなったし、手放そうかしら……? と思っている方へ。
向きを変え、形を変え、再活用している我が家の事例をご紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね!
【活用1】逆さまにして、空中に収納を
収納庫の上を見上げると、ちょっとしたスペースが。「この場所に棚があったら助かるのになぁ……」と思うことはありませんか?
とはいえ、わざわざ壁に穴をあけるほどでもない気がするし、DIYをするのもおっくう! 何より、手間も時間もお金もかけたくない……。
そんな時には、100均コの字ラックを使って、簡易空中棚を作ってみませんか?
使用するのは、コの字ラックと突っ張り棒2本。どちらも100円ショップで簡単に手に入るため、意外と余っていたりしませんか?
突っ張り棒は対象場所に長さが合っていたら、2本の長さが違っていても大きな問題はありません。見えない場所なら、わざわざ買い足さなくても、余っているモノでOKです!
手順は簡単!
①突っ張り棒を2本、天井に近い場所に取り付ける
②コの字ラックの足部分を取り外す
③外した足部分を突っ張り棒に引っ掛ける
④足部分に天板を取り付ける
これだけで完成!
あまり重いモノを置いてしまうと落ちてしまう可能性がありますが、軽いモノなら置けるので、ちょっとした棚に。
我が家はキッチン横の収納庫上に、空中収納棚を増設。結束バンドとフックの収納場所にしています。網目状の天板が、フックを引っかけるのにピッタリです。
モノがたくさん詰まった収納庫の中で、これらの小さなモノは迷子になりがちでした。コの字ラックを活用した空中棚収納で、探すことなくすぐ手に取ることができるようになりました。
また、洗面台下収納でも活用!
洗面ボウルや配管の凹凸で、ラックなどを納めることができず、上部が活用できませんでした。そこでコの字ラック空中収納棚を設置し、重さのないコンタクトレンズ収納に。
夫と私のコンタクトレンズのストックを収納しています。他のものに埋もれることなく、在庫管理もラクに行えるようになりました。
【活用2】トレイを付けてちょっとオシャレに
我が家では布団派の子どもたち。目覚まし時計を枕元に置くため、コの字ラックを活用しています。
家具などの収納棚は大きい上、床で寝ている子どもの手が届きません。とはいえ、目覚まし時計を床に置きっ放しにしておくと、布団の中に取り込んでしまい(笑)、毎朝鳴り続けるアラーム音を頼りに目覚まし時計を探す羽目に。(←しっかり目は覚めますが、少しストレス笑)そのため、コの字ラックは、目覚まし時計を置くためだけのちょっとした棚に最適です。
ただ、天板の隙間のせいで時計が傾く点と、見た目が子どもたちに不評。しかしトレイ1枚で、簡単に2つの問題点を解決することができました。
100円ショップで、天板部分と同じサイズのトレイを購入します。少しぐらい誤差があっても大丈夫! 大きな問題にはなりません。
トレイの両脇に穴を開け、結束バンドで固定するだけ。
トレイのお陰で隙間がなくなり、目覚まし時計が傾くことはなくなりました。そのうえ、子どもたちが選んだトレイのデザインで気分もアップです。
トレイ1枚設置しただけですが、「THE・コの字ラック」な見た目がグッと変わります。
【活用3】脚を外して薄いモノを納める場所を確保
便利なコの字ラックですが、高さが調整できないのが意外と困りどころ。
購入したものの、高さが合わずに使いこなせなかった……そんなコの字ラックはありませんか? 脚を外して、活用してみる手もありますよ!
コの字ラックの脚を外し、棚部分だけにしても数センチの高さが生じます。
足を外したコの字ラックは、キャビネット内で活用しています。
使用頻度の低い封筒は、マスキングテープを納めたケースの下に置いてありましたが、使用するたびに上のケースを移動するのが手間。
たった数センチではありますが、隙間ができたことで上のモノを移動する手間なく、下のモノを取り出せるようになりました。
メモ用紙などの、薄いちょっとしたモノの定位置づくりにも活躍しています。
【番外編】食器のガタつき予防に
食器棚でも活用することが多いコの字ラック。見えない場所だからと活用していたものの、穴のある形状の天板は、食器とどうにも相性が悪い。
取り出したい食器がうまく滑らず、ガチャガチャと音を立てる様子は、食器に傷がつきそうで心配になってしまいますよね……。
仕方がないので、ラックから持ち上げて出そうにも、狭い食器棚の中では手間。
そんな時は、100円ショップで購入できるプラ板を活用してみましょう。天板の大きさにカットして置くだけで、お皿の滑りが良くなりガチャガチャ音を予防してくれます。
取り出す際にお皿を滑らせることができるようになるので、狭い食器棚の中で最小限持ち上げるだけで取り出せるように! 食器棚の中のちょっとしたストレスが軽減されますよ♪
まとめ
クリアな一枚板のコの字ラック、木製のコの字ラック、幅を変えられるコの字ラック……。オシャレで機能的な商品の登場に、取り残されがちだった昔ながらのコの字ラック。
みなさんのご自宅に、眠っているコの字ラックはありませんか? 「使えるけど、ちょっと……」というネガティブな気持ちで処分する前に、活用できる場所をぜひ見つけてみましょう! 簡単なひと手間でまた活用することができるようになりますよ。